直火式エスプレッソメーカの修理(2006/04/06)


直火エスプレッソ器具

わざわざ泡を出す装備を持っている、 専用機器にくらべると、 出来栄えとしては外見的に劣るのかもしれないが、 ちゃんとイタリヤコーヒーを作る事ができるので、 ずっと愛用している。

しかし、長年使っていると、さすがにパッキンがダメになってきた。 圧力がかからないので、うまくコーヒーが出て来ない。 そこで、webでしらべたところ、 補修部品としてこのパッキンだけ入手可能な模様だ。 すこし店で探してみることにした。 しかし、これは妻がヨーロッパで適当に買って来たものなので、 メーカーも型版も判らない。 パッキンはどこの製品も同じ材料でできているようなのだが、 銘柄と型番によって、似たような寸法のなかにも微妙に異なっており、 ウチのに合いそうなものを探すことができなかった。

無ければ作れ。である。しかしどうやって?

幸い、たまたま立ち寄った、工事中のイシダサイクルで、 石田さんがOリングを買いに行くとおっしゃる。 コンプレッサ関連の工事の部品の調達だそうだ。 そんなもの扱ってる店が近所にあるのかときくと、 それが東八道路沿いにあるという。 「マジすか。俺も行っていいすか。」ということで、無理いってご一緒させてもらう。

パッキンは実物を持っていたので、 それを店の人に見せる。 使用環境を話すと、耐熱シリコンが良いのではないか、とのこと。 ただし、寸法は無いので板材になるという。 板材上等。 俺が型に切れば良いのである。

ということで、今、切って作ってみた。 いきなり丸く正確に切りぬくのは難しいので、 テキトーに切り出して、合わせながら微調整した。 意外と切ったり削ったりするのがやりやすい材料で、 普通にハサミとナイフで加工でき、 覚悟していたよりはずっと簡単かつ正確に仕上った。

見事に圧力がかかり、熱にも大丈夫で、ちゃんと正しいエスプレッソが再び作れるようになった。 板材は2100円だった。 あと100個くらいパッキンできそうだ。 何個か作り直す事になるだろうと思っていたのだが、いきなり一個めで成功してしまい、 少しひょうしぬけ。

画像は、左から古いパッキン、材から切りぬいた抜けがら、 できあがったコーヒー、下に敷いてあるのが元材である。

火力全開でブッシュー!ゴボゴボとコーヒーが出てくるのは良い。 それから、あとかたづけで洗うときに、新しいパッキンのほうが綺麗になる。 なんとなく、今回自作したパッキンの方が、 メーカーがつけてるものよりも具合が良い感じがする。 こっちの方が材料がだいぶ高性能で、おそらく値段も高い。

2006/04/04

いま、久々に決戦マキノ号に乗ろうと思ったら、 BBが固着して回らなくなっていた。まじですか。どういうことですか。 思いきり動かしたら回った。 うひー。 まじですかー。

うちにBBをばらす道具がないので、こりゃイシダさんちに入院ですか。

いま、とりあえず乗ってみたら、普通に動くようになった。 まぁ一回分解する必要はあるな。これは。

しかし決戦号は軽いし堅いしでダッシュが効く上に、 ブレーキも軽くて抜群に効く。 しかも立ち漕ぎしたまま変速できる。 素晴らしい。

いまの自転車ではそれが当り前なんだけど。

ヴァンゲリス

最初に聞いたのは「カール セーガンの コスモス」でした。 テレビの。 その音楽に使われていたのがヴァンゲリスの「天国と地獄」。

このアナログシンセ。 「びよよよよょおおお〜ん」みたいな音ですがね、 いやまじたまらんス。 寒イボでっぱなし。 つまりブレードランナーの音楽とかマジたまんね、という話しでした。

ヴァンゲリスじゃないが、 「ふたつでじゅうぶんですよ」をいつでも見たいときに見られるというのも、 こりゃまたよいものです。


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