俺の愛する gnome-terminal で日本語が使えるので, とても具合が良いです. ターミナルエミュレータは なんかそろそろ戦国時代を迎えそうな予感というかなんというか, 次にくるのはターミナルエミュレータですね. ええ. きっとそうですよ. xterm なんか, 最初に使ったときはなんてカッコイイんだ! と感動したものですが, 今となっては若干アレですな. いや. 最初は最高にカッコよかったですよ. まじで. ま, そういうおっさんの昔話はおいといて, 最近みたのでは, ターミナルエミュレータ に表示されるディレクトリがフォルダのアイコンで, それをクリックするとそこに cd したりする. ひょっとするとファイルマネージャにもなっているのかもしれないな. それで, 下の方にはコマンドラインもあるんですね. いかれているのが, ls とかやった出力が xml になっていて, それをエミュレータが いちいち parse してネスケみたいな表示になってたりしたのも あったなあ.
ま. いろいろ模索しているわけで, コマンドラインを愛する俺としては, とても楽しみだ. キーボードからコンピュータを操作するのは, とても楽しいよ. てゆうか, マウスからチコチコやってるのって, どうもカッコ悪いですよ. 映画なんかでハッカーがハッキング するのにマウスでチコチコやってるのって みたことねえよな. やっぱりハッカーは 超絶早打ちのブラインドタッチじゃないとね. てゆうか, ハッキングって何だよ?
以前, ともだちに聞いた話です. 「あなたを襲うハッカーの恐怖」みたいな 番組のなかで, ハッカーを取材しているんだけど, その, 取材されているのがパンク系だか何かしりませんが, 要するに若干イカレ気味の, ありがちなハッカー なんですよ. 彼の役回りは, 何かむずかしげな計算機の操作をやってみせて, 番組の雰囲気を盛り上げる. みたいなところなんだけど, その番組を見ていた友達は Linux ユーザで, アセンブラの経験もあったり するような, 古株のコンピュータユーザなわけだ. 普段から, そういうハッカーという用語の 使い方とか, 徒な「ネットワークの恐怖」みたいな話を 馬鹿にしているわけで, 「彼はこうしてハッキングしています」 みたいなことを番組で言ってるから「どれどれ」 とのぞき込んでみたら, そのハッカーさんは, 単に, make してるだけだった. てゆうか, それって正しい方のハッカーじゃないですか?
いや. そりゃ gcc で何かロクでもないアタックプログラムを コンパイルしているのかも知れないし, ひょっとしたらリモートホストで トロイをコンパイル中なのかもしれないが, 彼のみたところ, 「単にダウンロードして来たフリーソフトをコンパイルしていただけ」 だったようで.
てゆうか, ハッキング なんて言わねえよ. 馬鹿丸出し. なんだよそれ.
うわ. むちゃくちゃハナシがずれたんですが. えー. 日本語全開です. これで w3m に url を drag してオッケ. うしし. 今日からあらゆる gnome-terminal である.
そういえば, kinput2 って GTK の場合は, その widgetが出て来るまえに
動いてないと, kinput2 から入力できないんだよな.
あんまり詳しく知らんのだが, kterm で kinput2 の入力をするのと,
Gtk でやるのとで, 使うプロトコルが違うとかいう話を聞いたが,
本当か?
kterm の場合は, 「お. kinput2 動いてなかったよ」とかいって,
何かを ^z で止めて kinput2 &
とかやって,
戻って来て日本語入力とかできるんで, そういう細かい違いは
初心者には具合悪うございますね.
gnome-terminal のすぐれているところは, gmc から, あるいは netscape から drag して色んな文字列が入力できるところだ. どっか遠くの深いディレクトリに cd したいときは, 単にそのディレクトリを端末に持って行って, enter キーをタイプするだけ. あ. zsh とかは (あと, 最近の tcsh もできるらしい) それで ディレクトリ名の入力だけで cd するのである.
一時期, この最高に便利な端末エミュレータを日本語通るようにしようと 思ったんだが, 残念ながら, zvt ライブラリもホゲらないといけず, ちょっと手に負えなかったので最高に嬉しい. 古川さん. どうもありがとうございます!
やりかたは, gnome-libs → gnome-core の順に パッチをあててコンパイルするわけだが, gnome-libs を全部やりなおす必要は無い. 修正するのは zvt 以下のファイルだから, そこだけビルドしなおせば いいのだ. パッチをあてて, configure したら, zvt ディレクトリで make && make install. それから, gnome-core にもパッチをあてるが, これも 変更するのは gnome-terminal 以下のファイルだけなので, configure のあとは gnome-terminal の下だけをコンパイルして make install でオッケーだ.
じつは, path をいじるシリーズは俺の第 一作ではないのだ. アレのまえに, 「カレントレイヤをボタン状にする」というのを 書いたのだ. 練習台に. でも, そのレイヤが真っ白けだったら左上の方のカドが表現できず, 真っ黒けだったらマックロケのまま, という全面的にダサめの作りだったので, 人にみせるきにもならんかったわけだ. たんに動くだけという.
それを手直ししつつ, script-fu の入門記事を書いた. というか, LC2000の発表原稿の一部だが. Mike Terry の黒帯道場を補完する形でね. わしもさすがに最初から全部, 入門文書を書ける程は, 理解しておらぬわ. それに, サスマン先生の本が手元ありながら, 今更そのようなものを書く程の チョーシはさすがにこけんわ.