ホビーレーサーの合宿というものに参加してみた。
朝5時起床ですよ!寝たの1時なのに! 集合場所に行くと、みんな居るし。 車で7h20m 過ぎに相模湖の向こうの集合場所に到着。 道志みち経由で山中湖に。
すげぇ向かい風。しかもすげぇ調子悪い。しんどすぎ。 心拍上がらず頑張れない感じ。 山伏峠を越えたところで休憩。もう腹へって、食いまくってしまう。
篭坂峠を越えて5合目へ。雨が降ってきた。 自衛隊の基地の横を通る頃にはやんでたが、山はすっかり雲の中。 直線の長い登りであっさりチギレる。 すぐ雲に入って前も見えなくなり、孤独な修行モードに。 追い越した乗用車から声援がかかる。
2合目に到着。どえらい霧と風でどうしょうもなさげな感じなんで、 5合目はとりやめに。そのまま直進して樹海方面へ。
樹海への緩い登りで完全にブっちぎれた。 なんか膝も痛くなってきた。もう一人、ブっちぎれた人が居たので、 団結して一緒に走る。 むー、樹海の道ってこんなしんどかったっけね?インナー入りっぱなしですよ。
ハンガーノックだか何だか判りませんが、とにかく、まるっきり踏めません。 これじゃ練習になりませんよ。 徐々にマジで膝も痛くなって来て、何やってんだかわかんねぇ状態になった。
宿には午後3時過ぎに到着。 自転車乗っててこんなにしんどかったことは未だかつて無い。
次の日も膝が痛かったので自転車乗らずに帰って来た。 もう、マジ調子悪すぎて意味無し。 何しに行ったんだか。アホみてぇス。
久々に自転車乗っててコケた。40km/hくらい出てたかな。 けっこうな擦り傷が膝、尻(大腿上部)、肘にできた。
尻のはけっこう痛くて参る。 横向いて寝られなかったりしてな。 いつまでたってもナンか浸みだして来るし。
ようやく治って来たとおもったら、マジでもうむちゃくちゃに痒い。
またしても富士山行ってみた。 富士吉田で降りて、一周した。
いやー、でかいね、富士山。尋常じゃないよ。まじで。
今回は左回りに走った。最後にスバルラインを登る予定である。 五反田で往復周遊きっぷを買って、 新宿 0811 の河口湖直通快速に乗る。 富士吉田 1015着。 朝のうちは曇だったが、 晴れてきた。 荷物を駅のコインロッカーに入れ、コンビニで食糧と水を買い込んで、 R139 を樹海方面に。 この道は探検でさんざん通った道である。 道の駅を過ぎて豊茂で左折。
このあたりから調子が出て来て、本栖湖の見える展望台までアウターで走る。 そして下り。
さて、このへんでスカイライン方面に曲がるかな、 おお。いきなり大した登りやんけ、でも、正面に大沢崩が見えててなんか変だな、 とおもったら全然違う道でした。なんてこった。
さて、いよいよ富士山スカイラインですよ。ここでスピードメータをみる。 平均時速 38.6km/h !!! まじで? 途中、けっこう登りもあったりして、ちょっと考えられない値なんですが、マジですか?
あまり暑くないのでヘルメットは脱がずに行く。 今日の服装はアンダー一枚と、あとは半ソデ半ズボンだ。 今日の天気は、いくらとばしても暑くなくて良い。これは良いぞ。
しかし、この登りはこんなにしんどかったっけね。 ギアは 12-25 を付けて来たのだが、けっこう 25 を使う場面が多いぞ。 どうも長い登りのコツがいまいち掴めない。 尻が潰れないように、時々立ち漕ぎをまじえながら登る。
そして5合目の分岐。 ついに来ました。 先は雲の中。 路面もやや荒れ気味で、 ここから先は山岳スペシャリストだけの領域だ。 さて、どうすべきか。 いかにも。 俺は山岳スペシャリストのはずだ。 だが、今はそう言い切る自信は無い。 そして、それを確かめるために、今日ここに来たのではなかったか。
ぐいとハンドルを左に切って、更なる登りに向かう。 よしいいぞ。調子が掴めて来た。 19, 21, 23 くらいを中心にこまめに変速しながら登る。左ターンは時々無茶な傾斜があり、 25 あるいは 23 の立ち漕ぎで登る。 ペダル2回で吐き、1回で吸う呼吸。このリズムに合わせて登れるようにこまめに変速するのが 良い。
だが、そのリズムも崩れる時がやってくる。 標高 2300m。 いくら息を吸っても馬力が出ない領域。過度の呼吸で喉もおかしいぞ。 そして到着しました。 ついに着きました。 標高 2370m いやー、それにしても 1900m 登りっぱなしは長いね。長すぎ。 タイムは 1h45m です。
ダイフク食って、ウィンドブレーカ着て、すぐ下る。 最初はそうでもなかったが、いやー、途中からマジで寒いです。 全てが冷え切ってしまい、脚も今まで吊った事のないスジが吊りました。 これがカテゴリ超級山岳ってもんでしょう。 自衛隊の隣のコンビニで、レンジで温めるスパゲティを食って復活。 こりゃどうも時間的にスバルラインは無理げだな。 籠坂峠を 17, 19, 21 あたりのギアを使って登り、 山中湖に下る。
山中湖岸の平坦は、今回唯一の平坦路だ。 40km/h くらいで滑べるように走るぞ!速いぜ!惚れ直すぜ! ああ、もう日が暮れる。 こりゃあと 2時間くらい早く出発するか、鬼神の如き走りを身に着けないかぎり、 スバルラインは無理だな。
自転車をバラして袋につめ、アップルジュースでドロドロの水筒をトイレで洗って、 電車に乗った。
カテゴリ超級山岳ってこんな感じか。いやー、全然厳しいですね。まじで。 こりゃ奥多摩なんか走ってちゃダメっす。あれじゃ丘ですよ。丘。 山登りで、奥多摩なんか行って何が面白いのかね、と思ったもんですが、 自転車でも同じですな。 ただ、富士山登れる季節というと もうすぐ終わりなんで、今回は気づくのがおそかったというか、むしろ 今年は天気が悪かった。