いつのまにやら日記になってるぞ


webmasters ミーティング

4/20 には ひそかに会場の一室を借りて webmastersのミーティングなんかも行われていた. ミーティングという名の飲み会ではなく, ちゃんとしたミーティングだ. そこで初めて会う人が何人かあった. 小松氏が拐って来た研究室の後輩とか. そしてメールと IRC でしかみたことのない, 武井伸光さん, 柴田晃さんに初めて会う.

具体的に何かイメージしていたか, というと, そういうわけでもないのだが, 二人とも, 思ってたのとだいぶ違ってた. わしのばあい, off line で会うと, 想像していたのと全然違う事が多いなあ. でも, どういう風にイメージしていたのか, 本人に会った今となっては 印象が上書きされてしまい, 思い出せん.

それで, 実際に二人に会った印象は, というと, 一見もの静かだが, 内に秘めたパワーがみなぎる, という感じである. なんか, 二人ともいまいちきっかけがなくて, あまり話ができなかったのが ちょっと残念だった.

ミーティング自体は, zsh がらみで何度か脱線寸前まで行ったにもかかわらず, 予め決まっていた議題以外にも, 様々な生産的な議論がちゃんと行われた. そういや小松氏は今月から大岡山だというが, まだ学校では一度も会ってないなあ. 話をきくと, だいぶ忙しいところらしいが.

プレゼンテーションとか

全然関係ない話にとぶが, 4/18 にわしの喋ったときに客として後輩が来ていた. 講演が終っても誰も何も言わないので なんか気まずかったのだが, 彼が最初に質問してくれて それで質疑応答にはずみがついたように感じられた. 非常にありがたかったし, 助かった. 喋るだけ, ってのはせつないからのう. ドラム缶に首を突っ込んで吠えているよりも, 反応の無い人間に向かって喋る方が せつない.

その昔, ボスがふと思い付いたおかげで, 学部生を相手に回帰関数論を使って Goedel の定理を 証明する, ってのをやった時は (授業を準備して喋るのは俺さ) , 極めて寂しい授業であった. だってさ, 誰も解ってないんだもんね. 座席の方を向いて喋る気にならなかったよ. 解んねえ講義を聞いてる時の 死んだ鯖みたいな眼をみるのがおっかなくて. そりゃベストは尽くすさ. でも無理だよな. 未経験者にアセンブラで OS 書けと言ってるのに等しい暴挙じゃからのう. 俺が徹夜で準備してきた講義が, 全く理解されることなく 空気の振動として消えてゆくのは切なかった. しかも, 後期一杯それが続くんだぜ. 学生は, とりあえず文句の付けようのないレベルなわけだから, 理解されないのはもう, 全面的にこっちの責任なわけだ. これはもう, 大変な損失である.

つうわけで, つまんない講義は, これはもうする方が全面的に悪いんだが, 何か面白いことが講義で出て来たとしたら, ちゃんと講師にフィードバックして あげよう. そうでないと, 何のために面と向かって喋っているのか判んねえからな.

おひげの最終回みてー!

先週やったのかなあ. 先週は自宅宴会だったので, その準備やら LC2000 の 準備やら何やらで, 結局見れなかった. そのあとも部室にいくヒマが無く, みれてない. どうなったのかのう, ディアナ様. 登場人物全員, 富野の毒で死んだのかのう.

む. 今, なんか左手がジーンと痛いぞ. なんだこりゃ?

いろいろ探った結果, 左手の小指を操作するスジが死んでいることが発覚. 左手小指といえば ctrl キーであり, ctrl キーといえば emacs である. ま, shell でも ctrl キーを使うわけだが. これは emacs の使いすぎということなのかなあ.

一日ほど集中的にそのスジを温めながらマッサージしたら治った.

zsh 関連

わしがたまにやるディレクトリのまるごと検索.
w3m `for file in /hoge/fuga/**/*html
do
   if nkf -e $file | grep ほげ >& /dev/null
   then echo $file
   fi
done`
てな感じでディレクトリ /hoge/fuga 以下を検索し, 必要項目を含んだ html ファイルを まとめて拾い, ブラウザで閲覧する. 普段, 自分の過去記事を検索するときなんかに使う. ええかげんなタイトルの付け方のせいで, どこに何を書いたのか全然わかんないのでね. hit したファイルのリストは w3m でバッファリストに なっており, デフォルトではキー「s」で見れる. 先日は book review / software review で原稿提出してない奴を洗い出す, などの用途で役立った.

でも, 上級者には全然ヌルいかも. echo $file のあたりがヌルイ気がする. あと, いちいち nkf なところがせつねい.

zsh では上のような複数行にわたるコマンドも 一個のヒトリとして扱われるので, for とか while とかを使ったループを再利用するのも 簡単だ. しかもシェルの構文は sh 系なので, bash スクリプトなんかと同じ ものがそのままプロンプトから書き込めるのが, わしとしては具合が良い.

コマンド行編集に undo ができるのは広く知られているのだろうか? ありがちな割り付けだと, Ctrl-_ とか Ctrl-x u でさっきの操作を取り消せる. たとえば, expand-word で *html とか *c をどばーっと展開してしまい, 画面に収まらなくて収拾つかなくなっても焦る必要はなくて, 「*」 の中身をじっくり確認できたら undo で展開するまえに戻れるのだ. あらゆるコマンド行操作が undo できる. 但し, コマンドの実行以外.

「bindkey -e」 で emacs と同じ割り付け, というのが zsh だとありがちだが, その場合, emacs 標準の割り付けをいろいろ試すと同じものがけっこうあって楽しいかも. quoted-insert なんかが, sed に改行を渡す時なんかにけっこう良いかも. それと, あらゆる M-x があったりするが, あんまり頼ることはできない. M-x describe-bindings が無いのが辛い. 所詮 shell なので. キーを割り付けてない機能を呼び出したり試したりするのに 便利, というくらいかな.

menu-complete を使っていると, どっかに reverse-menu-complete を 割り当てておくと良いかも. Ctrl-i の連打で候補を正順で代入だが, 逆順で代入 したいときもあるからね. 連打しずぎて「う. 行きすぎた」てな時に.

compctl に凝った頃は gcc -l のあと shared object の名前を (ldconfig -v を使って -- アホや!)取って来る, とかアホな補完をいっぱい作ったが, そんなの使わねいですよ. つうか, 作った本人がそんなの作ったこと忘れてますよ?


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