おくればせながら、みてきた。マイケルムーア。
アレだな。観てて、なんかどっかでこういうのみたことあるな、 とずっと思ってたんだが、やっと思い出した。 こりゃアレだ。サウスパークだ。
久々に "Uncle Fucker" の歌が脳内リフレイン無限ループ開始だよ。 どうしてくれんだよ。ムーアくん。
念のため書いとくと、 Uncle Fucker の歌ってのは サウスパークに出て来る歌で、 かなり洗脳度数が高いやつだ。 「まぁるいみどりのやまのてせん」や、 ソフマップの歌と同じくらいの洗脳度数だ。
しかし、未だになにかにつけて出て来るアメリカの危機の筆頭が 「真珠湾」なんですね。 イヒヒ。 バーロ ザマミロ。 いつまでも「彼女はゼロのように手強い」 とかいってろ。
まぁアレだな。今更イラクから退くなんて言ったら、 大統領だろうと何だろうと、速攻ブっ殺されるな。 ビルごとふっとばされるだろうな。 ムーアもこんなもんしか作んねぇから、 生きてられるんだろ。 1800円損した。
革命やりたかったら、もっと痩せなきゃダメだろ。ムーアくん。
ちょっと先っぽの猫イジってみた。
ずいぶんしっかりくっついており、こりゃ簡単に後ろ向くようなもんじゃない。 つまり、オーナーがわざわざ後ろむけた思われる。 何かのマジナイだろうか。
舵角に応じて右向いたり左向いたりすると、もっと楽しいのだが。
今日は、めかふぇちとはなにか、ということについて考えてみよう。
メカふぇちの愛の対象は多岐にわたる。 航空機や自動車、手回し計算機、 カメラなど、個物の属する種類による分類以外に、 専らエンジンやトランスミッションなどの構成部分に萌える奴、 操作感に萌える人、 動作に萌える人、 設計萌え、 加工、仕上げ萌えなど、思い付くままに挙げてみたが、 「おう。俺の趣味カウントされてないぞ」という方がありましたら、 是非、御一報願いたい。
おそらく、メカっぽいものができた瞬間から、 メカそのものがある人々の愛着の対象であったろう。 パスカルが「歯車式の計算機に魂は宿るか?」みたいな事を(若干違うかも) 言ってるところからしても、その頃既にメカフェチは存在していた事は確かだ。
複雑かつ精密無比な機械には魂が宿って見える。 内部構造と動作機序を直観的に把握するのが容易ではない場合や、 動作そのものが精妙な場合には、 そこに自分の知識、経験の範囲を超えた何かが感じられるものである。 これこそが、メカへの偏愛の原動力ではないだろうか。 機械仕掛けの神である。
神は細部に宿るが、メカの場合はそれにとどまらない。材料にも宿るのである。
なんといってもメカフェチが現代の形態をとるにあたって、 本質的だったのは、 材料として様々な金属を適切に加工して使うようになった事だと思う。 つまり、メカフェチが成立するためには立派なメカが不可欠であるが、 そのためには金属素材の可能性が開拓される必要があったということだ。 金属素材への偏愛とメカフェチは別の現象だが、 その関連は深い。 これは、 ある種の金属が硬さ、強さ、加工しやすさをバランスよく持った材料であるために、 機械構造部材の材料として一般化した結果このような関連が生まれたのであろう。
メカの材料、横綱はなんといっても鋼である。 鉄基合金なくしては、現代文明はありえない。
しかし、真鍮メカにもこれまた捨てがたい魅力があるのだ。 メカが鉄ベースになったのはここ100年ほどのはなしで、 それまでは、メカといえば真鍮だったのである。 それゆえ、真鍮のメカはモダニズム以前の意匠を残したものが多く、 必要以上に感傷的側面を切り捨てていないだめに、独特の魅力がある。 たとえば、昔の顕微鏡や天球儀とか。 理科室にあった、古い実験器具を思い出して欲しい。
ゼンマイ時計のテクノロジの多くは18世紀に生み出されたが、 この当時は真鍮がメカの主要な材料であった。 18世紀の複雑時計には、天体の運航を計算するものもある。 つまり、宇宙が真鍮メカに閉じ込めてあるわけで、 これに成功した時計技術者は、ある意味、万物の創造主の雛型である。 中身のメカが宇宙なら、文字盤はその表象すなわち曼荼羅である。
