弱まった(2004/07/20)


じぇんきんずさん

脱走兵なんだって?

なんでそれが北韓に居るのかね? 脱走して北韓に行ったのか? 脱走する方向が間違ってね?

TdF

7/14 のバスチーユの日に、 今度は Richard Virenque が勝ちました。

中央山塊、237kmの長帳場。極端に長く厳しい登りはないが、 それでも 1級カテゴリの峠が一つ、2が二つ、3は5個もあるという、 全体としては非常に厳しいコース。

200キロ逃げて今年も山岳賞も獲得したという。 俺は、彼はあまり好きじゃないが、 とにかく、すげぇ奴だ。

TdF

ピレネで登りゴールが二つほどあったが、 その結果、 「le Tour de France」ではなく もう、すっかり「ランスと愉快な仲間たち」って感じになっちまった。

ただ一人食いついて生き残っているのは Iban Basso だが。

大掃除

もう、うちのクーラーが臭くてかなわんのですよ。 いきなりこういう話で恐縮ですがね。

うちのクーラーは 100V で使える最強の製品とかいうふれこみで買って来たのですが、 買って来た時分は確かに猛烈な冷却能力で、 排水パイプから出る水もどえらい勢いであり、 素晴らしい性能だったのですが、 いつしかヘボくなり、それとともにスイッチオン直後、 すっぱいニホヒを放出するようになりやがった。

そう。室内機の熱交換器ならびに周辺機器に、 イロイロと湧いてきたわけです。

そこで、先日はエアコン掃除スプレイなるものを買って来たわけですが、 残念ながら、そんなのじゃ全然お話しになりませんでした。 だいたい、菌類が冷却フィンみたいなめんどくさい構造物に湧いた状態で、 スプレーしただけで除去できりゃ世話ない。 そんなヘタレな菌類であったならば、 カンブリア時代ならいざしらず、 この厳しい生存競争の現代においてはあっという間に 絶滅してしまい、俺んちで繁殖なんかしてる場合じゃないはずだ。

などと生態系を遠い目で語っていても臭いものは臭いので、 ここは一丁、テッテー的にやるしかない。

まず、情報を集める。 しかしながら、ひっかかるのは業者のサービスばっかりだ。 料金は 10K円程度のようだ。 内容は、ガワを外したエアコンの周囲を養生しといて、 何かこう強力なモノでゴワーっと吹き飛ばす模様。

これを自分でやるしかないか。

ゴワーっと強力なモノが無いので、養生も大した事ないだろ。 そのかわり、ブラシでガシガシやってやろう。 ソレ用の薬剤は無いが、めんどくさいからセッケンでいいや。 あんま変なもん突っ込むと、壊れても難儀するからのう。

まず、ガワを外す。これは、以前リモコン受信部が不調になったおりに 分解して直した事があったので、既におなじみだ。 そして、熱湯に粉石鹸を融かして水で薄めたものを霧吹きに投入し、 これを左手、右手にいつも自転車のチェーン洗うのに使ってるブラシだ。 こいつはそのままだと金属粉末でまっくろけで具合悪いんで、 メチクロで徹底的にキレイにしておいた。

ぶしゅー、ガシガシ。ウッホー、なんかすげぇぞこりゃ。

次に、すすぎプロセス。霧吹きの中身を普通の水に切替えて、 ぶしゅう、ガシガシ。

奥の方にある、ファンもできるだけブラシをつっこんでガシガシガシガシ!

その周囲の風の通り道も、なんか凄い事になっています。 きっとこいつらがショウキを出しておるのであろう。もはや

腐海に手を出してはならぬ

とかそういう状況である。

この作業はしかし、なかなか辛いのである。 なんせぬくい空気は上にあがる。だからエアコンは上についている。 作業している俺も踏台に登らざるをえない。 しかし当然エアコンはついてない。とめないと作業できないからね。 よって、結論はこうなる。 すなわち猛烈に暑い。 これが中世スコラ学に言うところのバルバラ式すなわち、肯定三段論法ってやつだ。 もう死む! 暑くて死むぜ!

いいかげん、頭が痛くなって来た頃、ようやく終了。 それでは試運転してみましょう。 黒い汁が吹き出し口から飛び散ることが予想されるので、 風の上下調整を一番下に向ける。 ブワーっと吐き出される、良く判らない黒い汁ども。 内部に温存されていたと思われる、ショウキも一緒にでてきた。 ウヒー。こりゃたまらん。

一旦停止し、吹き出し口周辺についた汚れを除去してから、 ガワを取り付ける。 では、冷房スタート!

おおおお!臭くないぞ!すなわち俺様の勝利!

表を見ると、排水がなんだか大変な事になっております。 そして、買った当時のスルドい冷えも戻って来た。ような気がする。

富士山

せっかく連休なんで、どっか行くかってことになり、 富士山いってきた。チャリで。

とはいえ、全部チャリで行くと暑くて死ぬので、品川から新富士まで 電車だ。朝8時半の電車で新富士9時半である。10時には走り始められる 段取りだ。

新富士から5合まで登れば正味2300m登ることになる。 これでもグランツールの大規模な山岳ステージにくらべると、 たいしたことなくて、半分くらいの獲得標高差だが。

さて、食い物と水を満載にして走り出したが、なんせもう暑い。 あと1時間は早く出ないとこりゃダメだな。

1000m ほどのぼったところでもう腹がへってきた。 ダメすぎだ。 ここで腹が減っているようでは、 あと1000mなどとても無理である。 パンなど食うが、全くペースは上がらない。 当り前だ。 一旦こうなったら、何を食ってもペースを維持するのが精一杯だ。

1400m地点で残りのパンも食って妻を待つ。もう水もねぇ。 こりゃ物理的に行動継続は不可能である。

途中まで来た道を戻る。富士市内の蕎麦屋でメシ食って帰宅。

いやはや、これはか〜なり走りがいありますよ。 具合が良いのは、アプローチの短さである。 奥多摩も八ヶ岳も富士吉田も2時間はかかるから、1時間で着く新富士は良いぞ。 しかもすぐ登り。

さて、こんどはいつ行くかな。 やはり富士吉田発で一周のうちに5合め2回を達成したいところだが。

Lance

途中に、石畳とかブルターニュ半島の風の強いところ(天気も悪かった)とかがあった わけです。 ブルターニュは道も悪く、また、無数の細かい(といっても標高差100mとかある) アップダウンがあった。 こういうところで、 いわゆるヤワなステージレーサーは消耗してしまったということでしょうか。

そうだとすれば、 彼は、まことに偉大なチャンピオンというにふさわしい人ですね。


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