俺千家 (2003/11/29)


2003/11/28

昨日は発作的に散髪してみた。

毛って毎日着実に伸びるんじゃなくて、ある日突然伸びね? いや、突然邪魔になって、ずっと我慢してたんだが、ついに我慢できなくなったもんで。

いつものことだが、散髪は自分で行う。

茶道

なるほどお茶に類するものをいれて飲むという一連の行為は、 一つの儀式になる可能性をもっている。

特に、バッチ式の、つまり、連続的に製造可能なやりかたないし設備ではなく、 毎回フタあけて中身を引っ張りだして、また詰め込んで、 って感じでやる操作の場合は、 その手続きに「起承転結」みたいなのがあって、非常に儀式っぽい。

つまりこう、飲料が器に出て来る瞬間に向かって、全てが収斂してゆくわけですよ。

俺の場合、たしかにそれは儀式ではあるのだが、日々改良を加えておる。 なんせバッチ式はめんどくさい。 連続製造可能あるいは、まとめて作っておけると簡単でよろしいのだが、 飲む度に起承転結が発生するのはかなり面倒なのである。 だから、その負荷を少しでも軽減したいと考えるのは当然であろう。 以前は瞬間湯沸し器からエスプレッソメーカに湯を入れてたんだけど、 最近は必要量をヤカンで沸かしている。その方が量の加減が確実で、 しかも速い。

いずれにせよ、うちのエスプレッソメーカでコーヒーをいれるという一連の操作は、 かなり茶道っぽい。

しかも、流派は「俺千家」。 よって、日々この手続きには改変が加えられ続けているのである。 つまり家元である。

おそらく、火力としてガソリンバーナとか炭を使うと、もっと茶道っぽいと思われる。 しかし俺のガソリンバーナ(スベヤ123)は臭いし、やかましい。

スタンディング

とは、自転車で足つかずに止まる事である。 しばらく練習してたら、これがわりとできるようになってきた。

何のためかというと、信号待ちのためである。 信号が赤でも、ペダルから足を外さずに停止できるので、 青でダッシュも速いし、 赤でも止まるのが嫌じゃないので信号を守るから安全だし、 ペダルやクリートも減らないというわけである。

しかも目立つ。先日など、青になって発進するまで3人ほどのギャラリが釘付け。 そこまでして見るもんでもないと思いますがね。 でも、ネクタイしてロード乗ってる奴がスタンディングしてたら、たしかに目立つかもな。

コツは、バックすることにある。自転車でバック。これがなかなか難しい。 ハンドルを右に切った場合、右にバランスを崩したらちょっと前進することで立て直せるわけだが、 左にバランスを崩したらバックする事で立て直すわけだ。 前ブレーキを一瞬かけて、腕をちょいと突っ張ってバックする。 この、ブレーキコントロールがうまくいくためには、 ヘッド廻りの調整とブレーキの調整が重要だ。 それから、車輪がでかい方がやりやすい。

もちろん、なんといってもバランスが最重要だ。

暴走属

俺は高校時分、天文とかやってたわけですが、 これはそんときの後輩のはなしです。

彼は、いつもの観測場所で望遠鏡で観測してました。 近所のだだっぴろい駐車場です。 すると、 城の天守閣みたいに風防が積み重なった単車とか、 熱帯の珍しいカブトムシみたいな形に改造した自動車とかがたくさんやってきました。

つまり、その駐車場は暴走族の集会場所になってたわけです。

そうこうするうちに、彼の周りはすっかり一族でとりかこまれてしまいました。がびーん。 いうならば、「北斗の拳」で牙一族に取り囲まれてしまった、最後の良識派の市民(しかもインテリ) というところでしょう。

ばばーん!大ピンチであります。

ここで北斗の拳ならば、「なにやっとんじゃ〜 オラ〜」とかいって 蹂躙されてしまう、あるいは、そこにケンシロウがやってきて秘孔をつつくところです。 ところがその暴走族は意外と好奇心旺盛かつ知的で、 天体望遠鏡というものの存在も知っており、 「何やってんの?」

彼が土星とかの惑星を見せてやったら、みんなでかわるがわる観察し、 「おおお!すげぇぜ!本当に土星だ!!!」 と大感動して帰って行ったそうです。

まーひーの法則

自転車に乗りたくなると雨が降る。

英語風に言ってみました。うぷぷ。英語って変なの!

ラジオその後

AC 電源で使ってると、アンテナを延ばしたり外部アンテナを繋いだりせんでも 非常に良好に短波受信できることを発見した。 びょーんと伸びたアンテナやそこらをはいまわるアンテナ線は邪魔なものだが、 無けりゃ無いでなんか変。

AC電源が無いと、アンテナを延ばすか外部アンテナを繋がないとダメである。 どうもAC電源線がアンテナか何かの役割も兼任しているようだ。

報道の違い

たとえば、今回の日本の衛星打ち上げが BBC でどのように報道されているかというと、

北朝鮮をスパイするための日本の衛星の打ち上げが失敗した。 1998年に北朝鮮が弾道ミサイルを日本上空越しに太平洋に発射した事件に衝撃を受けて以来、 情報収集をアメリカに依存するだけではなく自前で行うために スパイ衛星を開発していたのだが、今回の失敗で、 宇宙開発計画と共に情報収集計画も大きな打撃を受けた。

中国が有人宇宙飛行を成功させた一方で、それよりもずっと科学技術において 優れている国の宇宙開発計画が、なぜ失敗したのであろうか。

どうよ、この直接的な表現。報道ってのはこうでなくちゃな。

朝日に至っては、これが偵察衛星だったことすら一言も触れられておらん。 アホだね。


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