吉川さんと富士山いってきた。 さとーし卿も一緒に行くはずだったが、 俺が連絡を忘れたせいで、行けなかった。 すまんかった>卿。
俺はカメラを忘れたので、 というより正確にいえばカメラの電池を忘れたので、 ここに掲載する画像は全て吉川さんが撮影したものです。
この華麗なるステップを見よ。 こうして静止画像でみると、 どう見ても不自然な歩き方だが、これが流れるように自然にできないと、 雪山では滑落して死ぬのである。 7合(2900mくらい)からずっとクランポンつけっぱなしですわ。 普通にクランポンの爪がガッチリと効く、到底キックステップ (足で蹴りこんだヘコみを足場にして登るやりかた)では登れない硬い斜面です。 すなわちコケたら多分かなり危険。
以前、登頂したときと同様、4時間半で火口壁の浅間神社に到着。
鳥居にものすごい氷がついているのだが、白くとんじゃって全然わかんないな。 とにかくすごい光線で、 今回はちゃんと火焼けドメを使ったのでそれほどでもなかったが、 無ければ顔面崩壊していただろう。
上に行くにしたがって、風が凄くなって来て、山頂(3778m地点)は こんな感じ。気温は-10度くらい、風速は15mくらいかな。 互いの顔をチェックして凍ってないかどうか確認しつつ行動するくらいの条件。 連休の楽しいハイキング、くらいのつもりで居たのですが、 なんのことはない、由緒正しい正当派の、非常にちゃんとした冬山です。
山頂記念撮影。俺の表情を見ると、完全に泣き入ってるのが判りますね。 マジ寒くて早く帰りたかったです。
鳥居直下の狭い急斜面に挑んでいますね。 このあと、このひとはずっこけて左のヒジと尻を デコボコのアイスバーンにおもいっきりぶつけました。 アホですね。 このあともずーっと延々とガリガリの斜面が続きます。 なんせ登ってくる時もずーっとクランポンの爪がきもちよく決まる、 非常に硬い斜面でしたから。 とはいえ、本物のアイスバーンはほとんどありませんでした。
大斜面をぶっとんでいく俺様。うっひょー
ところがこの下は視界10mのガスでした。
俺のサングラスには、後ろをゴムひもでつなぐオプションがあって、 それを今回は久々に使った。 さすがにこれを使うと絶対にズレないし、コケても飛ばないので、 なかなか具合が良かった。着脱は水と洗剤をスキ間に流し込んでやると良い。
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