真鍮のメカはあまり頑丈ではないので、操作に熟練と慎重さが必要とされるが、 鋼のメカはそういった配慮を必要としないものも多い。 そして、よくできた鋼のメカの動作感ときたら、もう、たまらんな。 神は細部に宿るが、とりわけジョイント、ベアリング、そしてラチェットに宿るのである。
じっくりかんがえてみると、 残念ながら、鋼と真鍮以外にメカフェチの欲望を担える材料は、 まだ存在しないように思える。
夏のアジト
どっかコーカサス山脈の奥の方標高4000mくらいの場所にある、 石作りのホッタテ小屋。
とにかく、そこにたどりつくまでがむちゃくちゃに大変で、 一番近い町からキャラバン仕立てて1週間くらいかかる。 着いたら、 毎日、スキー担いで山登りにいったり、カヌーで川下ったり、 魚釣りにいく。
なぜか近所の反政府ゲリラの人々の溜り場になっている。
冬のアジト
どっか南の海の火山島。
毎日、ぼーっとして過ごす。 時々、海に潜って真珠を探す。 夜は蚊帳でハンモック。 たまにフネで よその島に行ったりする。 フネはヨットかカヌーか知らんが、とにかく風力推進であり、 動力は却下。 当然、GPSを使わない、昔ながらの航法だ。
どっちのアジトにも電話その他通信設備は置かないが、 唯一の例外がHFのアマチュア無線、しかも送信は電信のみ。
最後はどっちかのアジトで遭難し、海か山もモクズと消える。
本当は軌道エレベータにもアジトが欲しい。 当然、デカい望遠鏡があるんだ。 一日中星をみてても飽きないぞ。 それに、星に飽きたら地球がある。 そして、生きるのに飽きたら生身で大気圏に再突入し、星に還るのだ。
考える枕。
むしろ、「枕を考えろ」(命令形)なのか。
両親及び妹夫妻と共に北八ヶ岳をハイキング。
男塾名物の覇威帝王じゃないほう。普通のハイキングである。
いやー、いいね。久々の山。 猛烈に天気良くて、車山から富士山見えた。 南アルプスは言うに及ばず、木曾山脈、御岳も見えた。
車山方面には高層湿原がたくさんあり、その一つ、八島ヶ原湿原に行く。 小さいススキがたくさん生えてて、高層湿原独特の見た事もない植物もいっぱいあった。 36枚のカラースライド入れた一眼レフに標準と広角の2本、 火星人三脚を持ってきて良かった。
宿が、妹の勤務先の保養所で、天体望遠鏡なども備えており、 メシもうまくて、楽しかった。食いすぎた。
翌日は山に登るのじゃ。 朝イチでメシくって、速攻準備して、朝イチのロープウェー(笑)に乗る。 ピラタスロープウェー。 30kgの荷物担いで、一日で標高差2000m登るのが普通な俺様は、これに乗る事は 絶えてあるまいと思っていたが、 ピラタスロープウェー。
なんてらくちんなんだ。もう、足なんかじゃ登ってられねぇ!
久々に標高2000mくらいのところを歩く。自転車じゃけっこう走ってるけどな。 北部八ヶ岳は、山がゆるやかなので、歩きやすい。 風は強いけどな。 北横岳山頂からは、浅間山の噴煙がよくみえて面白かった。 噴煙カワイイ。
基本的に、このままロープウェーに戻るコースである。 行動時間は3時間コースだ。 13時間じゃないよ。 でもラーメンは持って来たよ。 水も4L担いで、母のザックも持って、写真も撮りつつ岩場を通過する。 八ヶ岳北部とはいえ、一応岩場はあるのだ。 皆様、岩場の通過では楽しめたようでなによりです。
最後は雨が降って来た。山の天候は展開が早いのだ。
帰りに茅野でふもとの駅弁「元気甲斐」を二つ仕入れ、 これを夕食にした。
そこで、久々に山に行くのでヘッデンを新しいのにした。
ペツルのmyo(みょ?)
LEDとノーマルバルブの2灯式。 両者の on/off はレンズをぐるぐるまわすと切り替わる。
電池箱が妙に凝った仕組みで面白い。 以前、 black diamond のを使っていたのだが、 これに比べると petzl は圧倒的にディティールもよくできていて、 優れている。使っていて良い気分。
ただし、色がオバさんの下着みたいで、 はげしくダサい。いや、万一、オバさんが見てたらスマヌ。