例の蛭の続報(2006/05/25)


ミミズを食べる蛭続報

その後調べてみた。

やつの名前は「クガビル」。餌はミミズ、カタツムリ、ナメクジなど。

高尾周辺にはよく居るようだ。 今くらいから夏までよく見られるとのこと。 つまり見るなら雨上がりのこの時期がチャンスってことだ。 ミミズ食ってるのは一匹だけだったが、他にも何匹か見たぞ。 ヒルとはいいながら、プラナリアの仲間だという記事もあり、 そもそもヒルとプラナリアがどう違うのかも解らないので、 結局分類とか確かな事は良く解らなかったが。

そういえば、こいつは昔、雨の南アルプスを歩いてて見た。

道路沿いしか移動できないという限界はあるものの、 自転車で峠ライドは未だに新たな発見があって、 なかなかに興味は尽きないな。

機械式時計と精度

ちょっとトサカにきちゃってる人が比較的多い、時計に関するある英語BBSで、 最近幾つか、機械式時計の時間精度に関する flame war があった。

そのBBSをはじめとして、 機械式時計において時間精度は議論すべきではない! とする少々イっちゃった人がたまに居る。 彼等の口ぐせはこうだ。 「そんなに精度が気になるんなら10ドルで プラスチックのデジタル時計でも買えよバーカ」

10ドルのプラスチックのデジタル時計の何が悪いんだよ、 文句あんならてめぇが10ドルで作ってみろよバーカ って感じだが、 それは置いといて、 自動車やモーターサイクルの方が速いという理由で 陸上競技の存在意義を否定する者なんて居ないし、 足や自転車で走るなら走るで、 やっぱりちょっとでも速い方が偉いし、望ましいわけだよ。

George Daniels先生もこう言ってるだろ。

But it is an important aspect of the watch that the timekeeping must be at least as good as the best of te past and it is not unreasonable for the purchaser to expect it to be better, especially in the long term.

ところで、じつはこの、 ``especially in the long term''というところが、 Daniels先生のキモ入りの部分で、 現代の自動巻、高振動のレバー脱進機を搭載した機械は、 短期的な性能では過去の最高品質の機械を凌駕するが、 潤滑の問題のために長期の安定した動作という点で劣る、 というのが彼の意見なのである。

無論、その部分で彼なりの回答を用意してこそのこの発言であり、 その回答こそが co-axial 脱進機というわけなのだ。

カメラの雑誌

カメラの雑誌をたちよみしてみた。

そのまえに、私のカメラに関する知識とはどういうものなのか、 というあたりだが、 ぶっちゃけ、高校の頃、天文が趣味だったころに仕入れた知識以降 全く更新されていないので、 20年以上昔のままだ。 焦点距離/口径比とか、色収差球面収差、相反則不軌なんかについての 一応の知識あり、という程度。

そういう私の目が釘づけになったのは、今月のアサヒカメラという雑誌の特集。 ニコンの手動焦点レンズである。

なんと申しましょうか、私はヘソまがりのヒネクレ者で、 トヨタ読売自民党ランスアームストロングみたいのは苦手なんですが、 今回の特集を読んで、王道ニコンもいいな、と思いました。 というか今ミノルタ使ってるのはへそが曲がっていたからではなく、 単に父のを譲り受けたというだけなのですが。 こんなことになるのなら、FM2作ってる間に買っとけばよろしかったわけですが、 そううまくはいかないのが人生ってことのほうでよろしかったでしょうか。 手動焦点の中古なら総額20万少々で間に合いそうです。 ただ、焦点距離で400mm以上、口径10cm以上、となると、 なかなかモノ自体が出てこないというところのほうが 若干難しくさせましていただきましたかったでしょうか。

そういえば木村泉先生は「某のほう」という言い方が大嫌いだったな。 授業で、「面接で某のほうをやりたいとか言ってるひと、 はっきりどれをやりたいって言えないひとには 全くやる気を感じない。」 とおっしゃいました。

私は、話をはぐらかしてごまかす方に持って行きたい場合は、 これを意図的に、逆用ならびに悪用する方で活用する方になりますが以下同文

でかい手動焦点レンズなんてどれも設計が古いものばかりというのも、 これはこれで少ししんどいよな、 という懸念が無いとは言えない。

近所のレストラン

これが2度めになるわけだが、昼食ででかけた。 例によって徒歩で。

食事中にものすごい雨が降って来た。帰りも大雨だった。

食事が終って、別室で雨待ちしていたら、 高級なグラスで有名なRiedelの営業がグラスを売り込みに来て、 店の担当者と話をしているところにでくわした。 営業のひとは、グラスと酒の相性のうんちくを、 ブ厚い立派なカタログを広げて熱く語っていて面白かった。

うんちくも面白かったが、酒をうまく飲むために、 それだけの情熱を注いでいろんなものを作ってるところが面白い。 ところで、妻がワイン頼んだら持って来たグラスはRiedelだった。 小さい安い方だったけど。 グラスもだが、中身は非常にうまかったらしい。よかったな。


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