ドキュソという逝き方


DQN

が家の前の駐車場の金入れるハコに攻撃して 強奪しようとしていた。

面白いのでしばらく観察していたが ハコの防御はなかなか頑強であり、知恵も体力も技術も無い ヤソキーには攻略不可能な様子であった。

しまいに諦めた奴らは、そのまま駐車場のスミにへたりこんで うだうだと話し始めた。 これがけっこうやかましくてウザい。 翌日は妻もわしも会社なのでだんだんムカついてきた。 自分で追い払おうかとも思ったが、 俺もこんなときのために高い税金払ってるわけ。 だから、国家権力を使うことにした。

しかしながら、俺もどっちかというと 通報する側というよりはされる側だから、 なんちゅーか、いまいち納得いかないんだけどね。

電話で通報してから 5分くらいして、 お巡りさんがたくさんやってきたようだった。 そして、周囲をいろいろ捜査していた。 無線であれこれ話してるわけです。 だから、はっきりいって、ヤソキーよりもお巡りの方がずっとうるさかったね。

じつは俺も、以前、電柱にブラさがってハーネスのチェックをしてたら 110番通報されたことがある。下宿前の電柱にぶらさがってたら お巡りさんが自転車でやってきた。

「あなた、何やってんの?」「え? 山道具の点検ですが。」 「家どこ?」 「ここ。」 「いや、110番通報があって来てみたんだけど、 こういうのは家ん中でやってください。」

それにしても、ヘタレ過ぎだ。 パーキングメータに蹴りくれるだけで金が手に入るとでも思ったのか。 せめて「バールのようなもの」で蓋を開けるくらいのやる気は欲しい。 そういやガキの頃はたまに自販機を攻撃して小銭をせしめたものだ。 小学校時分の友達といったら松永君以外は 全員がそんな感じだったからな。 ようするに、俺も劣らずとも優らないドキュンってことで。

パン

最近、妻がパンを作り始めた。

単に食えるというだけなら、パンを作るのはわりかし簡単だ。 だが、うまいパンとなるとけっこう難しい。

それは置いといて、わりかし簡単とはいうものの、 一つ問題がある。コネるプロセスの騒音というか振動が凄まじいのだ。 妻は俺と一緒にしゅわわーっとアチコチ遊び回るほどであるから、 非常な体力と運動神経の持ち主である。 中学時代はソフトボールでブイブイ言わしてたそうだ。 そのパワーでピッチャー、第一球を投げました!って感じでやるもんだから、 パン種を打つと轟音で、下の階の住人がたまらずでかけちゃったらしい。 俺はその時、ユキリンで山岳決戦ホイールをホゲってたので 知らないんだが。

この騒音と振動を何とかするのが今の俺に与えられた家庭内の課題というわけだ。

2002/05/09

たまに wloj の仕事してみたり。 dhcpd の不具合の記事を書いた。

2002/05/11

午前中、大井町に買物。チャリで妻と。

大井町駅ビルが中身が入れ替わって、 2F (改札のある階) にスーパーの成城石井が入ってた。 俺が、「お。スーパーあんなのが入ってるぜ。」というと、 妻は「ケ。成城石井かよ!」 とあからさまな敵意をむき出しに。

店舗面積がちょっと小さいのだが、 中身はいわゆるブル系スーパーのアレであり、 うちの近所にあるオオゼキあたりとは置いてあるものが違う。 ただし、同じものが置いてある場合、 実は成城石井の方が全然安いんだけどね。

オオゼキあたりと比べると、 けっこう良いものが多数取り揃えてあるわけで(当り前だ)、 ディスプレイもよく考えられており、 妻はすっかり星目の成城石井まんせー状態となって店を出た。 なにしろ、入るまえに「ケッ」とか言った事すら完全に忘れていたほどである。 クッキーの材料などを買ったようだ。

そのあとマルイの 3F にあるチャリ屋に行く。

ま、ユキリンを 100 とすると 2 くらいでしょうか。 いかにもなチャリオタクがリカンベントに乗って店内に居た。わはは。 もう、マウンテンは売れないんですかね。 MTB は全然置いてなくて、 店内にあるのはロードと小径折り畳みとビーチクルーザであった。

mountain wheel

そのあと、自宅で昼飯食って、妻は休日出勤につき、俺は暇ではあるが とりあえずやる事も無いのでせっかくできあがった山ホイールでもイジるか、 てなかんじでユキリンへ。

とりあえず装着して走ってみよう、ということで。

ちなみに、普段使っているホイールはこんな感じ

タイヤ michelin axial pro light
ホイール campagnolo proton (シマノコグ)、 QRだけヅラ

新しいホイールはこちらで紹介 したとおりのスペック。 なお、タイヤ幅は実測 19mm で、リム幅 20mm よりも細い。 すなわちブレーキの QR は不要である。 むちゃくちゃだ。 ひひひ。

とりあえず、ギアが一セットしか無いのでこれをいちいちフリー抜きで外して 新しいホイールに移さないといけないわけです。めんどくさいです。 クイックリリースシャフトは FRM のチタンのものを付けました。 ギアを移しました。では、乗ってみましょう。 ってハンドル振って驚き。ステアリングがぎょっとする軽さ。

