印旛沼→東京湾


今世紀最初の探検は, チャリで印旛沼から東京湾まで 行ってみた. チャリだし, 下界だから, 妻と一緒である.

印旛沼ってのはどこにあるかというと, 成田空港の北西である. といっても, 成田空港がどこにあるのか見当もつかないひとが多いと 思いますが. 県でいうと, 千葉県です.

まず, JR で 沼の上流へ行った. 朝8時に家を出て, 10時半に 成田線の安食(あじき)駅. 自転車を組み立てているところや 駅前で集合(といっても2人だけだけどね)写真を撮り, 11時に出発.

ちょっと道がわからなくなったりしたが, ほどなく川沿いの 道を発見, 下流へ下る. すげえ寒気が来てて, 良い天気だけどかなり寒い. 道端の水たまりなどが凍っているし, 沼なんかにも氷がはっている. 水面に反射する日射しが強烈だ.

しばらく走ると印旛沼に来た. えらくだだっ広いところで, わりと地平線ぎみだ. 沼というだけあって, あちこちカヤとかガマとか(よく知らないんですが) そういう植物が盛んに生えており, 水鳥がものすごくたくさん居る.

広い場所で, 寒気が来れば, 風が強く吹くのは当然であり, 追い風になったり向かい風になったり.

沼にはところどころ, 網がかけてあったりして, 川船で漁が行われているようだ. 水深が浅いので, そういうところで生きている動物, 植物がいろいろと面白い.

なんか, ナウマン象が居たところらしく, 説明の石碑や 象の像があったり. 30年ほどまえに, 工事中に状態の良い化石が見つかったらしい.

岸に風車があったりして, 謎. この風車は, 実はケイセイで成田へ行く途中にも見える.

時々休憩しながら, 30km ほどはしったところに道の駅(←ケッ)があり, 昼飯, 休憩で1時間. 食事はスカ. まずかった. 橋の反対側には ラーメン屋があり, 個人的にはそっちに行きたかったのだが, 妻が弱まってきたので, 言う通りにしてやることにする.

なんか, 「サイコー」とか言ってた妻のサドルだが, 今や座れないくらいケツが痛いらしい. 一体どうなってんのかね. ま, 合うかどうか自分じゃないし, 俺には判らんもんね. わしのは今だかつてないくらい快適な状態. あと 1週間くらい座ってられそうな感じです.

またしても川ぞいに走り, 千葉市内に入る. 川が汚ねー. 一部未舗装区間もあったりして. わしは, どこでもロードレーサー主義で, ダートもロードレーサーで走るのじゃ. 登山道も走るぜ(わりと楽しいぞ). 車重が軽いので, ワザを使えばママチャリよりは走破性能が高いぞ. こんど, マジなダートも攻略してみたいので, ワイドギア, 丈夫めなリムに イボタイヤをつけたホイールをもう 1セット作るかな(おいおい).

海に近付くと, 川がまっすぐになった. 海岸付近の デカいビルもみえてくる. コースの左は防風林で, 海が近い.

コースが左折しており, その前方が明るく開けているようだ. その手前の軽い登りを登り切ったら, 広い場所に出た. 海岸である. 東京湾だった.

海岸までチャリを担いで行き, 証拠写真を撮影.

今回のコースは雑誌「サイクルスポーツ」に掲載されていたのを そのままトレースしたのである. わはは. 安易なプランニングである. 沼から海に出るってところが, なかなかナイス. ずっと平坦で登りも無いしね.

なんとなく, 雪が融けたら乗鞍岳を登ってみたいかも.