いろいろhack(2005/12/18)


2005/12/17

今日はたくさん自転車乗った。

今日のメインイベントは、自転車ともだちの村井くんが、 つくもサイクルで街道ピストを作るというので、 その採寸につき合ったのである。

朝10時頃自宅を出て野川を走る。上ハン持ってのんびり行く。 カワセミが居た。ユリカモメの群れが居た。 コサギはよくみるが、チュウサギもけっこう居るもんですな。

まず、たまがわ駅で、「たまちゃんパン」を妻に頼まれていたので購入。 3匹。 たまちゃんパンは駅構内のパン屋で売っているので、 駅に入らないといけないわけだが、 「構内の売店のたまをパン買わなきゃいけないので、 入れてくれ」と丁寧めにお願いしたらタダで入れてくれた。

それから、時間までゆきりんでうだうだ言ってようかな、 と思って行ったらいきなり休みだった。 なんてこった。

しょうがないので、まず久々に母校の大学に行ってみた。 部室に行ったら後輩のカツタ君が居た。 山のカッコしてた。 今日か明日かどっか行くらしい。 いま、水戸に住んでるという。 それから、旗の台の洋菓子屋さん「マロニエ」で、 マドレーヌと焼き菓子を仕入れた。 久々に伺ったので、歓迎された。 それから、中延商店街の、以前よく買ってたコーヒー豆屋で 豆を仕入れた。 まだ時間があったので、武蔵小山の本屋で立ち読み。 「世界の腕時計」小牧先生の記事は、今回は 脱進機のから出る音がお題である。

タイムグラファが使う音は、てんぷの振り石がアンクルのハコに当たる音だそうだ。 一番大きな音(多分これが人間に聞こえている)は、 アンクルの爪の停止面にガンギ車のロッキングコーナが当たる音と、 アンクルがバンキングピンに当たる音(ほぼ同時)だそうだ。 この二つの音の間の時間は拘束角にあたるから、 拘束角を仮定すると、てんぷの振り角はこの時間の(おおむね)逆数として与えられる。 これがタイムグラファが備えているてんぷ振り角計算機能の正体というわけだ。 (だから、デテント脱進機ではこの機能は動かない。)

からびんかの手前の中古カメラ屋(名前失念)を覗いてから、 つくもサイクルに到着。

しばらくするとムライ君も来た。

街乗り用鉄フレで来てて、それを測って採寸してた。 部品はスギノとかそういうかんじだそうだ。 ハンドル、サドル、ピラーは持ち込んでた。

西欧の自転車便では、いま日本のケイリンフレームが 大人気なのだそうだ。 からびんかも、大繁盛なのだそうだ。 けっこうなことだ。 へんてこなぶっといツチノコフレームなんかより、 ノーマルゲージの鉄フレームがかっこいいよ。 走りも大してかわんねぇしな。

パイプはカイセイ019にしてた。俺とおんなじだな。 しかしオーダーってのは楽しいな。 「ここの寸法がこうだったらなぁ」 「この造作がこうだったらなぁ」 「この色だけは何とかならんかな」 なんてのは一切なくて、思った通りのものができるからな。 楽しみですね。

そのあとわしら3人全員新宿に買物に行く。 経路は裏道から目黒川沿いに進み、旧山手通りから 松涛経由NHKで、都庁のウラに出る道。 俺はそのまま紀伊国屋に行き、彼ら二人はナントカいう とこにでかけた。

今日買う本は決まってるので、 紀伊国屋に入ってすぐ、オライリィの "Mind Hacks"を探す。 といっても探すのは俺じゃなくて店員だが。

パソコンで検索したら「はいって無い」とのこと。 ま じ で す か がっかりですよ。 でも、ひょっとしたらと思ってなんとなくダメもとで3Fコンピュータのコーナーに 行ってみたら、ありました。 じゃさっきの検索は、あれは一体何なんだよ。 ちょっとむかついたので、 レジで「さっき1Fで訊いたらこの本入ってないって言ってたぞ」と密告してやった。

しかしなんでこの本がコンピュータんところに置いてあるかな。 なんちゅうか割り切れない印象のある分類ですね。 そういいつつもそこらへんを俺も解ってて3Fのコンピュータのところの オライリを探したわけなんですが。

表紙はエングレービングの銅版画じゃなくて電球の写真です。 なんかこの表紙、手抜きっぽくてヤだな。

さて、帰るべ。 帰りに久々に新宿バードプラザに立ち寄る。 鳥の写真集とか閲覧したり(閲覧用の書籍やコーナーもある)。 そして、夕食は通勤でいつも気になりながらも 通りがかるのが遅くてずっと食えなかった、 富士見ヶ丘のとんかつ屋大黒で、 スペシャルヒレカツ定食(肉150g)とごはん1.5杯食った。 うまかった。 ただ、店内でテレビをつけてるのは減点対象です。 今帰宅。

さて、一杯やりながら Mind Hacks でも読むかな。うっひっひ。

情報処理技術に関して多少の経験を持つ人向け、 という体裁なんですね。 少しコンピュータのコーナーに置いてあるのが納得できた。

読書の冬

結局カルヴィーノの「見えない都市」も飽きて途中で放り出した。

形式というか体裁を決めて、そこからお題を拾って話にする、 という作り方なんだけれど、 まず、その形式が曲がなく凡庸でダメです。 それから、なんといってもこれが致命的なのだが、 お題が決まってもそこから話を作る、ネタ的展開が貧しい。 そしてこれがとどめだが、文章がヘタクソ。

なかには面白いと思った話もいくつかあったけど。

さて、気をとりなおしてマンディアルグに突入。

おお。何か書いてひとさまに見せるからには、 少なくとも、これくらい文章うまくないとね。 これがプロの仕事ですよ。 最後にとっといて正解だった。

Mind Hacks 途中経過

半分くらいまで読んだ。非常に勉強になる。

ところで mind hack があるのなら、 body hack もあるわけだ。 これは簡単にいえばスポーツなわけだが、 在来の体育会的根性路線ではなく、やはりハカー的視点でもって肉体の可能性を追求する、 というのは一つの企画としてアリなのではないか、と思った。

その他にもいろいろhack を思い付いたが、 いろいろと差障りがありそうなのでやめておこう。


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