LC2000 最終日


4/19

朝起きると非常に喉が痛いので, もうこりゃ学校行けんわ, と思い ボスに電話するが, ボスはもう出かけた後だったので連絡がつかず, しょうがないので行くことにする.

午後からゼミだったが, 全然準備できてなかったので散々であった. 当然といえよう. というより, ちょっと階段のぼるくらいで動悸がすごいうえに, 首のリンパせんなんかも痛くなって来て ヤバげなので必要な資料をコピったあと, さっさと帰って寝る. 夕食まえに 3時間くらい寝て, 夕食後もすぐ寝た.

4/20

10時に起きた. だいぶ復活したが, まだダメージは残っている模様. 現在, またしても「ゆりかもめ」車中である. 今日は lc2000の最終日で, 大規模な宴会が会場外で予定されているうえに, いろいろ用事もあるのででかけることにする. 11時から Brian Behlendorf の講演があるので聞こうと思っていたが, もう 11時15分だよ. ダメだこりゃ. apache プロジェクトのリーダーである.

今日はいい天気で, すげえ雨である. 今, 橋を渡っているが, なーんにも見えない. 真っ白け. 視界は 500mくらいかな. 橋の上からでは, いわゆる一つの牛乳状態だ.

むうう. ごとむ先生の「Linuxとスレッド」が聞けないのは非常に残念.

車中には, 仕事で LC にこないといけない人びとが居て, なんつうか, 非常に寒い会話を繰り広げておる. 俺の向かいでは, オヤジが若手社員に 「家康は, 人生というものは (以下略」 とか説教たれてたりして, なんと申しましょうやら. ふう.

結局, Behlendorf さんの講演は多少聞くことができたので 良かった. 質疑応答の時間に 勘違いなオヤジが「あなたの web サーバがマーケットを制したのは (以下略」 みたいなことを言い出して, ただちに 「あー. 我々はマーケットを制したとは考えていない. いろんなサーバがあることはとても良いことなのだ. なぜなら, 我々も, それら他のプロジェクトから学ぶことができるからだ. 」 と返答されていた. ふふふ. そうだな. 競合するプロジェクトというのは, たまにケンカしたりはするが, それはあくまでも職人どうしが競いあっているのであり, 商用の製品を売り込む世界において, 相手を排除し, 封じ込め, 客を囲いこんだりするのとは根本的に動機が異なる. ま, あのオヤジには言っても無駄だが.

enkai 420

馬場さんの講演を聞き, サクラで (つまり, 最初に質問して盛り上げるのさ) 質問しようと思っていたところ, 質疑応答もなく司会者に「ありがとうございました」とシメられてガックリ. そのあと, うだうだとダベってから宴会に出動する. 宴会は総勢 150人以上の規模. 事前に cgi による登録で予約の段取りがなされていたが, それでも店の前は大変な騒ぎになっていた.

宴会ではイキナリ小松氏に zsh の設定について聞かれた. むー. 俺もずっと zsh 使っているが, どうもよくわかんねい事も多く, さりとて調べるのも面倒なので ほったらかしのところも多い. たとえば, コマンドを途中まで入力したところで 続きはヒストリから取って来る, というのができて欲しいが, 入力した行ごとヒストリと入れ替わってしまうのが具合悪いなあ. 何か無いかねえ. というような感じ. あと, あらゆるコマンドは 「-」のあとは -h か何かから オプションを引っ張って来る, とかが出来て欲しいよ. これは新しい補完システムを使えばできるのかねえ?

「そういう zsh 使いの人は, xemacs を使わないとダメです. 」 と小松氏と加茂氏に xemacs へ転ぶように強力な十字砲火で引っ張られる. ふひひ. そうすか. やー. どうも.

「analog」壁紙は, 宴会では受けた. そういや今日びの常識としては, そもそも「DEC」って会社も 「digital」ロゴも知るわけないのだ. あのロゴを知らないのだから, analog はちっともおかしくないのだ. ウケるわけがない. しかし, そう考えると, なんだか急にせつなくなってきたな. そうかー. あのロゴを知る人間も少なくなっていくのだ. なんつうか, さみしいのう. モノが無くなることよりも, 忘れられてゆくことの方がずっと寂しい. はあー. 脱力. しかし, わざわざ人を引っ張って来て「ほら! アナログだよ!」 とかいって見せるほど面白いもんでもないような気もするのだが, そのへんはどうであろうか. それに応えていちいち仮想画面を移動して背景を見せていたワシも, なんつうか, あれだ. あほだ. わはは.

中澤さんと早川さんが宴会から合流. 名刺を使った抽選会があって, red hat のロゴが入った変な帽子をもらった. 長さが 1m くらいある, 赤と黒のシマシマだ. 宴会には Brian Behlendorf も来ており, 彼にも何か当たってた. 非常に楽しい良い感じの宴会だった. 企画した方々はお疲れ様でした. いや, もちろん LC2000 の企画/運営の人も, お疲れさまでした. 平日ということで都合がつかなかった人が何人か居たり, 森本さんが風邪で来れなかったりしたのが, なんとも非常に残念ではあった. それから, わしとしては, デスクトップから LC2K-spring というディレクトリを 消せて, ひと安心である.


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