ポキンこんにちわ


骨折その後

「おそらく繋がると思いますので, シリツの必要は, 多分, 無いでしょう. 万一, 付かない場合は腰の骨を移植する手術を行ないます.」

ある病院にて. なお, 見込みはだいたい 6週間ってところだという. なぬー. そりゃつまり, 今年一杯かかるってことか.

鎖骨骨折には 胸を張った姿勢が良いらしく, そうなるようにする器具を装着しているのだが, これがなかなか肩こりにも具合がよろしい. 人間, どれくらい胸を張れるかという可能性を見せてくれる. もっとも, 貧弱なる俺様の背筋だけではそのような姿勢は実現できないのであるが.

6週間の間に デヴ になって新車に乗れなくなる夢をみた. 理不尽なことに, 新車は制限体重以上の奴が乗ると 空中分解する設計になっており, のるまえに体重測定が欠かせないのである. そして毎日太り続け, 全然体重が減らず, ついに 80kg になってしまうのである. 言うまでもなく, これが乗ると空中分解する数値なのだった.

で, チャリに乗れないとなると, 減量する術も失われ, もう, 永遠に boot できなくなるという恐ろしい夢である. うぐー.

イソターマックスその他から, 最軽量アルミパイプ "U2" を使った製品が出ているが, 新しいイソターマックスのカタログにはこれら軽量フレームに デヴ禁止 の但し書きがつくようになったことは, 以前書いた. U2 の場合の体重制限は 70kg となっている. また, コロンバス製でもこれに相当するパイプ "starship" (これは 6000系アルミ) があり, こちらも同じ表記.

しかしながら, 昨日, 書店で立ち読みしていた雑誌のバックナンバーで 今中氏は 「U2 には 60kg 以上の人は乗らないでくれ」 と発言していた.

60kg 以下の体重って... 成人男子じゃほとんど居ないよ, そんな奴. ってことで, カタログの記載値を 70kg にしたのかもしれんし, その後, 製品が改良されて強まったのかもしれんが, いずれにせよこの状況を見ると, ひょっとすると PL 法的状況が発生して 1kg 内外の軽量アルミフレームは 消滅することが無いとは言えないな. 300g 以下のアルミリムが消滅したようにな.

まあでも, プロの選手が 3万キロとか乗っても平気なんだから, ちゃんと腕のある工房が作ったフレームは 相当軽いものでも大丈夫みたいですが.

自転車のフレームとは関係無いが, 人間のフレーム(骨格)が, わしの場合, 全般的に非常に細くてヘボい作りに なっており, これに必要最小限の組織がくっついて 55kg という体重を 実現している. 万一, 80kg になったら, 各種運動機能障害が多数発生するのは不可避. なんせ, 25kg の荷物を朝も昼も夜も起きてる時も寝てる時も クソするときも飯食ってるときもホゲってるときもホゲってない時も ずっとしょってることになるわけだからな.

25kg つったら冬山フル装備にアイスアックス, ロープその他登攀具一式だ. 膝も腰も足首も全部ぶっ壊れるだろう. 体重制限があるのは, チャリのフレームばかりではないということだ.

お車とワタクシ

お車の世界は自転車に比べるとだいぶ深くて広いので, 近所のオートバックス馬込店にはけっこう世話んなる. 自転車にもけっこうお車関係の用品が応用できるのである.

よく世話んなるのはケミカル関係. クリーナーというか脱脂剤というか, そういうやつ. 特大のが一本 980円 . 安い. しかも年中無休で 8時まで.

それにしても, 新チャリの塗装はすげぇ. 塗装なんか好きな色に塗ってありゃそれ以上は何でも良いやと 思ってたんだが, どうも, 上には上があるようです. ものすげぇ深みと鮮やかさと光沢だ. ラグレスのエレガントな工作ということもあるが, 意味不明なグラフィックがごちゃごちゃと描いてある きょうびの COLNAGO あたりは余裕で消し飛ぶド迫力.

先日, コケたときに塗装面に若干傷がついたので, これをコンパウンドを買って来て磨いてみた. こういうのもオートバックスが便利なり. 砥粒サイズが 0.5 マイクロメータという表記のコンパウンドで 磨くと元の超絶な光沢が復活した.

塗装の表面をコーティングしてモゲとかいう 商品が多数陳列してあったが, どれも何か疑わしいのでやめた. ここはやっぱりコンパウンドでしょう. サイズが 0.5マイクロメータなら, 丁寧に磨けば可視光線で見たときに十分滑らかな面が作れるというわけ.

乗れないので, もっぱらイジって過ごす今日このごろ. ついに, 塗装を磨いて喜ぶヲタク化.

そうそう. ギア比もいじった. リアを 12-21 にした. 18 19 21 のチタンギア 3 枚組みが ユキリンにあったので, これを入れたのだ. これで 12 から 19 まで詰まったわけ. 俺としては 16 17 18 19 と揃うのが単独平地走行時に非常に嬉しい. 今までついてた 19 21 23 グループは厳しい峠用.

水筒篭もつけた. 赤と黒だ.

それにしてもシマノのチタンの HG ギアはすげぇ. 外したロー側 3枚を見てると, 変速性能と軽量化への執念にはおそるべきものがあるよ.


過去の落書きリスト