世紀末世紀始


2000/12/29

今日は秋葉原 たんきよ で宴会.

新宿でうろうろ. いろんなものを見たり. ATOMIC のGS板がなんか, スゲー速そうで発作的に欲しまった. 俺のビンディング(flitch の diamir)は付くのであろうか? 付くんだったら, もう. 買うしか. 長さどうしようか.

7時から宴会なんで, 6時半に新宿を出る. 6時45分 秋葉原着. 所要15分.

会場はわりと小さな焼肉屋で, 非常に良い肉を食べさせる店. 出て来る肉は, どれも非常においしかった. 雑炊とかも, すげうまかった.

店が小さいので, テーブル一つが一般人(笑)で, 他は全部 Linux 関係者である. どういう宴会かというと, ちょっと説明しにくいな. debian とか Webmasters とか JF とか Red Hat jp とか そういう感じ.

先日, Red Hat が アエラに載ってたが, そのときの人も何人か来ており, そのアエラをわざわざ持って来た人が居り. それをネタにして, なんつうか, 笑.

かなりおかしく楽しい宴会でした. 予算は一人 6100円.

帰りにチャリをナニしてると実は boso さまも ロードレーサを持っていることが判明. しかも Bianchi. おお! これはもう, Linux ロードレーシングチームを 大結成するしかないですね!

A級機関

生まれついての理系だった俺は, 小学生時分, 夏休みの自由研究的なもので, わりと表彰されたりしていた.

あるとき, 何度か表彰されて調子にのった俺は, 永久機関を作ろうと思い立ったのだった. そこで, 屑鉄屋に忍び込み, 強力窮まりない磁石をゲッツしてきたり(爆笑), まあ, いろいろとあらゆる (といっても小学生に考え付く範囲で, だが) ことを試してみた.

全ての試みは, 当然ながら失敗した.

したがって, その年だけは, 自由研究の表彰状が無いのだ.

後に, 物理を勉強したとき, エネルギーの保存則を学習する段になったときのことである. 俺は, その法則が何に関するもので, その主張するところは何か, ということまで, 予習もせず, 話を聞く前から, 直ちに全部, 完全に解ったのである(笑). 災い転じてナントヤラ.

2000/12/30

昨日の宴会で, 今朝は 6時起き. 帰省である.

途中で京都で降りて, 石川家を訪問. 及び京都観光の予定.

8時7分の新幹線. うまいぐあいに自由席に座れた.

京都で石川に電話し, とりあえず家に行く. 朝までゲームやってたらしく, 電話したときは寝てたらしい. えろうすまんのう.

清水寺から祇園方面を案内してもらい, 歩いて観光. 四条でにしんそばを食う. なんつうか, 途中から腹が減って非常に寒かった. まいった.

やー, いろいろ案内してもらい, いろいろうまいもの食わせてもらい, どうもありがとう. たいへん楽しかったっす. また寄らせてもらいますよ. 笑.

京都から姫路へは新快速(在来線). で, 実家, 虎の穴へ. ウヒヒ.

2001/01/03

あけまして (以下略

現在, 実家から帰還ちゅう.

毎日うまいものを大量にくって, 寝てました. やること無いんで, わりと退屈ギミ.

裏山が書写山というデカい寺がある山なんで, そこにのぼってみたり. この山というか, 寺は, 標高300mくらいの割りには山深く, 寺も立派で楽しいところだ. 300m かそこらだから登るのに 30分くらいなんだけど, そのわりに途中の登山道は全く人家の見えない区間がずっと続いたりして, ちょっと山陽地方の里山にしては, 良い感じなのである. ルートが幾つかあって, わしらは地元民用の マイナーな道を使うということもあるんだけど.

去年なんか, 鹿にばったり出くわしたりして. 大型ホニュウ類としては, 他にイノシシも居る. 今年も鹿の足跡は沢山みた.

風が強いし気温も低いしで, かなり寒かったっす.

ちゅうか, 実家って全面的に寒かった. うちの実家ってこんなに寒かったっけ? 妻など, 夜中に寒くて風邪ひいたくらいである. しかも, 石油ファンヒータ が人の居る部屋に配置してあるのだが, これがなんか石油臭くてたまらん. しかも相変わらずオヤジが煙突状態で, もう, 石油とタバコでたまりましぇーん. 東京より空気悪いっす.

