微妙に忙しいですが(2006/12/08)


2006/12/02

みんなで自転車に乗って山中湖まで行った。

ヘトヘトに疲れた。 一日中行動した。久しぶりに一日中遊んだ。 朝7時に出発して戻りが7時。12時間行動。 一日中遊ぶ体力が、まだ残っていたのに乾杯だ。 どうもレーパンの具合がよくなくて尻の座りが悪く、 腰から左のひざ裏に来てペダルを漕ぐのが最後はけっこう辛かった。 スピードはなくなっていたが、地足はそれなりだった。

天気もよかったし、紅葉もとてもきれいだった。 山中湖はさすがにけっこう寒かった。

往復190km 平均時速26km。

2006/12/03

冬の歓迎委員会、 寒気団がやっとおでましだ。 3000m で -12 度。ようやくだな。

昼すぎから仕事もしつつ、赤羽で宴会。 仕事はある種の大規模計算の高速化について、 その権威筋にいろいろと話を伺うというもの。 ついでに包丁も研いでみたり。 昨日の山中湖が効いて、ひざ裏が痛くて最初はうまく歩けず難儀する。

宴会ではトンカツ、メンチカツ、えびフライ、ウナギ、生牡蛎、 ナマズ、ワカサギその他 普通はあんなに揚げモノを食べたら眠くなったり気分悪くなったりするものだが、 全く平気だった。なぜだろう。 特にトンカツ(皿に山盛り500円は安い!)がよかった。

さらに、またしてもかわいさんのお宅で牛スジなどをいただきつつ、 チョコレートを食いまくる会へとなだれこむ。

ごち〜

Science

もともと「知恵」という単語ですが。サイエンス。

これに関しては、 世間には二つの括り方があるようです。一つめは よくみかける Science and Technology で、 もう一つは Science and Nature です。

ふたつの括り方の間には、 微妙ではあるが、けっこう本質的な世界観の隔たりがあるようにおもう。 そこで、どのあたりがどう違うのか、というテーマをちと考えようと思った。

Science and Nature は、いわゆる「科学」という用語のルーツに近い感じですね。 ブルクハルトだか何だか忘れましたが、 ルネサンス以降のいわゆる一つの「自然に学べ」という系譜に連なる立場。 レオナルド、ガリレオ、コペルニクス、みたいなアレです。 かつてよく西欧ででっちあげられてきた歴史観に即していえば、 古典ギリシャ時代から続く、 博物学や自然哲学から連棉と続く系譜といってもいいでしょう。 まぁ実際には途中でぷっつり切れてて、 今あるのはイスラームからの継ぎ木ですが。

Science and Technology は、主にアメリカでみかける分類で、 今は日本もこれです。 新聞その他一般メディアで「サイエンス」とか書いてある欄にでてくる記事のうち、 半分以上は Technology が出て来ます。

Science と Technology を無理に分ける事もないとは思いますが、 動機という部分でこの二つは大きく異なるものです。 前者は目的がそれ自体つまり新しい知識の獲得ですが、 後者は得られた知見は何か他の目的のために存在するものです。 まぁこれも境界はあいまいなところがあり、 技術を深追いしがちな人々には、 往々にしてそれ自体が追求の目的という人が居るわけですが。

ブランド志向

勝手人生を爆走するかにみえる私にもやはり、 ブランド志向というものはある。

たとえば、今使っているパソコンは中国製だ。 昔使ってた日本製の DEC に比べると、見るからに安物で、 キーボードもヘボい。 でも、我慢できるのは、フタや本体に「IBM」と書いてあるからだ。 IBMという名前には大してありがたみを感じない私だが、 そこに「れのう゛ぉ」と書いてあったら、 やはりせつなさが限度を通り越して、我慢できなくなるおそれもある。 なぜか?

プログラマブルマシンは、メディアでしかない。 いってみればビデオテープや画用紙と同じだ。 それゆえ、個別のコンピュータは存在しない。 古くなったり壊れたら、捨てて新しいものを買い、 必要なものをインストールするだけだ。 愛着の対象はデータである。 メディアそのものには、愛着その他の感傷が生じる余地などない。

このように個別性を喪失した存在が担う 他者との差別化の一つが、ブランドである。 個別の存在ではないが、 何らかの優れた、もしくは謂われのある集団の一員ではある、 という位置付け戦略だ。 これに対して、固有名詞で語られる存在は、 特に何らかのシンボルをくっつけたり分類しなくとも、 それ自体で他と区別される存在でありブランドを必要としない。

DVD

libdvdcssというのをインストールしたら、 dvdのディスクをドライブに入れただけで、 コンテンツが再生された。 開発元に deb があった。

そんな時代なんですね。

知りませんでした。 仕事でしかパソコン使ってなかったので、 業務が終ったらコンピュータなんか画面見るのもムカつく、 というのがずっと続いていました。 有限状態順序機械に関する情熱が全くうせてしまいまっていました。

いやはや、改めてたまげました。

コアが二つついてるせいか、 全画面で再生しながらも 普通のプログラムがキリキリ動きます。 ありえねー。


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