今は、ただまっすぐな柄がついてりゃそれでいいや、 と思ってる俺ですが、 ハマってたころは、使いやすいナイフの形とはどういうものであるか、 日々考えていたわけです。
結局、指のはまる溝とかさ、全然意味ないわけですよ。 テーブルは皿を並べるのに使うからといって、 テーブルに皿の形のヘコミをつける馬鹿は居ないわけですが、 同じ過ちがナイフにおいて見過ごされているのは、 結局、メーカーもユーザーも馬鹿だってことでしょうかね。
意味不明なヘコミとデッパリをどけると、 それなりにエレガントな形になるもんです。 多分、俺にとっては、ナイフというと Loveless より GERBER なんですよ。 昔の GERBER。 1970年代のやつ。
八ヶ岳というと、「冬山テーマパーク」である。 小規模な岩、氷、ハイキングなどがアプローチも便利で狭いところに密集して 存在する。 そんなわけで、本格派のアルパインクライマーからは やや軽蔑のマナザシで見られてしまうエリアが八ヶ岳なのである。 3000m近い標高を誇るのに、向かいの南アルプスや天気の良い日に ちょいと遠くに見える北アルプスなどからすると、一ランク下、 初心者向き、という扱いである。
おそらく、アプローチが簡単で便利、というところも影響しているのであろう。 とにかく、日本のアルパインクライマーという人種は、 やたらとしんどく厳しいものを求めがちなのであり、 なにか簡単な要素があると、それがプラスに評価されることは まずないのである。
また、八ヶ岳は天気が良い。 日本のアルパインクライマーには悪天候をありがたがる傾向があり、 天気が良いと残念がる(すくなくともそう振舞う)。
さらに言えば、アプローチが容易だということは 簡単に脱出できるということでもある。 これは天候が良いということともあいまって、 入山の時期を天気図とにらめっこして決める必要がほとんどないのだ。
しかしながら今回のクライミングは、 非常に難しく、規模もでかくて技術的にも肉体的にもハードであり、 しかも稜線に出たところで日が暮れ、そのうえ、登っていた時には 持ち堪えていた天気がちょうど崩れて撤退と共に吹雪き始めるという、 まさにアルパインクライミングのストロング スタイルそのものとなってしまったのであった。 しかも、夜中は雪がたくさん降ってテント狭まったりして、 こりゃ本当に八ヶ岳かね。
翌日、起きたら何故か俺の命のサングラスのツルがへし折れてた。 登った当日は大丈夫だったのだが。 謎だ。
俺の命のサングラスのツルのはしっこがヘシ折れたわけだが、 これがへし折れたらいまいち具合が悪いので、 修理に出す。
10日かそこらで直るそうだ。 直るといっても折れたのをつなぐわけではなく、 フレームを交換するわけだが。
夕方は妻の友達などと銀座タチバナで夕食。 刺し盛、 あんこう鍋、 ゾースイ。
妻は、そのあと喫茶店でケーキセット食ってた。 マジ食いすぎ。
今日はピザ作った。
作り方は、にちゃんの友達に教わった。
昼間は材料を買いにミニベロででかけた以外は、なーんにもせず。 寝てた。 マジで。 朝飯食って二度寝りである。
酒飲みながら、生地こねる。 生地が固くて全体重をかけないとこねれない。 手首をひねりそうになる。
いいかげん、しんどくなったので適当なところできりあげ、 発酵させる。 発酵は生地を入れたボールの周りをフリースのジャケットで覆い、 白熱灯のスタンドで照らして温度の条件を保った。 温度の条件はどうやって判るかというと、 以前、妻がパンづくりに凝ってた頃買って来た温度計があるのだ。
これを適当なおおきさにチギって丸く延ばし、上にチーズやトマトを並べて塩ふって、 オーブンで 15分ほど焼けばできあがりである。 技術的には難しくないが、こねるところはマジで大変だ。
チーズ、トマト、きのこ、ベーコン、アンチョビなんかを乗せてやってみた。 どれもうまかった。 4枚焼いて3枚俺が食った。食いすぎ。
明日はちょっとチャリでも乗るかな。 このままじゃまずいだろ。
あれだ。 滝沢第三スラブは3月のアタマにやることになる感じ。
軽量化! 課題はこれだ。 大ザックしょって登るのやめよ。 あれ、ザックだけで 1.5k もあるんだもんよ。 それでも 65L のザックで 1.5k というと、近頃では画期的に軽いんだぜ。 これに匹敵するのはゼロポの軽量モデルのラインくらいだな。
とにかく、近頃のザックというと、余計な機能が付きすぎだ。 わけのわからんヒモがブラブラと。 変てこなパネルが付いてたり。 余計なところにファスナーがあって、 一体何なんだ? 重くなるし、壊れる所は増えるし、何にも良い事ありませんね〜。 え?アレが便利? 見解の相違ですな。
ちょっと三スラのガイドを見てみる。 要するに、雪の状態次第ですか。