みた。
けっこう明るい。全部で3等の明るさはあったような気がした。 ちゃんと場所が判らなくても、だいたいこのへんというだけで、 自分ちのベランダから簡単に見付けられた。
といっても、うちから昨日の条件では双眼鏡が無いと無理だった。 双眼鏡はフジノンの6x30mm。
妻も見たが、感想は「ヘールボップにくらべてなんか全然ショボい」と 若干残念そうである。
ちょっと時間があいちゃったが、まぁ俺もいろいろ大変だったわけだ。
夫妻で休日自転車出勤してみた。
けっこう寒い日で、帰りに妻はすっかりハンガーノックになってしまい、 三鷹の和菓子屋で買い食いした。
今日、久々に2002年の Paris-Roubaix をみてた。 雨の中、 Museeuw がぶっちぎりで勝った試合だ。 先日の自転車通勤日と同様の気温、風速10m以上、雨、泥 という天候でみんな半ズボン、半そでジャージ、アームカバーというかっこうで 走ってる。
ゴール前になるとみんな完全に半ソデ半ズボンだよ。もうむちゃくちゃですよ。 ありえないっすよ。 俺ら間違いなく全員シモヤケ凍傷低体温症で入院確定ですよ。
二人で「こりゃやっぱり尋常じゃないな。考えられないね。」と話し合った。
以前から食卓のポットの蓋がちゃんと閉まらないのが、 どうにも気になってしょうがなかったのだが、 こないだついに直した。 このポットは妻がイギリスに住んでいた時分から使っていたもので、 といっても何か由緒ありげなものではなく イギリス下層階級のご家庭で典型的に使われている安ブシンのステンレスのポットである。
もう何年もずっと使っているので、内側にどえらい量の茶渋がついており、 よく育っているのである。
フタがきっちり閉まるのって非常に気分良いな。 きっちり閉まるようになってからというもの、俺もこのポットがお気に入りだ。
ところで話は変わるが、久々に海賊ネタだ。
北欧の海賊民族であるところのヴァイキングの人々は 現代からするとかなりはちゃめちゃな倫理感の持ち主であり、 ハンザ同盟なんかができた直接の理由はこいつらが大暴れした事だったりもして、 ずいぶんと世界史を書き換えた当の本人でもあるわけであり、 そういう意味ではそれなりに偉大である。
ところで、日本で天国に行ける人、つまり、「良い人」というのは どういう人物かというと、温厚で正直とかそういう感じであろう。 当然、俺もそのように教育されて育った。 教育にはおのずから限界があるという良い例だな。 話が逸れたな。
ある時、俺はヴァイキングの考えた天国の話を聞いた。本か何かで読んだのかもしれん。
ヴァイキングの天国に行く資格があるのは、 勇敢に戦って死んだ戦士だけなのだ。 そこには温厚な人のための場所も無ければ善良な人のための場所も無い。
それは、日本の天国とはあまりにもかけはなれたものであり、 かつ、そのかけはなれ具合が俺にとっては非常に衝撃的であった。 魂の底からビリビリくるような強烈な振動をおぼえたものだ。
勇敢に戦って死んだ戦士だけが行く資格のある天国というものを 思い付くような民族ってそりゃいったいどういう連中だよ。 まったく手に負えない完全無欠のロクデナシだな。
その天国の話を聞いた子供の頃の俺は、 「そうか。そういう天国なら俺にも行けるかもしれん」 「日本の天国は実にくだらん。 それなら地獄の方がまだましだ」 そう思う一方で、 「はたして俺にそんな資格があるだろうか」 とも不安にもなった。
そんな資格、無い方が良いに決まってるだろ。
むりやり引っ張ったら開くヘタレ鍵は、 どうにも具合が悪いというか意味がないので、 真鍮削りだしの精密な感じの錠前を買って来た。 それで、コイル状ワイヤだけをそのヘタレ鍵からすっこぬいて、 ワイヤと錠前で自転車鍵とすることにした。
錠前はabusの非常に小さなやつだ。 近所の鍵専門小売店で買った。 けっこう高かったぞ。 1000円くらいした。 一見して非常に精密な作りで好印象だが、 なにぶんにも小さいので、おそらくでかいペンチなどで簡単に破壊可能であろう。 もっとも、そもそもワイヤがラジオペンチくらいで簡単に切れそうだから、 カギだけ頑丈でも何の意味もないわけだが。
ワイヤが元もとついてたカギすなわち力任せに引っ張ったらあいちゃうヤツは、 鉄ノコでちょいと攻撃したら簡単にぶったぎれた。 こりゃ何だ。ずいぶんヘチョい金属のイモノだな。 アルミかなんかのイモノか? こんなの鉄ノコなんか必要無かったぜ。 地面に置いてふんづければ壊れそうだ。
しかしながら、これにより相対的にかなり鍵の防御力は向上したのである。 なんせ、力任せに引っ張ったくらいでは、決して開かなくなったからな。わはは。
しかも全体的にかなり軽くもなり小型にもなり見た目も良くなり使いやすくもなった。 非常に満足すべき結果だ。
こんなことなら、もっとさっさとやればよかったよ。
自転車ばっかり乗ってると膝とか足首とかフクラハギが弱まって来るので、 電車で来た時は駅から会社まで 1450mを走ることにしている。
こないだ時間はかったら、6分半だった。 そりゃセビロ着てネクタイして資料とノートパソコン入ったオッサン鞄持って 靴は革靴ですし、途中に信号や歩道橋があるから不利ですが、 むかしは同じ距離を4分半で走れましたから、 やはり弱まっているということであろう。 手ブラで陸上っぽいカッコしてみたところで2分詰められるとは到底思えん。