北斗神拳的タイピングとは


久々にゲームした. 「北斗の拳」である. つうか, 北斗の拳仕立てのタッチタイプ練習ソフトである.

タッチタイプ練習ソフトとはいうものの, モノが「北斗の拳」なので, 完全にゲームだ. まさか知らん奴は居ないとおもうが, 北斗の拳とは, 80年代にアホなガキ共を夢中にさせた, 「無駄だ. 秘孔を突いた. おまえはもう, 死んでいる. 」「あべし」 の北斗の拳である.

今にして思えば, どうしてこういうソフトが無かったのか不思議なくらいの, 自然な組合せである. 北斗の拳を知っている奴は, このソフトを触ったことが無くても, どういうもの か想像がつくであろう. 想像するそのとおり, そのまんまの製品である.

練習者がケンシロウだ. 敵が画面に出現する. そして, 自分の体力ゲージと敵の体力ゲージが表示される. 敵は, 北斗の拳でおなじみの濃ゆい人々である. マダラ兄弟なんか, たまらんぜ. 「ウー!オヤジー!」とか言ってな. ありゃあ, やばいよ. そして, タイプすべき文字列が画面に表示される. キー・ストローク毎に, 神谷明のあの声で「ほぁたあぁ!」だ. 神速のタイプで連打すれば, 「ぉあたたたたたぁ!ぅあちゃあああ!」 であり, 敵の体力ゲージが減る. ミスタイプしたり, タイプが遅かったりすると, 敵が攻撃して来るのだ. そして, 自分(ケンシロウ)の体力ゲージが無くなると, 「ユゥリアアァァ!」とかいって, 死ぬ. たまらん. 30分やると「ケンショウエン警告」が出る.

ステージが進むと, 奥義が出るようになる. 奥義ゲージというのがあり, めんどくさい課題をタイプすると, これがたくさん溜る. 全部たまれば, 「シャキーン!」であり, 奥義炸裂だ. これで敵を殲滅できる. これでハート様は「ひでぶ」だ. デブ専用の技を用意している北斗神拳に, 今さらのように感服つかまつる私であった.

わしは UNIX ユーザなので, 一応キーボードは見なくてもタイプできるわけだが, そうはいっても, このゲームには, なかなか厳しいものがあるのだ. なぜなら, わしが通常使っているローマ字=カナ変換テーブルと, このゲームが 用意しているそれが, 異なっているところがあるからだ. まず, 「しょ」は「s y o」とタイプせねばならず, 「s h o」 とタイプしよう ものならシンに「ショッ」と切り刻まれてしまう. 「じょ」は「z y o」 であり, 「j o 」は不可. 「ふ」は「h u」であり, 「f u」 は不可. この違いが, まじで厳しいのである. 「ん」は必ず「n n」であり, 「n」のあとに子音文字を入力しても「ん」にはならない.

この違いに加えて, 高機能なエディタと shell を使っていると, 長いファイル 名とかコマンドをタイプすることはほとんど無いし, 勝手にタイプミスは修正し てくれる. 俺はこれに慣れてしまったので, 実はタイプミスが非常に多いのだ. 逆に言えば, 今の UNIX は, 別にタイプがそれほど速く正確でなくても, 十分使 えるということなのだが. そして, 奇妙な出題の数々. 「スチュワーデス」「アロマテラピー」「ウィンタースポーツ」 「私はあなたにゾッコン惚れ込んでいます」意味不明. 途中に出て来る南斗水鳥拳(*)のシンには, かなりてこずらされた. テクニカルにいえば, じつは, こいつがいちばん厳しいかも.

最後に出て来るのは, ラオウだ. ラオウ. マジで恐いっす. 黒王号に乗ってます. 馬から, 北斗の拳的でかい手が「むぅん!」とかいって飛んでくるので, それを食らうと, もう死んだ気分. これを, まず 北斗七死騎兵斬(漢字合ってるか?)で, まず馬から引っ張り降ろさないといけな い. つまり, ラオウは 2回奥義出さないと倒せない. 地面に降りたラオウは, マジで恐いっす. 強いっす. 馬から降りたラオウは, タイプミスに厳しい. 長い文章を一文字でもタイプミスすると「ふん!」である. 最後の奥義は無想転生(漢字違うかも)であった.

終った. . .

このゲームは, ゐんどうず, マック 両方でお楽しみ頂けます.


(*)内田からの情報. シンは南斗水鳥拳ではなく, 南斗聖拳である. 多謝.