高い方が偉いんだったら軌道エレベータとか人工衛星が一番偉いってことになる わけだが, そうではなく, こう, 地表のでっぱりが, どこまで突き出しているか, というところに 値打ちがあるわけですね. 解るでしょ? フリーソフトでどこまでできるか?みたいなところに値打ちがあるのと 似たようなもんすよ. だいぶ違いますね. すんません.
世界で一番高い山は, チョモランマというかサガルマタというか エベレストというか, まあ, あの山ですな. ネパールとチベット国境にある, 8850m前後のやつ. アレは長い時間かけた造山運動の末にできたもんで, なんでも昔は海底だったとか. 貝の化石が見つかるとかいう話を聞いたことがある. アジアにインドが南からずごーんとつっこんできて(インドもアジアですがね), よったシワがヒマラヤらしい. だから, ものすごく長い時間かけてできあがったものだ.
ところで我が富士山は火山である. 火山の特徴は「成り上がり」だ. あっという間に高くなる. どれくらいあっと言う間か, というのをわりとよく表す例が, 高山植物などの, 氷河期の生物だ. 飛騨山脈や赤石山脈は, 氷河期の時代からずっと高いままなので, その頃の生物が生き残っている. 雷鳥とか, へんてこな高山植物などである. ところが, 富士山にはそういうものが全然無い. まあ, 度重なる噴火でそんなものが居たとしても ぶっ飛んでしまうというのもあるだろうが, これは富士山がわりと新しい山だということなのだ.
僅かの間に高くなる秘密は, ずどーんと吹き出す火山噴出物である. 噴火一発でけっこう高くなったりする. 低くなる場合もあるわけだが. というわけで, 期待. 富士山大噴火して, エベレスト抜かんかのう. 9000m の大台に. いや, 10000m 超えて, 成層圏まで. そうなったらすげえぞー. 歩いて行ける成層圏だ! たまんねえな. そして, そこに天文台を作ろう. きっと, 氷河もできるね.
まてよ. 単純に考えて, こう, 高さが 3倍になったら, 横幅も 3倍. でも, 下に行くにしたがってなだらかだから, 3倍じゃ済まんだろ. 裾野は, ありゃどれくらい広くなるんだ? 箱根は吸収合併される?
えー, そうなんすよ. 実は, 上が重くなったらその分, 下に浮きを付けないとバランスが持たんのですな. なんて言ったっけ. 昔理科で習ったぞ. わしらの地面って たしか, マグマみたいのの上に浮いてるんだよ. 火山が急に高くなったら, 周りの地面もだいぶ具合悪いだろうなあ. ボコっと凹んだりしたら, 日本沈没 じゃ. 富士山以外全部沈没. なんちて.
チョモランマは無理でも, せめてモンブラン (4807m) は抜いて欲しいね. 頑張れ 頑張れ富士山!高いぞ高いぞ富士山! そうすりゃ一年中アイスクライミングやらスキーやらできて, しかも麓で潜りとか船とかで遊べて, うー!こりゃたまらんわい. 最高じゃよ!
パソコンはもっと頑丈じゃなければだめじゃ. せめて電卓並には頑丈になってほしいね. 電卓並に簡単になるわけないけど, 雑に扱っても大丈夫であって 欲しい. 机から何度も落としても平気とか. うっかりお茶こぼしても乾かせば大丈夫とか.
もちろん, OS だって, それにみあった頑健なものじゃないとな.
せっかく電子回路が全部 solid state なのになあ.
そこらへんを解っているのが IBM だけってのは, こりゃ一体どういうわけじゃ. ワシの糞ったれノートとかな. もう, 壊れまくりじゃよ?
しかしなー. せっかく頑丈なのに, IBM の売り方も相当悲しいものがあるぞ
満員電車で押されても大丈夫です
苛酷な状況の喩えが, 満員電車かい! なんちゅう想像力だよ. 切ないすぎ. IBM 様はわかってんのかね. これで TPX20 は永遠に 満員電車 の刻印を背負って生き続けなければならないのである. うっかり床にブチ落としたりて, それでも壊れなくて, そんなときに「さすがは満員電車だね」とか言われてしまうのだ. 夏の自動車内に置き忘れて素手で触れない温度になったりして, それでも冷えたら普通に動いたりして, そんなときも「やっぱり満員電車は違うね」 と言われてしまうのである. 悲しいのう. なんてこった!
むー. じゃあどう言えば良いんだよ?(笑) 「氷壁で 15m 墜落しても大丈夫」とか? そりゃおファイト一発じゃ. ダメすぎ.
それはさておき, せめてコンパクトカメラとか, 電卓とかの, オバチャンがいじくっても大丈夫なレベルの頑丈さを 与えて欲しい.
