今日は帰省するので荷物を持って会社に来た。
荷物の中には実家方面(かなりの田舎だ)で使う予定の 双眼鏡及び鳥の図鑑も含まれている。
ところで、会社はあるビルの最上階というか屋上部分にあるので、 けっこういろんな鳥がとおりかかるのが見られる。 せっかくだから、ちゃんと見ようと思ってしばらくあちこち観察していた。
実は、会社来る途中で一回、ハヤブサと思われる鳥が どえらい勢いでバトルしてるのを見掛けたので、 このへんでもそういうのが居るに違いないと思っていたのだ。 「チョウゲンボウ」で検索すると、 けっこうビルの排気孔などに巣かけてるらしい。
そしたら、 いきなり至近距離、10mくらいかな。肉眼で識別可能なところを通りかかった。 やっぱり居ますね。
出社。上記チョウゲンボウなど目撃しつつ、荷物持って東京駅から電車で帰省。
ちゃんと指定席を妻が確保してくれていたので、普通に座って帰る。
22hすぎに実家到着。
富士山以来、けっこうでかい荷物をしょっての行動が多いが、 どうも俺の肩は一時期の毎週冬山とマリオカートとバーチャファイターによって 完全に破壊されており、 ちょっと重い荷物を持って行動するとすぐにおかしくなってしまうようだ。 そのせいで、けっこう疲れた。
朝食後、双眼鏡持ってでかける。
実家の前は川なので、 徒歩でうろつける範囲にけっこういろんな鳥が居るのだ。 いつもの場所にカワセミ夫妻が居る。 数年まえから籠抜けのハッカチョウが実家の近所に居るのだが、 それを目撃。 どうも繁殖しているもよう。
ものすごい数のツバメが居る。一時期よくいた コシアカツバメはほとんど居らず、近所を通っている山陽自動車道の ハシゲタでイワツバメが繁殖している。たいへんな数だ。 ツバメよりも滑翔をよく使う。
庭にはアマガエルがたくさん居る。母によると、 うちの庭を縄張の一部にしているモズが居るそうだが、 こいつらは、そのモズの資産ということであろう。
帰りにイカルの夫妻を目撃。
午後、家に仕立て屋を呼んで、スーツをオーダーする。
そのあと、近所の裏山にヤブこぎしつつ登る。山頂でルリビタキのオスを目撃。 そのあと昼寝。
夕方にまたでかけるが、特に収穫なし。
両親と妻の4人で雪彦山に行く。
けっこう岩山で傾斜がある。 昔登った時はなんだか一瞬でてっぺんについたような気がしたが、 今回はゆっくり登ったせいか、けっこう登り応えがあった。 休憩してたら妻がヤマガラを目撃。
他に、ヒガラ、シジュウカラなど
山頂で弁当食って、下山。台風で木がたくさん倒れており、 非常に歩きにくくなっている。
下りの途中にあるちょっと見晴らしの良いところで休んでた。 雪彦山は関西には珍しく、どういうわけかでかい岩壁がある山なので、 いかにも猛禽が居そうな感じだ。 だから、何か居ないかなー、と思ってなんとなく休憩しながら見てたら、 出ました。ハヤブサ。
どうも岩場が基地みたいで、ちょっと滑翔しては岩場に戻る、という 行動を繰り返している。岩場に止まると逆光で非常に見にくい。 非常に特徴的な矢印形で、 こりゃ絶対見間違えないね。
砂防ダムにキセキレイが居た。
朝食後、犬連れて双眼鏡持って徒歩でうろうろするのが日課だ。
今日は何するかな。 弁当持って書写山登ってみるか。 書写山はうちの裏山である。 以前、一度書いたが、トムクルーヅさんの映画でロケしたところだ。
さて、書写山はけっこう瀬戸内海の沿岸ぽい森が茂ってるところなのだが、 なんかいっぱい鳥がないているのだが、全然種類が判らん。 森が茂ってて、姿が見えんし。
上に来ると、この山はけっこうなだらかで、 更に森が非常に深い。 ちょっと開けたところから景色を見ながら弁当。 人が俺ら以外居なくなったら、たくさん鳥がやってきた。 ヤマガラとか。
ヤマガラ、イモ虫食ってた。ものすげぇでかいイモむし。 端っこくわえて、枝にビシバシと叩き付けつつ食ってた。
帰宅したら、実家前の電線にモズが居た。 おそらくうちの庭を縄張にしている奴であろう。
とにかく、実家周辺はとても食べ切れないくらい虫が湧いていて、 皆さん、今が一番楽勝な人生の時期みたいである。
富士山以来、連日荷物担いで行動してたら、久々に肩が致命的におかしくなった。
東京に帰還。
ずっとネットワークに繋いでなかったので、 なんかいろいろ大変である。