メカへの愛と飛行訓練(2006/06/28)


ワールドカップ

ほとんどみてないわけですが、語らせていただく形でよろしかったでしょうか?

ワールドカップといえばフットボールですが、 これが唯一の生きがい状態になっている国もけっこうあるようで、 今次大会で一次リーグ敗退しちゃった国など、 ヨソの軍隊が入ってこないのが違うだけで、 戦争に負けたのと同じ状態であり、全てが麻痺してしまうくらいのインパクトがある。 「歓迎委員会」が空港に出迎えて、 「おまえらサッカーやめてうちの農園で働くか?」 みたいな横断幕なんか掲げちゃったりして、 もう、大変なことになってたりするようです。 ある国の代表がオウンゴールの失点が原因で負けたとき、 その選手が帰国してから「得点ありがとう」とかいって射殺されたのは有名ですね。

実際、スピード、パワー、テクニック、センス、体力、体格、戦術、戦略の全てが チームとして要求されるという、非常に総合性の高くて、かつ、 何も知らなくても何やってるか解るシンプルなゲームなので、 熱狂的になるのも誠にもうなずけます。 そのおかげでワールドカップは、「第3次世界大戦」とか 「アポロ計画」とか そういうのの次にくるものすごいイベントとなっているのである。 アフリカなんて呪術師も動員されるんだぜ。 まぁ最近、呪いは禁止らしいんですけど。

私もフランス大会ではかなりの試合を中継で見ました。 特に、一点とるのに数秒あればいい、というところに痺れる。 他の90分はそのための前フリだったり全然関係なかったりしますが、 とにかく、その一瞬に全てが凝縮されていて、 面白いのはいいのですが見てると非常に疲れるのでそれ一回きりでみるのやめました。 戦争の次くらいに、 お国柄がモロに出るところもおもしろいというか、切ないというか。

そんなような事を、 朝5時に起きたらホテルのテレビで試合が流れてるのをみて思った。 さーて、ドイツ対アルゼンチンか。どうなりますかね。

メカへの愛

俺に理解できる機械というと、今んところせいぜい自転車とか ゼンマイ時計くらいで、 それいじょうむつかしいものはりかいできません。 こんぴゅーたーとか、むり。むずかしいすぎます。

しかし、その理解できたはずの自転車ではあるが、 最近、愛が足りなかったと思う事が何度かありました。

今日はそういった放置プレイの一つであった、 普段乗り兼峠脳対応車輪というかようするにいつも使っている車輪の プロトン(旧型)の回転軸を整備した。

ごたぶんにもれず、フリー側のベアリングコーン、 つまり玉が転がる内側のボールレースですが、 これがいろんな原因により、掘れていました。 おそらく砂とか埃とか錆びとかが原因でしょう。 時折フリーのラチェットが滑べる事があって、 さすがにマズイなぁ、と思ってたんだけど、 こないだ手で車軸をぐりぐり回してみたら、 ややゴリ気味で、あー、やっちゃったか…と。

campagnoloのハブは簡単にいろいろ分解できてよいのですが、 フリー側の防水が甘いのが弱点で、 フリーボデーとハブシェルの間をふさぐスカート状の合成樹脂のシールを突破すると、 もうフリーのラチェットならびにツメである。 ここから砂や水や脱脂剤や洗剤が入って、 徐々にラチェットの調子がおかしくなり、 ツメの動きが悪くなってこういう症状が出る。 また、ここから不完全なシール一枚で回転軸ベアリングである。 分解するとこちらのグリスはまっくろけ、というか、 グリスとは言いがたい、なんともいいようのない悲惨な状態になっていた。 フリーのツメなんて、部分的に錆びてたりして。 もう、笑いごとじゃないっすよ。ホント。

ええ。私が悪うございました。 多分まだ3万キロくらいしか乗ってないと思いますが、 メーターの積算距離とか何度か水が入ってぶっとんでるので正確には判りませんが、 買って4年半くらいなのでそんなもんでしょう。 部品の感じからして、3万キロかそこらでこうなる作りではありません。 毎年ちゃんと分解掃除をしておけば、こんなトラブルは永遠に起きなかったでしょう。 このベアリングコーンだけ別に発注できるのであれば、取り寄せて直したいような。 まぁぶっちゃけいえば、このまま使ってただちに動かないとかぶっ壊れるとかいうものでは ありませんが、気分悪いんで。

