指をスライス


figure of sliced thumb スライスする台所器具があるが, あれは, わりかしあぶない. 今日は, 大根をスライスしてたら, おもいっきり右手の親指もやっちまった.

困った事には, スライスしたのはスペースキーをタイプする側なのだ. つまり, こういう状況である. タイプするのが若干辛い. スライサというのは, あの間抜けな外観にもかかわらず, なかなか鋭い刃物なのであり, 最近全然研いでない斬鉄剣(*)に比べると, ずっと良く切れる. 手がすべったらばっさり行くのはほとんど自明なのだが, それにしても全然安全措置が無いの は何故かねえ.

肉までそぎ落してくれたが, おかげでけっこう血がでた. 昔はバンソーコといえば全然ろくでもなかったが, 最近のバンソーコの性能は素 晴らしい. 俺の経験上, 大概の怪我はバンソーコで治る. 開放骨折も, 感染しな ければバンソーコで治るであろう. 脳挫傷も治るかもしれん.

今回は, なかなか出血が激しかったが, 何とかうまくバンソーコをはることができた. テープが, ひっぱるとミョーンと伸びるものでできており, こいつを 適度にひっぱりながら貼るのがコツなのだ. 強すぎると血の流れを止めてしまい, 良くないが, 弱いといつまでも出血が止まらないし, 傷口に密着しない. これをうまく貼れれば怪我は治ったも同然である. Jhonson&Jhonson に万歳だ.

しかし, 貼ってから若干惜しい事をしたと思った. スライサには, 俺の親指が若干残っているはずだ. これを取り戻して, 張り付ければ, 自分で傷口に肉を盛り上げる手間が省けて良 かったかも. しかし, 親指は, 豚肉と大根の炒めものに混ざって喰っちまったのである.


(*) 斬鉄剣とは, わしの作ったナイフのことである. 刃長は 90mmしかないのだが, 高速度鋼でできており, 硬度は HRc で 65 . 市販のステンレス製ナイフをゴリ ゴリ削れるし, 缶詰開けたあとでも髭がそれるし, で, この名を付けた.