ちょっと店の周囲を乗ってみる。 軽いね。坂も軽い。坂での軽さは、劇的なものではないのだが、 走りの軽さが底上げされたような感じがある。

ホイールのイソプレ

では使用感をば。

フレームは マキノ サイクルファクトリ製 Ultra FOCO 540mm。 フォーク mizuno MR20 。部品は DURA-ACE。ステムは Millennium 12cm でハンドルは the Bar。

比較対象は campagnolo PROTON に michelin AXIAL Pro light 23C。

走行状況は、大井埠頭の周回コースを4周、後半 2周はレース的に追い込んだ。

実走慣らしだったが、 走行後の狂いはゼロ。ホイールの剛性は前後とも、縦も横も proton より上。 特に、リアはスプロケ側のスポークを太くしてあるので 立ち漕ぎすると面白いほど加速する。 もっとも、これだけ軽いホイールになるとさすがに座って回す方が走りやすい。 走行中にふとホイールを見ると、さすがにリム幅より細いタイヤに ぎょっとする。もっとも、走っているとそんなことはすっかり忘れてしまう。

走る前はコーナリング等で不安があったが、 むしろ、非常に快適でかなり攻められる。 50km/h 程度では全く問題無い。 それ以上の速度域は大井埠頭ゆえ勘弁してくれ。 操舵感も回転モメントが小さくなって非常に軽く、 タイヤのグリップもあってコーナリング中の細かいコース変更が素早い。 新品のチューブラリムで、 おざなりなブレーキ当たり面が作ってあるがアルミが出してあるわけでもなく、 ブレーキ感覚はやや不自然。

肝心の登りだが、城南島の橋しか無いので(笑)コメントは控えたい。

ボトルケージ二つ、ペダル、メータ、リフレクタを付けた状態の 車重を体重計で測定してみた。 7.6kg。

タイヤの使用感

WO もチューブラに匹敵してどうこう、という風潮がある。 もう何年もそんな事言ってるわけで、 実際のところはどうよ? ってことで、 michelin の AXIAL Pro light と veloflex の Servizio Corse というそれぞれのトップレンジの製品を比較だ。

空気圧は、ミシュランが 7.2atm に対し、 veloflex は 8.2atm とした。 段差等が無ければ高級チューブラ特有の滑べるような走りが際だつ。 転がり抵抗も明らかに veloflex が上。 タイヤの差で平地も非常に軽い。 路面の継目のような段差の突き上げは、 タイヤ幅が実測で 5mm 違うわけで、さすがにその差が出る。

AXIAL シリーズのスリック特有のコンパウンドが路面に 粘着するようなグリップ感に対し、 veloflex はタイヤ自体が路面の形にヘコんでグリップする感じ。 この辺の違いは好みだが、コンパウンド自体の性能は AXIAL の方が 優れているかもしれない。 限界はどちらも非常に高く、タイヤの銘柄の印刷が削れるほど倒して コーナを曲がっても全然オッケーでコーナリングが非常に楽しい。

快適さを、 24mm の幅と 19mm の幅のタイヤで比較するのも馬鹿げている。 走りの軽さだって快適さなわけで、それで言えば、 勝ちたい人には veloflex の方が快適だろう。 AXIAL Pro は走りも軽くて品質も安定しており、 変なチューブラだったら断然こっちが優れているが、 veloflex に比べるとツーリングタイヤである。 用途を勝負に絞れば 走りの軽さで言っても重量で言っても veloflex の圧勝。勝ちたければこっちを使うべき。

ま、値段もがっかりするほど違うわけですが。

高級チューブラなのでラテックスチューブです。 夕方に 8 気圧入れても翌日の朝には 6 気圧まで抜けてます。

2002/05/13

今日はにちゃんねるを見てる暇すらない忙しさであった。 まいった。

ネットワークの問題で最もめんどくさいのは、 一応動くけどナンか遅いってやつである。 今回はハブがおかしかった。 律義に 40% くらいパケットロスしてくれる。

それが引けてから、 上野のアサゾで木下が欲しがってた look の KG381i を見掛ける。 51cm だったけど色は違ってたんで、どうかねぇ。

秋葉で PB の 3mm の六角レンチを買う。 これでよく使う 3,4,5,6 mm は全部 PB である。 それからウドンを食った。 帰りに具合の良い裏道を発見。 車は少なくて空気がマシな上に、坂がすげぇという。

昔ながらのノーマルレバーの変速も悪くないな。 HG ギアに HG チェンの素晴らしい変速性能をインデクス無しの ノーマルレバーで味わうのは、 ある意味贅沢である。 ミョーなレバー操作テクニック不要で、 登りで ゴリゴリ踏みつつ目的のギアにスパっと一撃で変速するなんて、 そんな駆動系、夢のようだよ。

このありがたみは、インデクス付き手元変速レバーだと いまいち良く判らないという罠があるような気がするね。


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