てな妄想はひとまず置いといて, 別な妄想. 前回でも紹介しましたが, DHU すなわち Digital HiNote Ultra のユーザってのは 今もけっこう居られますね. 実は私もそうなのでして, ずいぶん長い間使ってます. その割には非常に綺麗です. 何故かというと, 修理で匡体がほとんど新品になって戻って来たからです. 以前は塗装ハゲまくりのボロクソでした. しかしこの, キートップの印字がハゲルのはなんとかなりませんかね. 何ともなりませんかね.
手の平が載るところは, 汗で塗装がペロっとはげるのですが, これは非常にせつない外観になってしまうので, 長時間キーボードを使うときは, そこに雑布を載せて使っています(笑). わりと具合がよくて, 同時に交換したキーボードが 既に "k" の印字が剥げて "I" と区別が付かなくなっている にも関わらず, 塗装は綺麗なままです.
すると, トラックボールが使えなくなってしまいますが, ボールのところに穴を開けたりはしてません. 匡体と同じ色の小型光学マウスを持っていて, いつも ポインティングデバイスはそっちから使います. wloj の表紙画もこれ, すなわち HiNote + 光学マウスで描きます. OS が Linux なので, 基本的にマウスが要らないというのも ありますが. しかし, 塗装がハゲるのを気にして匡体に雑布載せて使うのって, なんか, 新車のビニール剥がさない奴みたいで, セコくて ヤなんですが, こうする理由は他にもあるんですよ. 手が載るところのすぐ下にハードディスクがあって, これがかなり暖かくて, 素手でやってると汗ばんできて, 非常にイヤーンな感じなのです. だから, 雑布は必須アイテムなんす.
ふう. こいつを買ったときは研究室で一番速いマシンだったのになあ.
ところで, DHU が "III" としてこの世に甦ったとしたら, どういうマシンであってほしいだろうか?以前, この記事 に少し書いたが, 今考えるとだいたいこんな感じかな?
以前, たのみこむ というところで DHU III を作るとかいう企画が ちょっと掲載されていたりしたが, 最近はどうなっておるのかね?
パンも買おうかな, と思ったのだが, パン屋が無い. 全く無い. その代わり(?), ケーキ屋が 5軒くらいあった.
えーと, 確かフランスの偉い女の人が, なんかそんなようなこと言ったような.
とかなんとか. そういう状況ですな.
とか, そんな感じですか? ってどんな感じですか? あ! 最後のは順序が反対ですね. 「ed が無ければ Emacs をお使いになれば?」 にしないとおかしいですな. (*)
うぐぐg. 光学マウスの電線が断線しやがった. 4軸プラス包んでる皮 という構成で, こりゃ繋ぐの大変だぞ. かなり細いので. ただ繋いでもダメで, マウス的にぐりぐり使えるように繋がないと だめである. 熱収縮チューブとかエポキシとかをアレしないとダメかね. でもこりゃ外皮が塩ビだろ? エポキシ付かねえよ.
まいったなあ. メンテ フリーとかいってたら, こんなところが壊れやがったぞ.
チャリで由比ヶ浜を走り回ってから, 帰宅.
早速電線の皮を剥いて, はんだづけ. 超絶に大変だったうえに, 実はワシのハンダゴテはこういう電気関係の用途ではなくて, 真鍮線をハンダづけしてヘンテコなオブジェをつくるために買ったもので, 60W という高出力なのである. こういう高出力なハンダごてで細い電線のハンダづけは難しいのう. あっというまにヤニが真っ黒けに炭化してしまうぞ.
なんとか電線を繋いだので, その状態でテスト. お. 動く. さて, これをどうやって普通に使えるように絶縁し, 固定するかな. つうか, こりゃエポキシ以外の選択肢は無いわけだが.
ハンダづけ部分をエポキシづけにする. うー. かなーり怪しげな造作に なってしまいましたが, なんとか. エポキシは塩化ビニルにはくっつかないので, いまいちちゃんと食いついていませんが, ま, しょうがないね.
Emacs も ed も UNIX で一般的なエディタです (テキストを入力/編集するプログラム). ed は, もっとも初期の UNIX から存在する, 非常に強力ではあるが, あまりにスパルタンな, あるいみ最も unix らしいプログラム. これに対し, Emacs の生誕地は UNIX ではなく, MIT のオリジナル OS "ITS" である. ed に比べると, Emacs は極めて巨大で複雑なプログラムである. だから, ed すら動かないのであれば, Emacs など論外なのであり, ここに, パンすら無いのにケーキなんかあるわけ無いというのと 自然な同型写像ができるわけです.