かなり痒いです(2006/07/24)


地震デイ トレード

こいつはなかなかスルドい試みだ。 既に試験運用はなされているそうだが。 よその国でこれに相当する例はあるのだろうか? もっとも、最近多い直下型ではあまり時間的猶予がなくて、 効果が薄いかもしれないが。

問題のとらえ方を見直し限定する事で、 既存の知識と技術をそのまま適用するという、 見事な工学的アプローチの成功例だと思います。 なにも3年まえから全ての地震がくるのが判ってる必要もないんですよ。

無論、3年まえから全ての地震が判ってるのにこしたことはないし、 これで地震予知の問題が全て片付くわけでもないのだが。

2006/07/23

擦過傷のうち、閉鎖療法が及ばなかった部分の カサブタがとれる時期にきた。

なんせ、右半身全部擦過傷といっていいくらいなので、 深いところ以外は放置プレイだったわけだ。 おかげで深いところのほうが先に治ってしまい、 放置プレイだったところが今頃痒くてたまらん。 しかも、肩が固定されているため、痒いところに手が届かない。 もう発狂しそうである。

なお、昨日くらいから深かったところの閉鎖バンソーコを、 部分的に剥してみている。 なんつーか、 剥したところがチーズのニホヒでぬるぬるしてて、 けっこうアレですな。 とはいえ、感染というか化膿しているわけではないのです。 だって、既に治っているわけですから。 チーズが皮膚に乗ってるのと同じですよ。 チーズを皮膚に乗せても化膿しませんから。

いやそれでカイカイ問題ですよ。 手が届かなくても、箪笥のカドなんかで掻く事はできる、 というのを昨日発見した。アホか。

つまり、痒いところをカドにこすりつけるという、犬猫および魚がよく採用している方式。 ただ、これを人間がやっているのは、見掛けかなりナサケナイ。

ゴリゴリ

Floyd Landis

今年のツールドフランスで勝った選手。

こいつは海賊船の船長顔だな。と思ってたら、 MacEwenも同じ事言ってて笑った。 「彼は、もっと頬ヒゲのばして、海賊のアイパッチを買って来ればいいと思う」だってさ。 走りもそんな感じだけどな。 こんな愉快な濃ゆめのやつが、 これまであんまり目立った事なかったのはどういうわけかね? ここまでの奴ならもっと話題になっててもおかしくないと思うけど。

結局向こうのプロってのはそれだけ選手層が厚いのでしょうな。 厳しい世界ですな。

BBCのワールドサービスでは、鍵になるようなステージや動きがあったときは報道があって、 HoncharがTTで勝ってリーダーだった件など、 小笠原でもとりあえず最低限の動向は知る事ができました。 とはいえ、スポーツでいえば同時期にサッカーの世界選手権の決勝 (と、ジダヌの頭突き) があったので、ツールの扱いはかなり少なかった。 というよりむしろ、イスラエルのレバノン侵攻でスポーツどころじゃなかった。

安全保障をかんがえる

いままで、憲法9条とかそもそも国民国家の存在意義と食い違うよ、 と思ってたけど、これだけの武装をそろえたこの国の憲法だというこの条文が 外国からどう見えるか考えてたら、 けっこう面白い事が判った。

誰に言われたわけでもなく自分で勝手に「ウチは戦争やりませんから」、と言ってるだけの 所詮は自主規制でしかないわけですよ。 500馬力くらいのエンジン積んだクルマに「制限速度を厳守します」という シールが貼ってあったり、 わしが自転車乗ってて「今日はアタックしないよ」と言ってるのと同じ。 下手なシャミセンにしか聞こえない。

普通の国は自主規制無しの武装ありです。 だから、一見すると冗長で有名無実に見えるこの自主規制は、 撤廃すると普通の国と同じになるだけで、特に意味は無い、 とうっかり考えたくなりますが、 実は自主規制アリからナシへの移行という対比自体が、 ひとつのメッセージになるわけです。 こう考えれば、たとえば「改正を考慮する」という形がとりあえず考えられますが、 武力行使を暗示的に内包する圧力のかけかたが、 よその国にはできない形で様々に可能になるのです。

これで現行憲法のままサクっと 低強度の武力衝突なんかを片付けた実績でもあれば、 もう何も言う事ありませんよね。

ところで、イスラエルの通常とは異なる対応についてです。 普通は即応部隊を送り込んで実行犯を殺害もしくは拘束し、 人質を救出するという対応をとるわけですが、 今回のように、事件の解決に(少なくとも直ちには)繋がらない対応をとった事には やはり理由があるようです。

イランは核の問題や隣のイラクがとっちらかってしまった事などから 孤立感というか危機感を深めており、 これがヒズボラやシリアとの連係を強化する背景になっている。 その動きへの牽制として今回のアメリカとイスラエルの対応があるようです。

というようなことがBBCで報道されていました。 それで戦場がレバノンになっちゃうんだから、 まことに外交とは仁義無き闘いです。 道理もへったくれもありゃしません。


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