gimp-1.0.4
学校のサーバは plamo 1.3 で, gtk+-1.2x の国際化がめんどくさいからやってない.
それで, しょうがないから gimp も 1.1x をインストールしようとしたが,
残念ながら, 俺が学校に居る間は, ひっきりなしに
- メール読み
- WWW のチェック
- 派生するいろんな用事(パッチ当てたりとか)
- log のチェック
こういう色んな用事が発生して, めんどくさいものをコンパイルしている
暇がない.
gimp-1.0x は非常に高い完成度で, コケることもなければコンパイルでエラーに
なることもないわけだが, 1.1 は, いまはまだまだいろいろめんどくさいこと
も多いのだ.
ところで, ドライブは有限だし, 今や gtk+-1.0 を使うプログラムなんて,
存在してないので, GNOME をインストールするときに
gtk+-1.0 は全消ししてしまった.
しかし, 楽しげなプログラムをインストールして, unix に親しんでくれる人を
ひっぱりこまないと, 俺の仕事が減らない.
gimp-1.0.4 は, gtk+-1.2x に移植された gimp1.0 シリーズであり, 1.0系列
の最終版だろう.
コンパイルは, gtk+-1.2 がインストールされていれば,
./configure && make
でおわり. nohup して帰宅し, 次の日学校に来たら, ちゃんとデキていた.
X の locale エミュレーションと gettext で libc5 でも gtk+-1.2 で日本語が
使えるというはなしもあり, gnome を, ちょいと気合い入れ直してみるかなあ.
しかし, これに関しては, 昔, 散々はまったからなあ.
plamo のパッケージで, バイナリないかな. 日本語出る奴.
gtk+-1.2.3
なんや. もう, 一月もまえに出とったんやんけ.
やっとアップグレードした.
前のバージョンから, 大きく変わったところは,
changelog をちょっと見た限りでは無さそうだ.
このバージョンでないと make できないプログラムというのも,
いまのところ, お目にかかってない.
Vine-1.1?
linux への関心は非常に高まっているのであり,
隣の研究室の学生のノートパソコンにインストールしてやった.
nfs は, ルータがサーバということもあり, どうも unsecure で気に入らないの
で, scsi のローカルcdrom からやった.
一発で X が動くところとか, たまんないっすね. まじで. 楽勝だぜ.
とはいえ, 俺が居ないと絶対解決できないトラブルも幾つかあった.
まず,
日本語インストーラは, ローマ字が化けて読めないので使いものにならず,
付属の英語インストーラを使ったが, そういう抜け道に関する説明がどこにもな
い.
pcmcia のネットワークカード初期化スクリプトが, 何か見慣れないものに
置き換わっていて, 設定ファイルの書き方が判らず全然動かん.
xkb の設定を間違えて英語キーにしちまったら, それっきりだ.
しょうがないので XF86Config を手で直した.
インストールのパッケージ選択画面で, あれは要らん, これは無いと死ぬ,
とか言いながらインストールしてゆく俺は, 初心者から見れば, 魔法使いらしい.
とても難しくて使えん, という印象を与えた.
俺もそう思った. そうだなあ. だいたい, なんでインストールしたがるのかなあ.
そこで, linux をインストールしたい人の動機を俺なりに考えてみた.
- 確信犯
- 仕事 必要だから
- コンピュータやネットワークを理解したい
- 人のマシンで動いてるのをみて羨ましくなった
- かっこいいから
- 流行ってるから
- linux て何ですか
画面がカッコイイというのは, けっこう魅力になっているようだ.
このうち, 実際に使えるようになるのは, 上の 3つだ.
あとは,
- タッチタイプできないから, エディタやコマンドラインが使えない
- メッセージやマニュアル, ドキュメント, WWW の情報など, ほとんどが英語
- 役に立たない
- 難しい
などの理由で討ち死にする.
そうこう言ってるうちに, もう一個, 友達のノートにインストールすることになった.
もう, めんどうなので, 「まるごとインストール」を選択する.
ついでに, GNOMEも rpm でインストールしてやった.
そこで俺が学んだ,
今どきインストールしたいと思うような人に伝授するインストールのコツは,
- 一回ダメでも諦めない.
インストーラは何種類もあるし, パッケージだって何種類もある.
「絶対断固インストールしてやるぜ」という決意を持つこと.
- サーバは, 必要だと判っているもの以外はインストールしない.
各種サーバは, 自分が構築しようとしてるマシンがメールサーバや WWW
サーバや, ファイルサーバになると判っている場合以外は, インストール
しないこと.
「ナントカサーバ」という用語の意味が判んない場合は, あなたのマシン
はナントカサーバではないでしょうから, インストールしなくて良いです.
メールサーバはsendmail. WWWサーバはapache. ファイルサーバは samba
あるいは nfs , ネームサーバには bind というプログラムを使います.
サーバの中には非常に頻繁にアップグレードされるものがあり,
cdrom 収録のものには, 既に見付かっているセキュリティホールをもつも
のもある.
- ただし, サーバをやらない場合も, inetd だけは絶対にインストールすること.
- インストールしたら,ネットワークに接続したりする
まえに,
root すなわち全権ユーザアカウントのパスワードを設定すること.
また, RedHat系のパッケージでは, インストールして起動したあと
`pwconv' というコマンドを root権限で一回実行しておくこと.
- 開発環境もインストールすること.
俺はプログラムなんか書かねえぜ. enlightenment が使いたいだけさ,
という人も, 最低, egcs 関連(C言語一族のコンパイラ)は全部インストールすること.
なぜなら, Linux は Open Source なので, アプリケーションも大概ソー
スの形で提供されており, 開発環境が無いと, 実行バイナリが生成できな
いので悲しい.
コンパイラが無いと, カーネルを設定することもできない.
- X の設定は XConfigurator がダメな時は, XF86Setup というコマンドを
使おう.
インストールするまえに,
グラフィックチップの種類をマニュアルとか, メーカのサイトを見たり,
本体を分解したりして調べとこう.
- ネットワークを設定しよう.
ネットワークの無い Linux は, タイヤの無い車みたいなものです.
今どきのディストリビューションには大概, ネットワークを設定する便利なものが付いているようです.
ただ,私は ifconfig と route コマンドを手打ちする馬鹿野郎ですから,
かえってそういう便利なものの使い方が解らず,
全然使ってないのでここでやり方を説明するのは手に余ります.
- 動くようになったら, www.linux.or.jp を, できれば本家じゃなくて,
自分から近いミラーサイトを bookmark しとけ.