そういや GIMPは 0.99.20 の後は 3/20に 1.0 リリース予定だったのが, またし ても問題が見つかって, 近日中に 0.99.21 が出るそうです. もう出たのかな? gtk は 0.99.7 がリリースされ, .21 はこれを使う事になるそうな.

その後 GIMP は 0.99.23 であり, gtk も 0.99.9 である. バグハントキャンペー ンをやっているぞ. コンパイルしてみて, おかしいところがあったら報告しよう!


おお. . xterm のタイトルバーの文字列が. . .


ところで, これは, コンパイルではないが, 最近知ったちょっとした小技を紹介しよう. xterm のタイトル文字列は, ダイナミックに変更する事ができる. 例えば, 今使っているホストの名前とか, 作業中のディレクトリの名前を表示さ せる事ができるのだ. これは異常に便利だ.
どうせプロンプトに cwd は表示されるので, それがタイトルに出た所で何か嬉 しい事でもあるんかいな, と思った人は甘い. たくさん xterm を起動して, あ ちこち telnet したりする人は, 「おお, あの xterm(kterm) は何処行ったんかいな」 と探し廻る時に, (window manager にもよりますが)"Window list" で一発で見 つかるんですよ. 特に, login しているホストが表示されるのが良い.

この話のドキュメントの原典はこちら.

tcsh の場合は, precmd という特別のエイリアスは, 次のプロンプトが表示される前に実行され るコマンドになり, cwdcmd は, 作業中のディレクトリを変更する度に実行され るコマンドのエイリアスである.

そこで, 例えば次のようなエイリアスを作る.

alias precmd 'echo -n "\033]0;$term@${HOST}:$cwd\007"'
すると, タイトルバーの文字列は
端末名(kterm なら kterm)@ホスト名:作業ディレクトリ
となる. 033 は escape sequence で, 007 はベル (^G) で, なんでこれでタイトルバー の文字列が操作できるのかは, ドキュメントを読んだが一切不明. なんか, そう いうものらしい. kterm と xterm に関しては, これでちゃんと表示されるが, eterm 0.5 では, 変数 $term が何故か "xterm" になってしまっており, Eerm@hoge:/dokoka と はならないのが, 納得いかぬ. コンパイルの時に, 設定すべきだったのかな?

その後, ソースを調べたら, これに関しては, feature.h で設定するこ とが判明. その他, 日本語についてもここで設定して, kterm という名前 で呼べば漢字が出るらしい.
しかし, わしは eterm は起動に時間がかかるのでほとんど使わないので, 結局めんどくさいからほったらかしである. ガッツのある人は挑戦せよ.

詳しくは, Linux とかのドキュメントの置いてある ftp ディレクトリの, Xterm-Title とかいう名前のファイルを見てくれ. つうか, tcsh のマニュアル にも載っている. 3807行にある.

その後, Windows とかでよく使う terra term という telnet クライア ントでも, この技が有効である事が判った. タイトルバーに login して いるホストと, 現在のディレクトリが表示される. ターミナル名は, vt100 エミュレーションにしたので, vt100 になった.

だめな telnet クライアントもある. apple では aterm というのを使っ ているが, これでは .login とかでプロンプトを設定してあるにも関わら ず, プロンプトがおかしな文字列に化けてしまう. 何か直し方はあるのだ ろうか?

bash の場合は, PROMPT_COMMAND という環境変数を使う. bash マニュアルの 679行を見よ.

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