伊東屋でスクリューパンチを買う.
伊東屋は文具屋である. したがって, スクリューパンチは 技の名前 ではなく, 道具である. 捻り込むようにナニするアレではない. 15mm の厚さに束ねた紙を一発で貫徹し, バインダで綴じることができる ようにする, 最強の対戦車砲みたいなパンチ器だ.
使い方というか仕組みはアホらしいくらい簡単で, ネジの先端が刃になっていて, ネジをぐりぐりと廻せば 刃がぐりぐりまわりながら前進し, 穴があくというわけ. 刃は中空パイプで, ちょうどアイスピトンで削った氷が パイプの中に押し込まれるように, ほがった紙がパイプの中に押し込まれて排除されつつ刃が前進する. ってアイスピトンで説明しても誰も判んねえや. アホですね. > わし
15mm は, だいたい 100枚くらいかな. コピーの用紙で約 160枚ですな. これを一発で貫徹するのがすげえ良い気分. ただ, 一回に開ける穴が1個なので, これを 2回やるわけですな. いままでは普通のポンチで15枚ずつくらいに分けてやってたのですが, それから比べると, あんまり手間は変わらない感じ.
手間は変わらなくても, 100枚を一発で貫徹する爽快感はデカい. それに, 刃が切れなくなったら交換可能なところも良い. デザインはダサくて, というか, 文具というよりむしろ工具. 内田洋行製.
砥石を買う. norton (アメリカ) の ガーネット焼結オイルストーンの #680.
これが高速度鋼のナイフにぴったり.
ナイフはわりかし物欲系のアイテムですが, 世間のナイフはどれもステンレス鋼を使っていて ぴかぴか光るわりには全然切れなくてむかつく上に, 形がダサくて 我慢できないので高速度鋼を使って自作した. 7年まえのことである.
高速度鋼はいいぞー. なんといってもよく切れる. いつまでも切れる. 肉とか野菜とかパンとか切ってれば, 永遠に切れるんじゃないかと 思うくらいだ. ステンレスの刃物が一般パソコン用 Operating System だとすれば, 高速度鋼の刃物は, まさに unix 的使い勝手である. すなわち, スゲエ性能と信頼性である. その高性能もユーザ次第ってところも unix 的かもしれぬ. 笑.
新品の砥石は, ちょっと削れすぎるので他の砥石とスリ合わせて 表面をならしてから使う. 刃先をブラックハードアルカンサス (天然の仕上げ用オイルストーン) で仕上げてできあがり. うひょ. スゴ切れ. ナイフはこうじゃなきゃね.
昨日から花粉が炸裂しまくっているので, 花粉症対策とかいう漢方茶を飲んでみる.
甜茶というものだ. 文字通り, ちょっと甘い.
なんか効くような効かないような. 効いてるのに効いてないような. 効いてないのに効いてるような.
つうか, 唇とかも痒くて, もうダメ. 死に.
同盟国の, しかも民間船舶を撃沈するとは, 栄光の合衆国海軍もおちぶれたものよのう. これが盛者必衰の理というやつかのう.
昨日,「ゆきりん」で ツール ド フランスのビデオを借りて見る.
すげーす. スゴ速. 山の日のレースなんかも見たが, なんつうか, 標高 1400m とかをあっと言う間に登っちまうのな. それでゴール前であのダッシュだから凄すぎです. 超人ですな.
なんせ, 一日雨だったもんで.
今日は晴れた. 松永邸にお呼ばれ. すなわち, 夫婦でチャリで襲撃.
うおー. 家, すげーす. でかいし綺麗し.
そこで山スキーの計画を練る. むひひ. 東北方面と決まった. 山スキーはいいぞー. 歩くより速く, 楽で, しかも面白く, 静か. そう. スキーって 歩くよりも静かなんですよ. だから, 風やら鳥やらいろんな音が凄く良く聞こえるのだ. これが, きっと北欧の猟師がスキーを冬の猟に使ってた理由だと思うよ. なんてことは, 糞うるせー 糞ユーミンとかが大音量でかかっている 糞ゲレンデから出ないことには判らないかもしれない.
スキーヤーよ. あと, ボーダーもだ. 過保護的馬鹿空間であるゲレンデを脱出せよ! 自己責任において行動し, 用具の (それに, 自己の) 真の限界を 見極めよ! つうか, 自己の限界は オフ ピステでは 見極めない方が良いかもだ.
松永君の余った PC をわしの余った冬用寝袋と交換する. で, これを自宅鯖として, 今使っている自宅鯖を 学校鯖とするか, みたいな計画もあるのだが, なんか学校が鯖を一個買ってくれるっぽいので, わしの個人端末とするかな. そしたら荷物減るし.
できるだけ荷物が少ないように, 学校には DHU の AC 電源なんかも置いてあるんですけどね. でも, 荷物なんて 無い方が良いに決まってる じゃないですか. チャリをグラム単位で軽量化してるくせに, 1.8kg のパソコン背負ってるのは, スジが通らん.
といっても宮崎駿の雑想ノートだ. つまり, マンガだ.
うーむ. 俺もめんどくさがらずに, このコーナーでも いろんな落書き (つうか, まんが) を描くかな.
たまに描こうかな, とも思うんだけど, それに小松氏がファイル名なんかをズバっと補完できるような コードを書いてくれたんで, 画を入れる上でも特に不便は無いんですが, プレビューとかが w3m では面倒な関係上, どうしてもテキスト中心になってしまうのですね.
それに, 落書きはエンピツでしょ. やっぱ.
いや, シルバーポイント って説もありますが.
ま, 要するに, わし程度では, パソコンで画入りの落書きを描く/書くには まだまだ敷居が高いってことなんですよ. 文章は emacs で問題無いが, 画はやっぱ, 断然, 紙と鉛筆よ.
の製品を使ってて, 今まででいちばん良い気分だったのは, ある時, わしのノートを見た妻の友達が 「わー! それってマックですか?」 と言ったのに 「いや, デックです」 と答えたときです.