あーあ。メカへの愛が足りなかったなぁと反省することしきりであります。

フレームや部品についたりんごジュースは放置しておくと大変な事になるという 教訓もしっかり活かして、本日ちゃんときれいに拭き取りました。 だって、成績がヘボかったのは俺のせいであり、こいつのせいじゃないもんね。

誓い

晴れたら毎日運動します

自転車は調子がおかしくなる前に直します

甦る愛

よみがえってきました。

なんか手のポジションがおかしいのに気づいて直しました。 多分、STIレバーを新品に交換したとき、 テキトーにやってたら印付けるの忘れたおかげで まえのポジションがわかんなくなって、 なんとなくテキトーに付けたきり、おかしくなったまま乗っていたように思う。

とにかくレバーまでがむちゃくちゃに遠くて、 まぁ久しぶりに乗るもんだし、こんなもんかと思ってたんですよ。

それが、先日、鋸山から奥多摩駅に戻るところで、 製材所のちょっと上の、道路じゃなくて川原じゃねーの?っていうくらい道が荒れてるところで、 うっかり穴に前輪がはまってガツーンときたとき、 パンクはしなかったんですが、どうもハンドルが下向いちゃったみたいなんですな。 乗り込んでないからか元もと鈍いのか消耗していたのか、 ハンドルが下向いた直後ですらそれに気づかず、 松本駅で自転車組み立てて、レースの受け付け終ってからなんとなくおかしいな、 と気づいてハンドルを元の角度に戻しました。 これはステムがくいつくところに、 赤いポスカで印を付けてたので、戻せました。

そのまま乗ってたのですが、どうもやはりおかしいと思ったのは、 下りです。 下りで、ラバネロの小柄な選手が妙にとばすんで、 なんとなく俺もそれに付いて行ったんですよ。 しかし、どうもいつもの調子が出ない。 どうもレバーのポジションが持ちにくいというか、遠すぎる。 だから体重がどうしても前にいってしまい、19mm幅の高圧チューブラーでは、 ハードブレーキが安定せず、非常にかけにくい。

帰宅してじっくり見ると、そもそもハンドルにレバーが付いてる位置がおかしい。 なんか妙にレバーがハンドルの下のほうに付いてる。 だから、ハンドルの角度を上向きにしても、結局レバーはずいぶん下向いたままだ。 第一、これじゃステム位置からレバーまでの距離がずいぶんちがってくるよ。 おまけに、ハンドルの肩とレバーの上ツラの間に変な段差もできてるし。 乗りにくい。

これを直したらずいぶん乗りやすくなりました。 嬉しいので今日、街乗りで乗って行こうと思いましたが、 買物しててパチられたら再帰不能なのでやめました。 再起不能くらいならどうってことありませんが再帰不能になったらそれこそ再起不能ですからね。

2006/06/28

暑いな。

いま、夜中に下痢で腹が痛くなって起きたところだ。

某月某日

友達がまた自転車作る(発注する)っていうんで、 発注先の工房に遊びに行った。

主は超絶のマニアにして拘りの職人であり、お宅はいいかんじの魔窟というか アジトとしてスルドい完成度を誇っていた。 そのアジトで、ものすごいお宝部品ならびにフレームをサカナに、 すげぇ盛り上がって非常に愉快だった。

それにしても普通の集合住宅で 特殊鋼を曲げ鍛造切削研磨溶接してるとは思いもよらんかった。 気合いと根性でどうとでもなるものなのだな。 それに、やはり手で作業して何か形あるものを作るというのはいいものだ。 それが乗物ならば、なおさらである。

鷹のひな

巣のあったところに2羽ほどまいもどっていた。 巣立ちの出戻りなのか? あと2羽はどこ行ったんだ? 行方不明かな。 親はエサをぶらさげて、「ほらほら。ここまで飛んでこないと、あげないよ〜ん」 というかんじ。 ひなは「ぴよぴよ」といって哀れっぽい声を出すのだが、 断固とりあってくれないのであり、 スルドくスパルタなのである。 このあたりは、猛禽にかぎったことではなく、ツバメなんかでも事情は全く同じだ。

それは何だ?飛翔か?

俺の空をどうする気だ?

望んでそうなったのか?

人間のファックのほうがまだ気合い入ってる!

俺に隠れて地面歩いてみろ、首切り落としてクソ流し込むぞ!

貴様等が俺の訓練に生き残れたら、鳥になる。 生存競争に祈りを捧げる航空力学の司祭だ。 だが、それまではクズだ。 天空で最下等の生命体だ。

貴様等は鳥ではない。 卵のカラをかきあつめた価値すらない!

という感じで、順調に飛行訓練メニューに突入しているようだった。


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