だいふんか(2004/09/02)


大車輪

俺の作った車輪マウス関数が ここで紹介されているのを 今知った。

こういうことになると知っていれば、もうすこしちゃんと作るのだった。 どうせ誰も見てねぇだろ、と思って、 とりあえず自分トコで動く、という状態で晒してしまい、 誰からもフィードバックが無いのでそれきり放置プレイに入ってそのままだ。

こういうのを、ある極東の島国では、「公開先にたたず」という(江田島平八郎 「日本の諺とオープンソース」 民明書房 1999)。

このほど、使いつつ加速具合を変更できるようにしてみたよ。

人名で検索

高校んときの友達とか、 webの検索すると生きてるのか死んでるのか判ったりする場合がけっこうある。

私の名前で検索すると、同じ名前のフランス語研究者の方が出て来ますね。 weblog のアンテナも 出て来るので、個人的に私を知っている人なら、これから捕捉可能ですか。 実際、昔の友達からこれで捕捉してメールが来た事がありました。

久々のお買物

自宅に籠って開発していたが、煮詰まってどうにもならないので、 ちょっと夕方から買物にでかけてみた。

紀伊国屋に「ライトスタッフ」のDVDが売ってるということで、 買って来た。

バーテンのオヤジがYeager本人だというはなしは聞いてたが、 本当だったとは。

ほら、 DC から来た、宇宙飛行士リクルータに「ウィスキ飲むか?」って絡む オヤジですよ。彼が世界で最初に音速を超えた漢です。 なんか2枚組みの豪華版だそうで、2枚目には若干のお宝映像が収録されていました。 Yeager のインタビュとかも入っててね。

本物の宇宙飛行士のインタビューも収録されている。 そのなかで、「宇宙飛行士が、再突入カプセルに窓を付けろと ドイツなまりのエンジニアのリーダーと 議論する場面がある。 キャストにそうは書いてないが、誰が見てもヴェルナー フォン ブラウンだ。 しかし、実際にはこういう展開ではなかった。 理由は二つある。 第一に、機体の設計にフォン ブラウン は直接関わっておらず、 宇宙飛行士と議論したのは、設計したアメリカ人技術者だ。 第二に、 フォン ブラウンと議論できる者など居ない。何故なら、彼はベストだからだ。」 といったのが印象的だった。

久々にチャリででかけた。 なんかまったり走る気分でもなかったので、山手通りをとばしてみた。 夕方だ。

いやー、香ばしいチャリが山盛りで、街道バトル(笑)イレグイ状態ですね。 そもそも自転車で夕方の幹線道路走ってる時点でアウト確定ですが、 みんな馬鹿!頭悪すぎ!いやほんと。俺もその一人だがな!

まず、目黒通り渡ったところで毛唐の二人づれ。チャリの服装で スリックタイヤMTB。 信号で並んでヤル気満々でこっち見てんのな。 アホか。 ちゃんと手信号を出しつつ、 19 から始めて 17 16 15 と一つずつシフトアップしていき、 52x15で引きずり回して そのままちぎってまとめて捻り潰してやった。 その途中で 画に描いたようなシャバ造、 すなわち シャバ服、肩かけバッグにノーヘルで 普通のハンドルついたロード風に乗ったやつが出現。 そこそこのスピードで走ってるのを抜いたら絡んで来た。

バスにくっついてアタックとかセコい手使って先行してきたので、 後ろに付かせてもらう。 平坦で俺を引いてくれるとは、なんて殊勝なやつなんだ。 しかしこいつは右に左に進路変更して走りにくいぞ。 そうこうするうちに駒沢通りの交差点だ。 こういうシャバ造を前に出してると交差点は危ないので、 先頭を交替してやると、 まさかすぐ後ろに居たとは思わなかったようで、ギョッっとしていた。 きっと、抜かれた事ないんだろ。 おめでたいやつだ。

奴も代官山の登りに入って来たので、そこで捻り潰してやろうと思い、 途中までイーブンペースでサドルに座ったまま引っ張ってやる。 歩道橋の手前の傾斜が急になるところでアタックしてぶちのめしてやろうと思っていたが、 座って漕いでるうちにちぎれやがった。 ヘタレが。 ちゃんとしたロード買って、峠で鍛え直せ。

渋谷北部、NHK付近で、今度は舗道爆走MTBが出現。 マジもう勘弁してください。 おなかいっぱいです。

こんなしょうもない奴相手にしとらんで、ワシもマジメに乗らなのう。

紀伊国屋で買物して出て来たら、変なオヤジが俺の自転車に釘付けになってた。

帰りに、タカシマヤの隣のハンヅで、布団乾燥機の空気吸い込み口フィルタに 使うスポンヂを買う。古くなったフィルタが崩壊ぎみなので。 こんなちょっとしたことで捨ててしまうのは癪に障るし、 それに、修理ってのは面白いですよ。

腹はへっていたが、なんか外食も費用対効果という点でせつないので、 帰宅して食事。

抽象的に

前回、 Church の提唱とか難しい(そう、これはややこしいのではなく、 難しい話しだ)はなしをしたが、 これはその続きだ。

LISP で lambda というのがあるが、これがなんで lambda なのか? と思った事はありませんか? なんで pi や sigma じゃないのかね?

数学方面には、Church 氏たちが発明した lambda calculus というシステムがある。 アルゴリズムや数学の基礎的な部分を研究するために考案されたもので、 チューリングマシンとかそういうものと同じ役割を果たしたが、 この種のシステムのなかで、最もエレガントで柔軟で強力だ。

このシステムが備えている非常に本質的な操作が、 LISP でおなじみの lambda なのである。 なんせシステムの名前になっているくらいじゃからのう。

つまり、 LISP は言語の設計が20世紀前半に、 強烈無比な知能と根性を備えた天才のヒトビトによってとっくに行われていて、 それを1970年代に実装した、とも言えるわけだ。 ほれ、 lambda calculus の表記って LISP のコードそのままじゃん? それにしても、 Church と Kleene が設計した言語なんて、マジ超イケてるぜ! そう思わね?

大噴火!

ドッカーン!!!!(文字画略)

と浅間山が大噴火ですよ!

今はむかし、登山禁止の頃、夜中に強行突破して登ったりしたものです。 懐かしいです。 登山禁止とはいえ、べつに誰か見張ってるわけでもない感じでした。 だから、突破もクソもないんですが。

続 抽象

俺は時々、ぼーっと考えるわけですよ。 言語の能力とは何なのか、とか、 人間、アタマが良いとはどういう事なのか、とかね。

何に名前を付ける事ができるか

というのは、一つ、言語の能力及び知能の発達の度合として 評価の基準になるような気がするわけです。

ものごとを取り扱う時に、それに名前をつけて行う、というのが、 どれくらい普遍的だったり基礎的だったりするものなのか、 という事は俺には判らん。 ひょっとすると、俺らには想像もつかぬ、全然異なるアプローチが存在し、 それを使って何か難しい事をやってる連中が宇宙のどっかに居るかもしれん。

しかし、とりあえずそういう想像もつかぬアプローチについて想像するのは やめとこう。なんせ、「想像もつかない」ってのが定義のなかに入っている以上、 それについて想像するのは無駄な事ではないのかね?はっはっは。

俺の決めた祝日

4月18日 アポロ13号の日
10月18日 超音速の日
11月25日 切腹の日

もまえらも祝うがよい。


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