もこもこぷ(2005/09/09)


ラーメン食って目がさめる

ラーメンの麺や汁は作るのが大変そうなので、 買って来るのだが、具くらいは作る。

今回はこんなかんじ。

にんにくを刻んでいためる。

閉店まぎわの肉スライス7割引をミンチ状に刻んで炒める

タマネギもみじん切りにして一緒に炒める

とーばんじゃん、しょうゆ、砂糖、酒、を適当に混ぜたものを若干作る

炒まり具合の頃あいをみて投入し、数分煮込む

酒溶きカタクリ粉を適量投入。ぐるぐる。

あと、アスパラとか適当に野菜は電子レンヂで調理。 これらをラーメンに搭載する。できあがり。

非常にうまかったが、やや塩辛かった。 ひきにくなんか買うより、安売りの肉買って来て自分でミンチにしたほうが うまいな。当り前だけどな。 こういう細かい手間の一つずつで、うまいものができているわけですね。 逆に、ひとつずつ手を抜くと、ひとつずつヘボくなっていくのですな。 だから、汁も自分で作らないとな。

そして寝ついてから3時間でのどがかわいてめがさめた。 なんか腹もモタレてる。 このあたりが、できあいの汁の限界か。

brother Sevelinus

ブレードランナーのうどん屋のオヤジ(正式名称スシマスター) に匹敵する、俺が好きな脇役の登場人物といえば 「薔薇の名前」のセヴェリーノ修道士である。

こちらは、「2つで十分ですよ」だけじゃなくてもっとたくさんセリフがあって、 作中でもかなり重要な役どころだ。 映画ではこれまた「イイ顔」のオヤジの役者がやってまして、 イタリアアクセントの怪しい英語と共に俺様の心をワシづかみ。

彼は主人公であるバスカヴィルのウィリアムと同様、 屁理屈よりも実際的な知識と技術を重んじる立場を、 時と場合を弁えて使う事が出来る、 いわゆる中世キリスト教のドグマから多少はみ出した人物として存在していて、 ウィリアムのよき協力者ともなる。

映画でセヴェリーノが、 タマネギの効用を熱と湿度をもたらすものとして4元素説を援用して説く場面があり、 俺はマリネでタマネギを使うと、何かしらんが、その場面を思い出す。

つまり今、胃袋がタマネギのカホリってわけだ。ウヒヒ

2005/09/09

今朝は夢で頭突きかましたところで目がさめた。 あおむけでよかった。 むかし、うつぶせで頭が床に直撃し、首のスジをちがえたことがある。

もう、心のポテンシャルがまずい。 感情的な負荷を吸収する余力が無くなっているのを感じる。 部屋のスミでうずくまって泣きたい気分だ。

しかし、起床時の心拍は久々に45を切って41だった。 体調は悪くないのが不幸中の幸いだ。 それに、(偽)ストレッチポールのおかげで、 肩こりも完全に治った。

歩く微生物

新しいバクテリア細胞運動の分子メカニズムを解明

マイコプラズマは、数マイクロメータの微小な原核生物で、病原性をもつものもあり、 肺炎などの原因になることもある。というものですが、 これが面白い性質があって、えらい勢いで歩くらしいんですよ。 足の速い奴は秒速にして、自分の寸法の数倍を移動するという。

歩くといってもこれはものの言いようで、実際に脚や ベン毛のような器官があって移動するわけではない、 ではどうやって?という疑問は当然だが、これがはっきりとは解っていない。 ただ、既知のどの運動機構とも異なるということは判明しているそうだ。 たとえば、筋肉のアクチンとか、そういうのじゃない。

このスピードは素晴らしい速度なので、非常に興味深いテーマだ。

どこでも動けるわけではなく、何かにくっついて前進するのだが、 こう、モノにくっついて前進するための、分子脚が細胞壁にあるのではないか、 と推測されている。 その脚が細胞壁のどこらへんにあるのか、ということも判っている。 そして、このほど、そのエネルギー源がATPだということが判明した。 しかも、ATPさえあれば、細胞の中身が無くても(つまり、 死んじゃっても)脚だけで動作するそうだ。 ATPを消費してADPに分解しながら移動するのだという。

非常におもしろい分子マシンである。 無数の分子の脚がシャカシャカ動いて歩くのだろう。 一歩でどれくらい進むのかな? せいぜい数ナノメータでしょうな。 だとすると、速い奴は秒間に1000歩くらい歩くのでしょうか。 脚の長さは50nmだそうだから、 一歩の歩幅はもうすこしありそうですね。


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