東京>糸魚川の参加費を今ごろ払う。
先週末は天気が悪かったけど日曜はなんとか晴れたので 例の面子で高尾方面に峠を 3 こほどまとめて走りに行った。
新しいフレームでうまくペダルを回すコツが徐々に掴めて来て、 登りがかなり楽になった。 前回、立ち漕ぎで登ってた所が、今回は余裕で座って行ける。 速くなりました。 かなーり良い気分です。 いままで使ってなかった筋肉をいっぱい使ったらしく、 下りで車を追いかけて下ハン持って飛ばしてたら、 変な所がつった。
廣瀬さんが、スローパンクに気づかずに 空気圧が下がってて、リム打ちして BORA のアルミ部分がヘコんじゃった。 30万のホイールが。なんてこった。 水筒も和田峠の茶屋に忘れてしまい、 がっかりの一日であった。
例のウナギ屋で昼飯食って、帰った。 150km 25.5km/h
カムパニョロのデュアルコントロールレバーは、 ワイヤのとりまわしにやや無理があり、 ワイヤが切れ易いそうだ。 廣瀬さんの自転車の変速がイマイチ具合が悪いと思ったら、 ワイヤがレバーの中で切れかけていたのが原因だった。 もっとも、わしらみたいに峠ばっかり行ってたら 何とも無い方が不思議だが。
specialized のロード、何か知らんが sun microsystems のマークが貼ってある。
T3 ストレージとかいう 500GB の奴の二つのうち一つが死んだので、難儀しておる。
おかげで再起動すらままならぬ。 おかげで鯖が置いてある場所まで御出勤である。 何にも使わん間に壊れやがって。糞が。 氏ね。 あ、 もう死んでるのか。
会社に行く途中に茶碗屋がある。 そこで、ヰスキィをのむための小さいガラスの茶碗と、 会社で使うマグカップ状のものを購入。 会社のマグカップはうっかり床に落して割ってしまったのだ。
ガラスの茶碗はかわいい模様が入っててナイス。 いままで使ってた中国茶用の茶碗とあわせて、 これで二つめだ。
帰宅してから、夕食後、妻はシュークリームに挑戦し、 俺は糸魚川に備えて自転車の整備。 シュークリームは、なかなかガワがうまく膨らまないという話を聞くが、 初挑戦にもかかわらず、立派に膨らんで中にクリームをズババーっと 詰め込むことに成功。 とりあえずできたのを食ってみたが、 ちゃんとシュークリームになっていたのであった。 たいしたものだ。すばらしい。
俺は、 チャリを整備。 19日に峠に行ってそれきり放置してたのを完全に整備した。
最初、おっかなびっくり乗ってたが、 ようやくこの自転車も等身大の道具と思えるようになって来た。 俺に合わせて作ったのに、変な話だ。
トリフローとか AXIAL Pro とか UltraFOCO とかを作って出る炭酸ガスってのは どれくらいなのだろうか。 チャリとはいってもレーサーは必ずしも地球に優しいとは言えないのではないか。 冷間鍛造は新品アルミでしかできないし。 普通の自転車に比べて エンジン(俺)のエネルギー消費(つまり運動能力)も尋常じゃない。 地球に厳しくないロードってのもそのうち考える時が来るのであろうか。 そもそも地球にやさしいとは何であろうか。 生命活動自体、無駄なのではないか。
エネルギーの格差があったら、それを使ってエネルギーを取り出すことが できるわけですな。ガソリンと酸素が混ざってる状態と炭酸ガスになった状態には エネルギーの格差があるので、燃焼でエネルギーを取り出せる。
このとき、ちょっとした工夫が必要なわけですよ。 たとえばスパークプラグの火花であるとか。
そういうプロセスを、生命活動というのは非常にエレガントにこなす。 実験室でブドウ糖を燃焼して炭酸ガスと水にするには容赦なく加熱する必要があるが、 ATP サイクルはたかだか 30度かそこらの温度で動作する。 しかも異常な回収率で、エネルギーポテンシャルのうち無駄になる部分が 非常に少ない。熱として無駄になったように見える部分ですら、 体温の維持に利用され、システムの能率を保つのに利用されている。
普通に放置しておいたらエネルギーなんか絶対出て来ないような ポテンシャルの差も、生命活動なら利用可能であり、そのポテンシャルを埋めて行く。 つまり、生命活動は宇宙の熱死を導くための非常にエレガントな バイパスなのだ。
あー。何が言いたかったんだっけ。忘れた。
ホイールから外した 19, 21, 23 のブロックを見ている。
チェーンがギアからギアに移るために 歯先が微妙に加工してある。 ぐるっと一周のうち、同じ形の歯先が無い。 ちょっと外を向いてたり、薄く削ってあったり、 どれもなんとも微妙な形になっている。
シフトダウンは小さいギアから大きいギアに移るので、 駆動系にかかる負荷が大きいのは自明だ。 そこで、大きいギアにスムーズに移るために、 変速ポイントが設定してある。 チェーンがギアから外れやすいように削ってあって、 外れたチェーンが隣のギアに乗りやすいように、 隣のギアはちょうど良い具合の場所が削ってある。 クランクを回しながら変速すると、 確かにちょうどその位置でチェーンが隣に移動するのだ。 これが見てて飽きないね。
ま、シフトダウンがわは削りも多いし、ギアの外側の加工なので一見して判りやすい。
実は、シフトアップも同様の工作がしてある事に今気づいた。 チェーンを隣のギアに誘導するようにギアの裏側がさりげなくザグってある。 おそれいりました。
しかもこのギア、チタン合金だよ。 一体、どうやって加工したんだ?
いやー、すげぇわ、これは。マジですげぇ。 こいつを肴に一杯飲める。 それにしても、 シマノっていつのまにこんなすげぇ物を作るようになったんだ?