ひっこしそのご(2004/11/02)


引っ越しそのご

さっそく自転車ででかけてみたが、いやー、遠いっすね!まじで。

2時間ちかくかかりますよ。往復4時間ですよ。アホですか。 毎日4時間も自転車乗って、プロ選手ですか。 ちゅうか俺以外に誰かメカニック居ないと、毎日4時間も自転車乗れません。

しかもいきなりズっコケました。 左手はけっこう擦り傷でイテェが、なんといっても時計をぶつけて 調子がおかしくなったのがイテェ。 またしても入院である。 俺の時計、半年に一回入院してるぞ。 ぶつけるまでは一日 +1秒以下。 時々寝る時にリュウズを上にして置いとくだけで、 一切時刻合わせする必要のない精度を誇ったものだが、 もうそんな精度には戻らないだろうな。 なんてこった。

それでも、電車はヤなので、本人はやる気マンマンである。 土曜はシートピラーにつける、荷台買って来た。 とにかく、荷物背負って自転車乗るのは気分悪いものだ。 ロードなら基本は背中のポケットに全部突っ込んで終了、としたいところだが、 通勤はそうもいかん。 メッセンジャーバッグなども検討したが、 基本的に、カバンは肩ヒモが暑いんですよ。却下。 さて、 荷台の性能やいかに、というところですが、 じっさいにはくくりつけるゴム紐次第だ。

あと、なんとか時間みつけてユキリン寄ってフレーム詰まったのを直さないと。 フロントセンタ 581mm だったのが、565mmくらいになってる。 前輪はもうダメだな。ハブもいつしかゴリゴリだ。 この際だから、9s用のチェンも買って来た。 自宅から至近の自転車屋は、 三鷹の「イシダ」である。 奈良さんやコウサカ監督などが来る店だという。

車輪はもう面倒だから、 プロトンかなんかを使おう。フリクションの在来変速レバーで9sに挑戦だ。 トップは12Tか。 まぁいいだろ。 下り基調の幹線道路で大型トラックの後ろについたときに備えての事だ。 ってことにしよう。

日曜(10/31)は、疲れがどっと溜って昼まで寝てたり、 エアコンの工事のひとがきたりして、 夕方から自転車で周辺を散歩してみた。 イシダ自転車店にでかけたり、 小金井公園をうろうろ。 結論。このへんは、テキトーな田舎でなかなか悪くない。 それに、なんといっても品川とは空気が違う。 朝起きても喉が痛くないのが助かる。

それから、自宅のインターネットもやっと開通した。

先日、霞ヶ関に行ったおりに、長年愛用していた傘をなくした。

この傘はエゲレスはシェフィールドの フォックスたらゆう会社がこしらえたホネに、 日本のキレを張ったものであり、 柄はヒッコリの曲げ材であって、 閉じた時に、こう、 ズバシュ-----------------っ と細くエレガントに巻上がるカッコイイ銘品なのであった。

ただ、もう10年以上使っててかなりくたびれていた。 シャフトはただの鉄に塗装しただけのもので、内部がかなり錆びており、 傘のキレを巻いた時にバラけないようにするゴムのヒモも完全にのびていて 2巻きしてもまだ余る、という状態で、 こいつは直してやらなきゃなあ、と思ってた矢先になくしてしまった。ガッカリ。

普通、傘といえば1000円かそこらでボタン一発でスバシュと開くものが 買えるところに、 ただ閉じた時のシルエットが美しいというだけで 差すのに両手必要な古くさい傘が1万円以上するというのも法外なのだが、 なぜかこいつは一回使うともう他の傘はどうにもダサくてイモくてどんくさくて、 断固絶対使う気がしないのである。

畳んだ時の美しさは既に言ったとおりだが、 64cmと多少大きく、そのわりに軽いので、妻と二人で歩く時などに重宝する。 しかし、具合言い事ばかりではない。 どうも日本の気候に適していないようで、あちこち錆びて来るのは あまり具合がよろしくないですね。

どうも最近雨が多くて、田町から会社までゴアテックス着てランニングで 通うのもアホらしいのでしょうがなくまた買った。 イセタンで 13500円。昔とあんまり値段変わってないね。 fox 使って15年目。 これで4本目だ。 初代は根っこ竹を曲げた柄に黒の生地だった。 これを買った店の店長に、「絶対に店の傘置場なんかに、 特に郵便局や銀行の傘置場には置かないで下さい! 使ったら、必ず開いて完全に干してから仕舞って下さいね!」 と言われたのを憶えている。 2代目は柄がマラッカ藤に紺の生地で、キョーレツに高かったが、こいつはすぐなくした。 ヤケになってすぐ買った 3代目がヒッコリの柄に黒の生地。 10年くらい使ったかな? 手でつまんでシャフト上を向こうへ押しやって傘を開く部品が、 3代目までは真鍮だったが、 今度買った奴はさすがにプラスチックになっていた。 ちょっと寂しい。

俺が使っているのは fox 製のホネに日本の会社で生地を張った製品だが、 全部エゲレス製(というふれこみの)ものもあるようだ。 こっちは22000円でずいぶん高いくせに柄も色も1種類しかない。 店員に「他の色目のものはないのか」と訊いたら、 「フォックスじゃなきゃダメなんすか?」というから 「フォックスのホネを使ってれば、あとは何でもいい」 といったら、 「そんならエスカレータのウラにいっぱいありますよ」。

なんとなく生地と防水処理は日本製の方が優秀そうなので、 今回もホネはエゲレス、生地は日本のを購入。 生地は紫外線に強いポリエステルだ。 今回は柄はカエデの曲げ材。 さっそく、なくさないように柄にナイフで名前を彫った。 部品はプラスチックになっても、ビシィっと細く美しく巻き上がるのは相変わらずだ。 電車でこの傘を見掛けた事は一回しかない。

「フォックス 傘」で検索すると英国の伝統がどうとかいう バカ的記事が山盛りですな。そんなウンチクがないと傘一本買えんのかね。

近藤ようこ

単行本で読んだ事はなかったのだが、 妻が会社で借りて来た。

水鏡奇譚。

かなり感動。

2004/11/02

今朝は自転車で来てみた。 先日導入した荷台の具合はどうかな?

いやー、いいっすね。荷台。 荷物背負わなくて良いのが良い。 もう全然涼しい。 あわせて、後ろギアも 9s化してみた。 先日、9段チェーンを買って来たので、 それを付けて、ついでにあちこち駆動系を掃除して、 普段練習で乗ってるカムパニョロのプロトンに、 平坦用9sスプロケをつけた。 12-21の9sであるから、 12, 13, 14, 15, 16, 17, 18, 19, 21 と 12 から 18 までクロスしているという アホ的構成のド平坦仕様だ。

ちょっとレバー引いたらすぐ変速するのでけっこうやりにくいです。 それから、やはり8s時代よりも歯の切り方やチェーンの作りが進歩していて、 変速が速くて静かなので、 フリクションレバーだといつ変速したのか皆目判りません。 ですが、当り前ですが、普通に使えます。

荷物積んで超快調。アウタートップ入れて、幹線道路を激走してみた。 基本的には川沿いの自転車道をゆっくり走ってるので、 家から会社まで1h35mかかった。


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