今日はキムチ鍋で夕食であった. 昨日は昼にベトナム料理を外食し, 夜はスジコのどんぶり. 毎日まいにちうまいものばっかり喰って, ごろごろしていると 再びヤバまってきた. こんなものを毎日喰ってたら, ちょっと走ったくらいではダメである. しかも花粉症でダルくて運動できん. ヤバまってます.
すじこ をバラして いくら にする方法というのが わからなかったのであるが, メーリングリストで聞いたらいろんな人が教えてくれたので, それらのノウハウをここで公開しよう. イクラ HOWTO とでも言おうか.
まず, 卵の鞘を切開する. それを 60度前後の湯に漬け, すぐ引き上げる. それから, 開いた側を下にテニスラケットくらいの密度の網に載せ, 上からこすって卵だけを下に分離. 卵は白く濁った色になるが, 塩水で洗うと綺麗に戻るそうな.
あとはタレにその卵を一晩ほど漬けて, できあがりである. タレはいろんな作り方があるが, 概ねその材料は 酒, みりん, だし(こぶだし), しょうゆ というところで, 醤油は良いものを使わないとダメということだ.
なんだか昔居た学科を思い出したよ. タンパク質の変性とかやってましたねえ. 卵ってところが, なんつうか, 非常にいろんなことを思い出させてくれますね. そういやウニとかヒトデとかカエルの卵でいろんな実験やりました. 料理は実験だ！ 実験といっても, 「実験精神」とか「実験演劇」とか の実験じゃなくて, 有機化学／生化学実験です. マジで. 最終生産物を喰ってしまう実験である.
同じ金かけても, 自宅で飯を作ればすげえ安くうまいものが喰える. コツは, 良い調味料を使うことで, これがダメだとどんなに上手に作ってもだめ. ヘタクソでも良い調味料を使えばうまいものができる. てゆうか, 料理に関して言えば, 簡単な図式がある. うまいものとうまいものを混ぜればうまいものができるのだ. もちろん, 組み合わせ, 混ぜ方によるがな.
つうわけで, 調味料には金をかけるのがコツだ. 同じジャンルの調味料が幾つかあったとしたら, ウチでは必ず一番高い奴を買うのである.
徐々に海原ユウザン(字がわからん)になってきてますか？ 「シロウ. おまえはこんなものがギョウザだと本当におもっているのか. 笑わせおるわ. こんなものは断じてギョーザとは言えん.」 「な. なにい！」 「その様子をみていると, どうやらおまえはギョーザの何たるかを 判っておらんようだな. そんなお前が以下略.」 みたいなかんじになってますか？ だがしかし, 出されたものを喰ってからさんざんケチをつけまくり, ノウガキをたれる, このオヤジが俺は大嫌いだ. つうか, メシは黙って喰え！
調味料にはうるさい (つもりの) 俺だが, あのマンガは大嫌いだ. 俺の言いたいことはただ一つ. 文句言わずに黙って喰え. である. しかし, あのマンガにも良いところが一つある. それは, 理不尽な怒りを俺の魂に呼び起こすところだ. そんなのがどこがええんかって？ 良いのです. これが非常に役に立つ場合があるんです. それは, フガイナイ日常に喝を入れねばならない時である.
気合いを入れねばならないのに, どうも入らない. ふがいないまま, 日々を送ってしまっている, そんなときに無理矢理に気合いを入れるのに, このまんがが使えるのだ. 読めばたちまち 「むきー！ むかつくぜ！ こんなうまそうなもんに, ケチつけてやがる！ つうか, 俺にも喰わせろ！ あー, 腹へった. マジむかつくぜ. 黙って喰え！ボケが！！」 てな具合に, 理不尽な怒りがこみあげてきて, ふがいない日常に 喝が入るのだ. 素晴らしい.
全然 関係ないが, 俺は怒涛の如く, 素早く飯を喰うのが大好きだ. ガツガツガツガツガツ ズズーッ. ごくん. ぐびぐびぐび. ふがふが. みたいにして一気に飯を喰う. 満ぷく中枢が反応する前に勝負をつけるのがポイントだ. 物理的に「もう喰えません」つうくらい 喰うと最高. てゆうか, 胃腸には良くない. 最悪. こうやってイッキ喰いすると, なんつうか, この, ぐわーっっと 飯喰ってるときに, 妙な高揚感があるんですよ. ゆっくりじっくり食べているときには, けっして得られない, なんとも言えない良い気分になるのである. イーティング ハイとでも申しましょうか. そういうことない？
そのあと, 突如として喰いすぎたことに気づき, 立てないくらい腹いっぱいになって, 2時間くらい うなされたりするのも最高に良い感じ. 一気喰いすると, 普通に食事しただけでは activate されない脳の 部位があるとみたが, どうか？(どうか？ じゃねえよ. )