無駄威 (2004/05/25)


高野山

昨日が最終日だったので、 上野にみにいった。

仏教ならびにその美術に関しては全く疎い俺だが、 とにかくこれは素晴らしかった。 日本や中国の美術工芸品は本当に凄いのう。

俺にとって尊敬の対象となりうる美術とは、こういうものだ。

今回の展覧会で観た作品の多くが、これらの条件を非常に高いレベルで 満たしていた。 だいたいにおいて日本や中国の優れた作品というのは 技術に非常に優れており、かつ、異常なまでのしつこさで完璧に仕上げられているものだが、 今回の展覧かいで面白かったのが、 密教、これですよ。 これは少なくともわしには全く馴染みのない発想と主題なので、 非常に新鮮で興味深かった。

展覧会によって客層がいろいろと違うわけですが、 これもこの展覧会はけっこう面白かったとわしは思うわけです。

今回の展覧会の客層はマジ強烈でした。いや、マジで 変な奴ばっかり。すっげぇ変だった。 男女比は 7/3 くらいかな。男も女もすげぇ変。 男は、ありゃどういうタイプなんかね。 引退したジイさんが多かったが、とにかくマジで偏屈そうな奴だった。 俺と同年代のも多かったが、これもヘンテコなのばっかり(俺も含む)。 どこ探せばこんな変人が埋まってるのかね、っていうくらい変人ばっかり。 女性もけっこう居たのだが、これはわりかし普通だったかも。

ただし、図録はイマイチでした。 図版は折込の大判だったりして豪華だし、撮影も素晴らしい。 ただし、読むところがな。これが図録では一番重要ですよ。 図版なんて白黒でいいんですよ。マジで。 だって、実物観れるんだから。 作品の背景や本質をスルドく解説してくれる論文こそが図録の本体である。 日本美術の研究論文ってこういうヘタクソな散文詩まがいの 文体が通用してるのか? 内容は全然つまんねぇし文体はカツラにポマード塗りたくって めかしこんだチビデブみたいなスタイルで、これはあんまりいただけませんね。

とにかく、こういう高度な思想性をもった作品を楽しむには、 そのへんの事情をちゃんと説明してくれるテキストが不可欠ですよ。 すぐれた研究者が居れば、美術作品の楽しみは何倍にも広がる。 だから、面白い研究者が居れば、 西洋美術だけでなく、こっちもハマろうと思います。 なんせ日本だからな。 実物見に行くのも簡単だ。 日本語通じるし。

革靴

何年かぶりに革靴買った。

これだ。がはは。

穴は spd と look のがあいてるのだが、 spd はプレートを削らないと付かないとかで、 面倒だからランスペダル使う事にした。

ペダルと靴で4万も使ってしまった。マジですか。

クリートがついてるので、歩いてると一見して変てこで、 全く普通の革靴には見えません。当り前ですが。

レースで十分使えると思った。SIDIよりも底が厚いのがちょっとアレだが。

というわけで、街乗り通勤号も再びビンディングペダルになった。 しかもランスペダル。(マキノからの移植) ランスペダルはデカイので、普通の靴でも乗れるのが良いね。

2004/05/19

仕事で大手町をチャリで移動してたら、 よく大井埠頭で遭う自転車乗りにバッタリでくわした。

彼の仕事は自転車便だそうで、会社のあるシオドメまで一緒に走った。

しかしよく俺だって判ったな。メットに羽生えたからかな。 でも、服装はリーマン全開だったんですがね。

その後の宇宙戦艦ヤマト風

これまで俺が抱いていた、 ゼンマイ動力のニュートン力学振り子時計に対する、 「機構と動作の面白さと裏腹にどうも信用できない」 というイメージとはだいぶ違うな。 一日じっとしてても会社行ったり自転車乗っても全く変わらず +0.5s/day だ。

腕に巻いた、ニュートン力学振り子で時間を測定する小型のゼンマイ動力装置が、 そんな精度出るもんなのか?本当はどっかに小さい水晶入ってるんじゃないのか? ほら、ダミーの振り子がついてる置き時計とか、あるじゃないですか。

という疑問すら湧く。

まぁ全般的にいって、こりゃ分不相応な買物だわな。 せいぜい壊さぬよう気を付けよう。

Giro

Simoni 個人TTで落車かよ! Honchar が勝って Popovych がリーダーに。

しかし Simoni は眼を細めて微笑みながら、 「山では Popovych の脚を見せてもらうよ」。

昨日は Petacchi が 7勝!め。

そして今日から山岳。 今日は1773, 2200, 1759, 1252m の峠4タテ。 いやー、盛り上がって参りました!


過去の落書きリスト