ゴーヤ喰え喰え


よいシステム という記事で, 「憶えることが少ない程, よいシステムだ」といったが, 気が変わった. これは間違っておる.

使い勝手が統一され, 憶えることが非常に少ないシステムってのは, だめである.

その理由は簡単で, つまり, ものごとをやる方法は 一つではない, ということだ. いろんな方法があった方がよく, 一つに統一されているのは, あんまり良くないのだ.

一つに統一されているのが何故よくないのかというと, 世の中, 事情はどんどん変わって行くので, それにしたがって直観や論理も 変わって行く, そんなとき, 統一されちゃってると引っ越しが大変だったりする. 進歩するのが大変になるのだ. それから, 使い勝手が非常にうまく統一されていると, ユーザが怠けて馬鹿になる. これも非常に具合が悪い. 人に優しいのが必ずしも良いとは限らないのだ. あんまりてんでバラバラなのも具合が悪いが, ある程度ユーザに刺激が無いとダメでは?

しかし, 統一された, 最高のインターフェースを追求する, とか, 追求した, となると, なんつうか, クラっとくるものがあるんですな. わかるでしょ? 多かれ少なかれ誰にでも, 「世界が一つになれば」, という 願いというか妄想というか, があるわけでして.

でも fonts.dir とか fonts.alias は刺激ありすぎ. てゆうか ウザすぎ.

2000/05/16

近所の八百屋でゴーヤ(ニガウリ)を売ってたので, 夕食にゴーヤちゃんぷる を作る. ゴーヤちゃんぷるは沖縄の料理で, 材料はニガウリと豆腐と玉子だ. これをテキトーに炒めればできあがりである. 豆腐は水を切る必要があり, これが唯一, 若干面倒かも. また, 豆腐は前もって炒めておく. それから, ニガウリをうまく薄く切るのは, 良く切れる包丁が欲しいところだ. けっこううまくできたが, やはり苦いので好き嫌いはあるもよう.

ところで, 久々の馬鹿ハウツウものでしたが, こないだの「露営 ハウツウ」はいかがだったでしょうか. ご存知ない方のために断っておくと, この, お馬鹿的ハウツウシリーズは, 直接には JFプロジェクト のドキュメントの書き方などを参考に, 「こういうアホな howto 無いかの」 という冗談としてやっているものです. JF プロジェクトは, 御覧のとおり, Linux 関連の様々な情報をテーマ指向で日本語で提供する, というもので, 日本の Linux 者には無くてはならない存在です.


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