2001年 JECC スキー大会


昨年に引続き, JECC で, 今年もスキー大会をやったので, またしても夫婦で出場してきた.

昨年はコケてビリだった. ビリですよ. まじで. せつなかったなあ.

小田桐君の車に乗せてもらい, 3/2 夜出発. その夜は宿にとまり (寝るだけ) 3/3 は一日じゅう滑べる予定である.

俺は, 今年は新しい板を買ったので, 去年までの, そのまま 坂を登れる 腐れ板とはおさらば. 新しい板は ATOMIC の大回転用. 例によってレース板じゃ. 俺って何でもレース用を使う癖がありますな. なんでですかね.

やっぱ新品の滑走面はええのう. 滑べりが違うぜ. しかも軽い. いや, 重さが軽いんですよ. まじで. サイドカーブは最近流行りのカービング風の深い奴だ. これに fritch の diamir という山用のヒールフリーに切替えられる 金具がついているのだ. 最強の山板と言えよう.

以前の板よりも軽いし, 踏んだときの跳ね返りも強く, 速い. ちょっと対応できないくらい速いので, タイミングとエッヂの加減を掴むまでしばらくかかったよ. レースが終わってフリー滑走してたら, ようやく掴んで来たって感じですかね.

例によって土曜はスゲー OB が大量に来て, 大宴会となり, 深夜まで飲んだくれる. 日曜の大会の賞品には MIZO の ニューモデルのアイスアックスが出ていることが 判明. ピック先端の加工でちょっとうかつな失敗があり, 場合によっては先端が欠けるらしく, なんでも, クレームで回収になったらしいロット. もっとも, 達人が使えば何の問題も無い感じなんだけど. さて, いざ寝るとなっても, イビキの強烈なのが何人も居て, しかも背中が筋肉痛で 寝がえりも厳しく, なかなか大変だ.

3/4 は雨. 雨でもレースはやるわけです. 準備も実行もなかなか大変でした. 記録係の梅野さん, 雨の中を大変お疲れ様でした. 今回は無線があったので, 実行がわりかしスムーズに行って, 良かったです.

旗門の設定は溝さん. MIZO セッティングは, 深いターンと唐突な展開が特徴で, 今回も, なかなか厳しいセッティングとなった. 2回滑べって良い方のタイムで順位を決めることに.

結果は, 2回ともベストタイムをわしが出して 1位. 溝さんが 2位. OB の大蔵さん (ヒマラヤ関係で有名な人だ) が ミニスキーで 3位 となった. ちなみに, 妻は現 JECC 代表の阿部さんを抑えて 4位である. すげえっすね.

やっぱり新しい板は良いねえ.

スキー場は, 下は雨だが上は雪 というよりむしろ吹雪で, ちょっと滑べって楽しむというような感じでもないので, レース終了後は, ちょっと滑べっただけで宿に帰還. 表彰式を行った.

で, 1位になったわしは, めでたく新しいアイスアックスを手に入れたというわけ. うっしっし.

いやー. 板が軽いって良いですよ. ジャンプターンなんかが簡単にできて, ずっと ROSSIGNOL の長ドスで滑べってたわしは, 「ああ. そういえばこんな滑べり方もあったなあ!」って感じです. あと, コントロール性も安定性も良く, おかげで限界スピードが高まった. コケる気がしません.

新しいアイスアックスは, 溝さんの自信作. 溝さん曰く. 「これはなー. ホンマ, ものすごう効くんや.」 ド素人でも垂直の氷壁が登れるという, 最強のモデルである. 以前のものよりもトンカチが分厚くて重いので, 特にヘッドに重りを付けたりしなくても 硬い氷に一撃で決まる気配.

くそー!氷壁いきてえ!