実家で良いところは, 食いものの心配をしなくてもいいところ. それと, 田舎なのでいろんな鳥がいるのだ. セキレイの類とか, ジョウビタキ, ツグミ, エナガ, コゲラ... それから, なんか知らんが河原にヌートリアが居るらしい. これは誰かの ペットが逃げ出したものなのかな? 庭には色んな花が咲いているので, それに鳥が集まって来ることもある.

毎日いっぱい食って寝てたら 4日で 2kg デブった. 笑

雑誌「サイクルスポーツ」の20年まえのバックナンバーがあったんで, それをぼーっと読んでみたり. 当時, 「マウンテンバイク」というものは日本には存在しない. 影も形も無い. 趣味の自転車の主流は旅行. すなわちツーリングであった. それも, テントなど生活用品全部一式持って移動するスタイルが もっとも偉いとされていて, ユースや民宿を使うのは ヘナチョコなのである.

記事を見ると, 中学生とか高校生が自転車で箱根峠を越えたりしてる. レースの選手では F. Moser と G. Saronni それに B. Hinault がバリバリの 現役で, Hinault はツール ド フランスで 3勝したところ(通算5回優勝した).

当時のレーサーというのは, 今わしが乗っている自転車と同じもので, 前ギア 2枚に 後ろが 6枚. また, ちょうど自転車の空気抵抗が話題になりはじめた 頃である. 部品としては, 圧倒的に Campagnolo が偉く, 島野工業はようやく参入の足掛かりを 掴んだところ. Campagnolo のマネをしてバカにされていたのが, 空気抵抗を減らす部品セットをリリースして人々の度ギモをぬいた時期である. チューブラタイヤの空気圧は 5から6気圧であり, 今は Vittoria に吸収されて しまった Clement という会社の製品が圧倒的な性能とシェアを誇った時代であった.

当時に比べて思うのは, タイヤがものすごく進歩したということだ. 今使ってるタイヤ(1本 2000円)なんて, 昔からはちょっと考えられないくらいグリップも乗り心地も良いっすよ. 空気圧は 6気圧から 8気圧に増えて走りは軽くなった上に, コーナリング, 急停車もバッチリで, ぐっと安全. しかも値段は安くなっていて, ナイス!

日本で, 自転車で旅をするのに良いコースを捜すのも, なかなかアレだ. 俺は林道が嫌いだが(アルパイン クライマーで林道が好きな奴も居ないだろ), 車の少ない気持良いコースというと, わりと林道っぽいところになりがちだからな. これは松永君の受け売りだが, やはり「旅」というコンセプトでいくと, 自転車にぴったりなのは, 何等かの理由(トンネルなんか)で付け替えられてしまって廃れた古い街道 などである. 道になっているところは, ザック担いで行くにはちょっとアホくさいが, 自転車は速い. 車はみんな新しい道を通るから, 交通量も少ない. しかも, そういう道筋にはわりと昔の文化も残っており, 自転車で行くにはちょうど良いのだ.

あと, ちょっと心残りなのは, 畑薙ダムからサワラ島までの林道. 俺は, この行程を 2回もザック担いで歩いたんだが, いつも「ああ, チャリがあればなあ」と心残りであった. なんか途中にスゲェ登りなどがあったような気もするし, 荷物 30kgくらい 持ってたような記憶もあるが. 笑.

それから, 軽量シクロクロス車で 南アルプス 1日で縦断てのもやってみたい. 黒戸尾根から入って. ってそこで一日終わるか. 笑. 南アルプス(赤石山脈)はでかいのう.

新幹線は, 姫路始発ってのは無いんで, 新大阪まで行き, そこから乗る. 激混み. 席があいてた, 各駅停車なこだまに乗る.

しまった! 実家にチーズ(笑)忘れて来たぞ. なんてこった!

ただいま帰還. 東京は暖かいですねえ. 冷蔵庫にあったありあわせのもので何か作って食った. ふう. やっぱり自宅は落ち着くねぇ.


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