本日はいただき語について語らせていただくほうのかたちでよろしかったでしょうか?
などと日々意味不明ないただき語を発している今日このごろいかがおすごさせていただきたかっただったでしょうか という具合でいただき語を自由自在に発話しまくりな私ですが、 これに意外な効用があることをこのほど発見したんですよ。 というか内池氏が発見したのを教えてもらったんですよ。
つまりですね、以前ならいただき語が俺様に向かって 発話させていただくかたちでよろしかった場合に逆上ブチ切れさせていただくかちで 確定してよろしかったわけですが、 今や我々も自由にいただき語を駆使させていただくほうでよろしかったわけで、 いただき語ネイティブな方々から真のいただき語が私どもに向けて 発話させられた場合であらせられたとしてもですね、 それを一種の冗談として、 しかもかなりスルドく捻った愉快な即興の冗談として、 私は受け取ってしまうのであり、 すなわち全然ムカつかなくなって非常にオッケーである。
ゆえに、どんどんいただき語を発話するかたちとなっております上等的ワールドという話でした。
土曜日。
スドーさん提案で大垂水から雛鶴峠。 かなり走れる(←ただし俺以外)濃い目の面子(順不同敬称略) つまりスドー、かわい、ふるえ、ふな、わしの5名である。
まぁすどう氏やかわい氏が速いのは当然としても、 とにかく全ての登りで毎回俺が最初にちぎれてそのまま誰にも追い付かないのが 非常にせつなかった。 まぁ大垂水の神奈川側みたいな下りでは追い付くこともあるわけですが。 なんなんだこりゃ〜
まんじゅう食って元気が出るかと思いきや、 帰りもあいかわらず全ての登りで最初にちぎれてビリっけである。 最初にちぎれて自分のペースに入ったので、 あまり疲れずに済んだが、 何が原因でこんなに遅いのかよく解らない。 単に練習不足というだけでは解決されないほどの落ち込み方である。 現用手元変速車を作る以前をふくめ、自転車乗り始めて以来、 これほどまでに弱かった事は一度もない。 何なんだこれは!!!
カーマイケル本でも読み直すかな、とおもいつつ高尾から電車で帰宅。 その夜は内池氏宅でツールドフランス初日個人TT観戦して終了。
日曜
朝起きられないだろうと思っていたが、 起きてから速攻で電車にのれば待ち合わせに間に合いそうだったので、 行くことにした。
今日の参加メンバ(順不同敬称略)は、若月、高桑、伊藤、わしの4人。 全員がこないだのレースで俺より速かった。 特に伊藤氏など1時間12分である。 彼はフクラハギに脂肪が全く無くて、尋常じゃない体格なのである。
今日は醍醐林道から鶴峠まわって 小菅でまんじゅう食って奥多摩周遊登って五日市に戻るというプラン。
いきなり最初の醍醐林道でぶっちぎれる。 メーターも昨日水が入ったらしく全ての表示がリセットされてぶっとんでる。 俺の脳も登りがくるたびに全てがリセットされてぶっとぶ。 ここから鶴峠までは、毎回小さな登りがくるたびにぶっちぎれて、 39x25が42x21くらいに感じられ、インナーローで足りなくなる度に幽体離脱した。 何も表示されていないメーターを呆然とみながら、虚脱状態で登った。 これが峠脳の威力なのか…
鶴峠で待っててくれた人々が、 天気も思わしくないし、俺がむちゃくちゃ調子悪いので、 「もう帰るか?」というのだが、 待たせた本人が続行を主張して奥多摩側へ下る。 このあたりから、 まんじゅう食って、周遊道路にさしかかるまではけっこうな雨が降っていた。
さて、最後の登りだ。 ここも俺は最初から自分のペースで行くつもりで、 登りの入口で早々にポジションを下げたが、 意外と前との差が開かず、 むしろ詰まって来た。 先行の様子を見ていると、「この登りはいけるか?」という憶測なども生まれつつ。
とりあえず先頭に追い付いて様子をみるが、 状況は、どうもみんなが遅いだけというのでもなさそうで、 さっきの憶測が「この登りはいけるぞ」という確信に変わったその瞬間、 体の全ての構成要素が、 ペダルを回すためにガチっと音をたてて噛み合わさるのを感じた。 前に出たりひっこんだりして様子を伺っていると、 伊藤氏が比較的傾斜のあるまっすぐな区間で、 他の全員が死ぬまで立ち漕ぎをやめないというランス風の王道アタック炸裂。
王道アタックですよ。 途中でタレたらかえってつけこまれる両刃の剣だが、 これでもか、と脚の差を見せつける、まさに漢の戦法です。
反応してカウンター返せる脚はさすがにないので、これはせつなく見送る以外にない。 自分のペースで追った。
都民の森でまんじゅう食って全員揃ったところで下る。 伊藤氏は登りも速いが下りもなかなか速く、 また彼なりに下りもいろいろ研究している様子だ。
五日市まで先頭まわしながらズガーっと下り、駅前のコンビニで最終補給。 五日市街道を山田交差点で右折するところで自走の若月氏とは分かれ、 他の3名は高尾へ。わしと高桑氏は高尾から電車で帰宅。
かなり虚脱。 自転車乗って翌日までしんどいなんて何年ぶりだ。
「チョイ速」アイテムとして、新しいメータを導入した。
アナログ風ディスプレイのかっこいいメータがついにぶっこわれたので。 サイクルハウス イシダで購入。
cateyeのCC-RD100という機種で、 非常にすっきりとカワイイ形だ。 最近流行りのステム上面に付けてみた。
本体手前を押すと台座の上でシーソーみたいにペコペコうごき、 本体裏のボタンが台座のボッチで押されるというちょっと面白い操作感。 しかし、なんでメータが必要かというとですね、 それは走行距離を把握しないと部品の整備やらをいつやればよいのか、 全然判らないんですよ。 つまり、毎回雨が降るごとに全てがゼロにリセットされているのでは、 メータが無いのと同じです。 それから、チョイ速おやじとしては、 峠行ったらやっぱり最高速度が気になるでしょう。 今日は80km/hイったぜ、みたいな。
普段の走行中は自動計測の走行時間表示にしています。 以前使っていたアナログ表示風は、 現在時刻と速度と走行時間が全部いっぺんに出るところは具合がよかったのですが、 まぁこれは我慢しましょう。 外観がすっきりかっこいい方がずっと重要ですよ。 不要なものを捨て去るところに自転車の美学は存在する。 違いますかね。
先週末、3羽確認した。 それぞれ性格があって面白い。顔も違う。 だいぶ飛べるようになっていた。 また、しっぽが10cmくらいにのびていた。
みていると、枝に間違いなくとまる、というのは実はけっこう高等技能のようだ。 鳥も最初からできるわけではない。 つまり練習しないとできるようにならないのである。 飛行機でも離陸より着陸が難しいと聞くが、鳥でも事情は同じようだ。
しっぽは空中における機動性に非常に重要な役割を持っている。 林の間をすりぬけるスラローム系の技術を得意とする鳥には、 翼が丸く短く、翼の長さに比較して尾が長いものが多い。 ただ、今観察している雛が、 これが短いからうまく枝にとまれない、というわけではなく、 ヘタクソなだけだ。