食え食え団(2004/07/07)


のだせーじん

漢字で書けば、「野田成人」である。

ご存知ない方のために書き添えるならば、 オウムの大幹部である。

じつは、小学生時分、同じ塾だった。 奴は、もう憶えていないかもしれないが。

俺はこの必殺の妥協無き知能が災いして、 塾内部に存在した特殊部隊に選抜されて特訓を受けていたが、 奴は通常の扱いであった。

奴はそれが気に入らず、無闇に俺や その他同様の扱いを受けたメンツに絡んで来たりする、 非常にウザい奴だった。

俺の興味の中心は当時は困難な課題をエレガントに解決する事にあったが、 奴は点数が一点でも上回っていれば満足なのだった。

そんな奴が、どういう事情か、ある時俺の隣に座った事があった。 俺はなんかヘンテコな特殊部隊に選抜されたおかげで、 一般の人々と一緒のクラスで勉強することは基本的に無かったので、 それは、なにか特別な事情があったのだと思うがいきさつは忘れた。 とにかく奴は徹底的にウザく、俺の隣で、どの試験で何点とったとかそんな話ばっかり していた。

授業が進み、何か整数論の問題が出て来た。 俺は、その問題を何か非常に洗練されたやり方(当社比)であっとう間に解決し、 隣で全ての場合を綿密に計算している野田君に、 何か酷い事を言った。きっと、 俺の考えた回答を一生懸命計算している野田君に耳うちしたあと 「お前みたいなアホはなんぼ勉強しても無駄なんやのう。 せいぜい一円貯金で点数かき集めてくれ」みたいな 事を言ったのだろう。

中学は別の学校に進み、俺は奴の事はすっかり忘れた。

その後、例の教団が繁盛して、俺の居た大学でもビラが撒かれたりしていた。 そのビラにはどっかで見た顔が載っていた。 しつこそうな細い眼に丸ガリの頭に見覚えがあった。 ああ?なんかこいつ見た事あるなぁ おおお!こ、こいつ、のだせーじんやんけ!…

なんか、この程とっ捕まったらしいな。のだせーじん。

なお、その時の俺の回答だが、アルゴリズムは正しかったが、計算が誤っていた。 がっはっは!だっせぇな、オイ>俺

日曜の料理

昼:ソーメン。シソ、みょうが、たまご焼き、焼きなすび載せ。

夕食は以下のとおり

前菜:ホタテのカルパッチョ

主菜:カツオのタタキ

副菜:なすび焼き

デザート:桃

久々にウマいもん食った。あー食った食った。

2004/07/06の料理

主菜:フィレステーキ(150gくらい)、赤ワインとキノコのソース、オクラのソテー添え

汁:豆腐とトマトとキノコのスープ

久々に肉食った。超食った。ぐはー。マジウマ。

料理

というのは楽しい趣味である。

クリエイティブで、直観と技術を必要とし、しかも大抵失敗しない。 というのはつまり、食い物と食い物を混ぜれば食い物ができるのでね。

なんといってもこの趣味が素晴らしいところは、 熟達すればするほどうまいものが食え、しかも、

食ったらなくなる!

これが良い。画やプログラムではこうはゆかぬ。画はできあがれば 場所をとり、プログラムはメンテナンスをせねばならぬ。しかし料理は 食えばなくなるのである。 しかも食っても食ってもしばらくすると腹がへる。 だから、いくらでも作るチャンスはあるわけだ。こりゃ良いぞ。

今日の体重

55kg。体死亡率14%(タニタの体重刑による)。

これなら、あと 2kg 削ればヒトケタのはずだが、 そうはならないのがこの体重計だ。

TdF

今日は春のクラシックレースすなわち Ronde van Vlaanderen や Paris-Roubaix で使うコースを 取り入れたステージであった。ウヒヒ。

マジ大荒れ。

Bruyneel氏(Lance のチームの監督)の言葉

今日は散々だった人も居たようだね。 今日でツールの勝ちを決める事はありえないけど、 じっさい、 今日でツールの負けが決まる事はありえたわけだよ。 もっとも、これは最初から判ってた事なんだけど。 まだ何かが決まったというわけでは一切ないが、 それでも我々が Mayo に 4分の差をつけることができたのは非常に大きい。 彼が落車したときに、誰も彼を待たなかったけれども、 最後の60キロは非常にシビアなコースレイアウトだったので、 これはしょうがない事だ。 今日のレースリーダーもやっぱり待ってもらえなくて、 チギレた集団に残されてしまったわけだし。

Lance のチームには春のクラシックでいつも上位を争う Ekimov と Hincapie という強豪が二人居る。 彼等が集団をコントロールして Lance を守ったのである。 また、 Lance 自身もかつてはこんなコースで活躍した選手だった事を 忘れてはならない。

彼に勝利をもたらしたものとして、 あの無敵の運動能力だけが注目されがちだ。 しかし、彼は脚だけの選手じゃない。 幾人もの選手が彼と一緒に峠を下ってて居なくなった。 その完璧なレース運びと共に、 卓越した技術が様々なトラブルから彼を守って来たのである。 それが再び明らかになったのが今日のレースであった。 この日で居なくなったのは Mayo 一人で、 あとはみんな生き残ってるわけですが、これが雨だったら 今日でツールの総合が決まっててもおかしくない。

昨日、総合成績でトップに17秒差だった MacEwen がゴール勝負でボーナスとって、 レースリーダーとなった。 やったね! そういえば、 MacEwen も技巧派だな。彼は武闘派かつ技巧派ですよね。 ゴール前に難しいカーブがあったりするレースの、先頭のヘリの空撮見てると 彼の動きはマジで凄いです。 神技的なコーナリングに加えて 小刻みにスプリント使ってライバルをケ散らしていくところは最高にカッコイイね!

そして明日(もう今日か)はチームTT。


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