うちの近所に調布飛行場がある。 あまり近所でもないか。自転車で10分くらいのところだ。 先日、なんとなく行ってきた。
裏道と川沿いで、一切大きな道を通らずに行ける。 せっかくだから双眼鏡も持って行った。 わしが来たとき、ちょうど一機がとびたったところだった。 周囲を少し散歩する。小さな滑走路が一本、管制塔が一つ、 飛行機がいくつか並んでいた。 周囲には幾つか飛行機会社の建物がある。 どうやらここから新島、神津島へ向かう便があるようだ。
風下に向かって飛んでいた小型飛行機が、 風上に方向転換して着陸過程に入って、 ゆっくりと滑走路に降りたった。 30分ほど見ていたが、動いた飛行機は来たときに離陸したのと、これだけだった。 静かなもんです。 その間、頭上を戦闘機が3機通りすぎた。 小さな飛行機と小さな飛行場は良いものですね。
そういえば、先週末は近所の公園でヤマガラをみかけた。 でかいドングリくわえて飛んでた。 秋になって、鳥が戻って来た。
鎖骨で世話になった病院のセンセイの机の棚に、 肩関節の模型があった。
骨は薄いクリーム色のプラスチックで、 それに薄いみずいろのジンタイ(なんで変換できないかね)がついている。 ジンタイはわりと柔軟なゴムでできている。
骨はガンプラみたいにジョイントで繋がっていて、 動かす事もできれば外す事もできる。 外すと、普段は見えない中のほうのジンタイや骨の形などの構造を観察できる。 また、腕を動かすとジンタイや鎖骨、肩甲骨が協調して動く様子が観察でき、 どのジンタイがどっち向きに引っ張られてどの骨がどっちにずれるか良く解る。
つまりこれが非常によくできていて、欲しくなった。という話だ。
しかし、憶えているのはその模型がよくできていて、解りやすく面白かったという事だけで、 関節の構造自体はそのとき解ったような気になるだけで、 「もう固定外していい」という事になれば、 いやっほーぅ、とばかり病院出たところで速攻スコーンと忘れてしまうわけです。 あとから肩関節の構造をあちこちwebで検索して勉強しようとしても、 どのジンタイがどこからどっち向きについてるのか、 画じゃ全然解らないよ。
全然解らないなかにも、 いろんな記事を読んでなんとなく解った範囲では、 上腕の関節玉が、肩の穴ボコにスポっとはまって力学的に安定した関節になっている、 というようなアホでも解るカラクリとは程遠く、 様々な骨、軟骨、ジンタイ、筋肉、その他良く解らない組織が協調して、 超絶に複雑な構造を作り上げ、 これによって前後上下左右ヒネリその他あらゆる自由で強力で繊細な動きを実現している、 という事らしいのだ。
つまりナマモノなんですよ。 肩関節を作ってるのはホネだけじゃないんですな。 ナマモノだけに、適切に使い、メンテナンスすれば快調に動くだけでなく、 性能の向上すら見込めるわけですが、 逆に放っておくとえらいことになる。
どうやらこれが今の俺様の状態。
どうもよくない形に変形している部品があるようで、腕を上げようとするとこれが つかえてうまく上がらないだけでなく、 肩甲骨から上腕の下に繋がっている脇のスジがめったやたらとつっぱって、 もう、どうにもこうにも。
この、つっかえてる部品は本来であれば腕をあげたときに鎖骨の下に滑り込むもののようだ。 骨じゃないが、筋肉よりは固い。 こいつが邪魔しているがために、腕を前に伸ばしたときの上腕の関節玉の位置が、 普通よりも前にズレ、余計な力が必要なだけでなく、 脇のスジのつっぱりにもつながっているようだ。 そこで、昨日くらいから、腕を上に動かしつつ、 左手でこのつっぱってる奴を鎖骨の下に押し込むような感じでサポートしてやっている。
平坦ならしんどくなれば休めばよいが、 こいつを何とかしない状態で、峠なんか行こうものなら、 腰のポジションが左右で狂った状態で、 必殺の尻筋や腿筋の馬力を股関節および腰が受ける事になるわけだ。 そうなれば、故障は必至であろう。
それに、これじゃそもそも腕が上がらないので、 アイスアックスなんか振れないよ。
昨日気づいたが、脇のスジが大変なことになっている。 今日はそのおかげでほとんど頭が痛いくらいだ。気分も悪い。 おかげで全然仕事が進まない。 うぎゃー、マズイ。
内池氏に tube には Kraftwerk の「デンタク」があったりするというのを教わったので、 そう来るならこれもあるのでは? とふと思い付いて、昔懐かしい Art Of Noise をヅガーっとまとめて全部みた。
うはー。痺れた。 「Close」最高。ライブ版(?)もあるぞ。 うっわー、お宝シンセ勢ぞろいだ。たまんねス
Jean Michel Jarre もあるな。
サムバのリヅムものとかもいっぱいあるな。 なるほどべつに自分で探す必要もなくて、 誰かの playlist を勝手に再生してりゃいいのですね。 こりゃ楽勝ですな。 ずっと音楽は聞かない生活だったが、 これはいいすよ。
いいと思ったが、ずっと鳴ってるとやはりうるさい。
私のつ〜べのアカウントは foudgeta です。
妻の通院につき合って、その後再び近所の飛行場に。
チョウゲンボウが居た。ちょっと大きかったので、雌かな? 今年生まれた若鳥だった。 まだ若いせいか、警戒心があまりなくて、 50m くらいまで接近しても平気だった。 滑走路でネズミを狙っているのだろう。 ねぐらに帰るのか、夕暮れと共に警察大学の方面に飛び去った。
チョウゲンボウは顔がカワイイな。
そのへん一帯を縄張にしているモズ(雄)が居た。 銀杏のてっぺんからちょっと飛び立っては戻り、 高鳴き、 というのを繰り返していた。 モズの鳴きごえは、よくある「キィキィ」とか「ギリギリギリ」はすぐ判るけれど、 何の鳥か判らんが他の鳥の声をマネしてるやつとか、 姿をみてびっくりという事が多いな。
他には、シジュウカラ、キジバト、カラス、スズメ、カルガモ、カケス、メジロなど。 あと、1週間くらいまえになるかな、野川でオシドリ(雄)のエクリプスをみかけた。 首の一部に繁殖羽が残ってた。 この時期、カモ類は繁殖期の派手な羽が抜けて、 一時的に雌みたいな地味な羽衣になるのですが、それを「エクリプス」というのだそうです。