先週末は、久々に自転車たくさんのった。 土曜も日曜もものすげぇ風だった。 斜めになるくらい。
土曜は宮ヶ瀬湖に行き、日曜は大井と多摩川を走った。 大垂水は路肩にたくさん雪があって、路面がぬれてて、 しぶきが凄くて参った。
都合、 260km ほど乗った。
こう、極限まで腹が減ったりするのは凄く良い気分だ。 今度はもっと遠くまで行こう。
踏み面のプラスチックが摩耗してどうにもならんので、 カーボン板で自作してみた。
1.0mm のカーボン板をハンヅで購入。 2800円。 DURA-ACE のクイックレバーを切りぬいた時に使った糸ノコがあるので、 これを使って板からパーツを切り出す。 通常のエンプラとちがい、ほとんどがカーボンファイバなので、 鋸で切り出すのも大変だ。 あっというまに糸ノコが切れなくなってしまい、 グリグリと力をこめて引きたおさないとダメになる。 力をこめると、なんせ糸ノコだから、 変な方に切り進みやがる。 アタマくるぜ。
固定は、とりあえず瞬間接着剤とエポキシを試してみた。 どっちにせよ、部品の精度が固定の耐久性に大きく影響する模様。 どうにも 10km ほど乗るとポロリと取れちゃうので、 結局、作り直す。 ちょっと大きめに切りぬき、ペダルに合わせながらヤスリで削って寸法及び 形をキッチリ合わした。 これは自転車につけたままじゃどうにもならんので、 ペダルはクランクから外して作業。
接着も、手抜きせずエポキシで。 この季節、エポキシを硬化させるのも大変だ。 外したペダルを机の上に並べ、 白熱灯を当てて温める。 これで数時間で固まるだろ。 接着面も、石鹸と脱脂剤で洗浄。
これでとれたら、もう、知らん。
東大のネームサヴァがぶっこわれて、 これを直すのに2日かかった。 まいった。
通勤自転車もロードレーサーだが、 これは昔のやつだ。 部品は基本的に20年まえので、 フレームもそれくらいまえのだ。
昔風の作りで、塗装も昔風である。 パイプを継ぎ手で組んであり、 塗装のうち継ぎ手の部分だけクロームメッキが出てたり、 継ぎ手部分とパイプ部分で塗り分けてあったりするやつ(胴抜きという)。 これに、ジャパンカップのゼッケンプレート(車番)を付けてるんだけどね。 ファッションで(笑)。
ハンヅの入口にこいつを停めて、 ペダルをホゲるためにカーボン板を漁って、 表に出て来たら、 何の面識もない自転車マニヤの人が二人、 俺の通勤車の前で待ち構えてて、 いきなり、 「レースとか出てるんですかっ?!」 「この自転車、渋いっすねっ!!!」
知るかよ。
これに乗ってると、たまにあるなー。 汎用自転車型決戦兵器の方は、見知らぬ奴が話しかけられるような乗り方しないから、 そういうケースは一度も無いが。
Paris-Niece の第二ステージ、ゴール前 35km で集団落車。 ハンドルの上を飛び越えて頭から落ちた Andrei Kivilev は、 翌日、死去。
せめて、メット被ってりゃな。
俺もアルパイン始めた頃は、ノーヘルだった。 今じゃクライミングでヘルメット被ってないなんて考えられない。 自転車始めた頃もノーヘルだった。 今じゃロード乗るのにヘルメット被ってないなんて、 考えられない。
まぁ、自転車の場合、メット被ってないからといって誰かに迷惑かけるわけじゃないから、 被るかどうかは本人の勝手でいいんじゃないのかね。 ただ、一緒に居る奴が死んだら気分悪いから、 俺と一緒に走る奴には、心情的には被っていただきたいが、 被ってない奴はとんでもねぇ!とか、 被らない奴とははしらねぇ!とかいうほどのもんでもない。
要するに、リスクをどう評価するか、ということなんだけどね。 俺の意見を簡単に言うと、いつ事故るか判ってりゃ事故る奴は居ないってことで。