なんちゃって
むー. PostgreSQL ってのは 本気でマジメな RDBMS なんで, なかなかちょちょいと 使うってわけにはいかんが, 凄い製品だ.
このプログラムはなんつうか, 俺がいまだかつて 見たこともないジャンルのスゲーナイスでイカスものだという気がする. というか, 納入する鯖にこれをインストールして設定してて そう思った.
人によっては, emacs とかと同じくらい楽しくてハマるプログラムでは なかろうか.
これをインストールすれば, パソコンが 柔軟で高速で便利で信頼できる巨大な電話帳状のものになるのである. どう柔軟かというと, 順番とか検索とか統計処理その他の計算とか 自由自在である. こりゃスゲー.
しかも, こう, SQL という エクセルよりは難しいので猿では無理だが マジな開発環境よりは全然簡単な, プログラミング言語状のモノで操作するところが マニアにはたまらんという気もする.
というか, これはまさに, コンピュータの正しい使い方の一つだと思った.
追記：アクセヌってバックエンドサーバに接続するとき, encrypted password が使えないのな. ダッセー. 笑
若干ふに落ちないところもあるが, つうか, 14世紀のスコラ学者にしては発想がモダンだが, まあ, いいか. みたいな. 面白いっす.
とかなんとかいう題のやつ.
立花タカシはアポロ 13 が大好きで, この本にも一枚噛んでるらしく, 序文などを書いている.
本文はアメリカのジャーナリストらしくアホ的煽情スタイルで 事態の深刻さを味わう上で著しく不適切な文体. せっかく翻訳なんだからそういうアホ的なところは抹殺して欲しかった.
私見だが, ピッタリ来そうな文体は, アリストテレスだね.
ただ, 起きたピンチとそれへの対応はどこの馬鹿がどう書こうとも 凄まじいものであることには変わりは無いので, 何度読んでも面白い.
というわけで, アリストテレスである.
研究の必要上ってこともあるので, これについてこのコーナーに書くのも なんか変な気もするな.
俺にしてみれば, 哲学者と言われる人々で読むに値するものを書いた奴は ほとんど居ないが, 彼はその数少ない一人. この本は「LISP は面白い」というのと 同じ意味において面白い.
ちなみに, きっと予期されたことだろうが, わしはプラトンはあまり好きではない. つまり, そういうメンタリティなのである. たとえば, 「連続体」とかは使えるけれど(一応, 理系だしね) 実はピンと来ないんですね. したがって, 微分と積分は苦手.
というのはイタリアのチャリ(というかフレーム)の工房で, その代理店兼店舗がたまたまウチの近所にあるのを チーム ユキリン のクボタさんに教えてもらった.
代理店兼小売なので, イタリア直輸入を直販売なんで, モノの割には非常に安いのだ. しかも, 色, 寸法, パイプ, 細部の工作等, 可能な限りわがまま言い放題なのだ. それに, 最新のスチールフレームのラインナップが非常に充実してるのだ.
しかも納期も 45日と速攻だ. とはいえ, 今オーダーすると 夏休みを挟むので 45日では無理だが.
というわけで, 突如としてかなり欲しまってきた. 寸法はこれくらいにして 色はコレとか妄想している. かなりヤバイ.
というものに出場してみた.
ロードレーサーってのはレースのための自転車なので, 高速なツーリングみたいな使い方ばっかりじゃなくて, たまには 本来の用途もいいじゃないすかー, と思ったもんで.
こいつはスゲエ楽しいぞ. スピード感, 体力とテクニックのスポーツ性, メカが絡むマニア性が混然一体となった異常に楽しいスポーツである. アレだ. ガキの頃, 自転車で鬼ゴッコやったりしたものだが, 走っててそれを思い出したよ.
レースは 30km弱の短いもので, 40分少々で終わっちゃうんだけど, 周回毎に着順でポイントが付くので, 周回毎に盛り上がって面白い. というか, 先頭集団に居ると周回毎にダッシュがかかって, 走る方にしてみりゃたまらんのですが. わしの出たカテゴリは 40人以上の出走で, 1周目から全員, 全開走行. コースを試走したとき, 落車があるとすれば絶対ココだ, と思ったゴール前の狭い坂でゴールに殺到する先頭集団にいきなり 1周目から大落車発生. 笑.
ワシもやる気バッチリで先頭集団に居たので, 目の前で事故は発生しました. そのシーンはスローモーションのように目に焼き付いてますよ. 無理な追い越しをしようとした奴が先行の後輪に前輪をハジかれて ボテっと左にコケ, 路面で滑べって横向きになったたところに後ろから 4 台が突っ込んだ. そのうち 2台目はほとんどノーブレーキで突っ込んで, 「ズゴっ」とか いう音を立てつつ自転車ごと前転しつつぶっ飛んでました. tour de france とかを見てると集団で落車のシーンなんかが たまにあるが, あれそのまんまである. わしは左の路肩からブッシュに突っ込んでなんとか避け, 完全に止まってしまったけど人間, 機材ともに損傷無く, 再出走できた.
そこはゴール前のダッシュ区間なので, みんな立ち漕ぎで ぶっとばす. そんなところで立ち止まってると先行とものすげー差が付いちまった. また, 先行集団は後続と差を付けようとして加速もする. マジでもう, 必死で集団に復帰しました. クラッシュに巻き込まれた何台かの自転車はフレーム全損だろう.
そのまま何事も無く周回が過ぎる. なかなかゴール前でうまい位置を 取るのは難しい. 一度, 悪くないポジションからスプリントかけたが, トロい先行がふらついて道が塞がれて失敗. でも, 先頭集団の他の奴らの反応は鈍かったので, こりゃ行けると確信, 最後の方でズドーンと一発かましてみました. 結局 1周だけポイント獲得 (1位 で 3点) したわけです. たった 1周ですが, レースの形式が毎回ゴール みたいなもんなので, 先行を登りのダッシュでゴボウ抜きにして トップでゴールするのはけっこう良い気分ですよ.
ま, 終わってみればイロイロと思うところはあるわけですが, まずは無事完走できたことをよしとすべきだろう. なんせ, たった 40分のレースということもあるが, 平均時速は 40km だからね. それにしても, みんなと一緒に走るとそんなスピードが出るもんなんですな.
妻もシニア, 女性, 子供などのクラスに出場. 賢く先行を風避けに使って楽したりして, ちゃんとロードレースな走りになってます. 最後まで安定した走りで, 徐々に順位を上げていった. 途中で変速の調子が若干おかしくなったそうだが, 立派に完走. スバラシイ. 審判のオヤジにお褒めの言葉を賜わったそうだ.
このスポーツはかなり面白いので, 今後も続けることにしよう. 次は山岳レースにでも出場するかな.
7/7 の プロローグ(初日の個人タイムトライアル)は フェスティナの C.モローが 1位でリーダージャージ. 2位はオンセの ガルデノ, アームストロングが 3位, 対抗馬のウルリヒは 4位と 本命が順当な仕上がり.
2日目の第一ステージは平地. J.デュランが例によってアタックしたが, ゴール手前 40km で捕まり, 集団スプリントに. E.ザベルが一人で ゴールスプリントをぶちかまして優勝. 上位陣は全員, 集団でゴールして 個人総合順位の変化は無し.
以上, ツール主宰者の公式サイトから 抜粋.