サイクルショーにいった。 土曜日。
全然つまんなかったな。 ロクなものないし。 とりあえず目に付いたもの。
表に試乗できるスペースがあり、 リカンベントに乗ってみた。 最初は、なかなか運転が難しい。 でも、ねそべって漕げるのは、良い。
新しいパイプの発表もないし、 全般的に非常に低調である。 ロードもやる事が無くなったという感じで、 おかしな形のへんてこなモデルが出てる。 だいたい、ロードレーサーなんて、 不要なものを削って出来上がった形態なのであり、 そのコンセプトを簡単に言えば、
Less is More
余計なところでグネっと曲げてみたりして、アホじゃねぇの。まじで。
てんこうさんと行った去年は、これからするとずいぶん面白かったな。 今年はダイナソアとか出てなくて、 time も carrera も見れなかったしさ。 そう。 おれ、ヨーロッパのメーカーで興味あるとこといったら、 今はもう、この二つくらいだよ。 fondriest も、 なんか普通になっちゃったしな。
それからすると、俺のロードなんか、 まじで最強の上に美しいが、 その事実を今更ながら再確認してしまったよ。
あと、会場でバッタリと ガマ氏 (自板の住民) に会った。
帰りはどえらい雨でまいった。 そのあと、腰が痛くてもっと参った。
けんちゃんについては、まだまだ話しがある。
わしは ゴッサマー設計団 という秘密結社で活動していたが、 けんちゃんが全然勉強せずにヨタ話しばっかりしてるので、 わしもそんなアホな話しで調子をあわせておった。
「秘密結社って何やるの?」 「そりゃぁ秘密さ。秘密だから秘密結社なんだよ」 「何やるのかくらい教えてくれよ」 「そんなの秘密結社のやる事といったら、だいたい決まってるダロー。」 「わっかんねーよ。教えてよ!」 「世界征服に決まってるだろ!んなこともわかんねーのかよ」 (ただちに) 「えー!! そんなこと、できるわけないよ!!」 「そんなのやってみなきゃわかんねぇだろ」 「でも、今まで誰も成功してないんだよ」 「だからこれからもうまくいかない、ってことにはならないだろ」 「でも、そんなのできるわけないよ!」 「ふふふ。さぁて、どうかな」
けんちゃんは最近の子供なので、 特に将来の夢とかは無いのである。 時間が来て、 けんちゃんのかあちゃんがメシ持ってやってきて、 世間ばなしになったとき、 「先生は将来、どうなさるんですか?」 とか訊いて来た。 「わはは。どうしましょうかねぇ。」 とか言ってると、 けんちゃんがすかさず横から、 「先生、世界征服するって言ってたじゃん!」
けんちゃんめ。あとでおぼえてろよこのクソガキが! と思ったのも束のま。 かあちゃんが直ちにどう言ったと思う?
「まぁ!それは良いわねぇ!夢があって!」
子が子なら親も親である。 さて、ものには順序というものがあり、 わしの将来の話しが出たら、次はけんちゃんだ。 「けんちゃんは将来何になりたいの?」 と訊いたが、 けんちゃんは、近頃の子供らしく、具体的なイメージが無いのである。 「んー?」 とか言い淀んでおる。
さっきの仕返しだ。 「じゃぁ、俺が世界征服したら、けんちゃんは部下になるか?」 すると、かあちゃん、どういったと思う?
「まぁ!それは良いわ! けんちゃん、 そうしてもらいなさいよ!」 (俺の方向いて) 「でも、部下にしてもらえるかしら?」
知るかよ。