88mm砲装備計画の実施(2006/12/21)


2006/12/19

spamすら来ないというのも寂しいものだな。

spamしか来ないのとどっちが寂しいかな。

ふとそんな事を思う年末の午後。 現在、フィルタに登録されている語彙は12万。

ここしばらく会社に勤めている間は、 コンピュータが仕事ということもあって、 何か必要に駆られないと調べたりすることがなくなっていたため、 ほぼ空白の5年間となっているわけですが、 最近はそうでもないので、自分でいろいろいじったり調べたりします。

空白の5年間の間に出て来たものに、 ヒートパイプなるものがあります。 なんだかエアコンの熱交換器についている配管みたいなものが、 基板上にひきまわされているわけです。 わしがコンピュータを一生懸命いじってたころには、 パソコン世界には、そんなものはありませんでした。 Pentium Pro という、一個のイシに2次キャッシュまで載せた 座蒲団みたいな馬鹿でかいイシはありましたが、 一個のイシにコアが二つも乗ってるなんて、ありえませんでした。 しかもそれがノーパソに載ってるなんて。 ちなみに、アキバにもメイドカフェなんかありませんでした。 話が逸れましたな。スマソ。

全く浦島タロウ状態ですよ。 早速、なんだこれ?って事で調べてみました。 「ヒートパイプ しくみ」で検索です。

熱伝導率のよい材料で管を作り、 中を一旦真空にしてから、媒体を適量入れます。 媒体は水やフロンが使われるそうです。 量は以下の現象が起きるくらいに加減します。

うまくこしらえた管が熱源と涼しいところに接していると、 中の媒体が熱源方面では蒸発し、涼しいところで冷えて、また熱源に戻る、 という現象が起きます。 管のままでは熱源に戻るところがそう都合よくいかないので、管の内側に、 液化した媒体が染み込んで移動できるような、メッシュが貼ってあります。 媒体の量は、上記現象がおきるくらいの量に加減するわけです。 多すぎると蒸気圧が高くなって蒸発がうまくいかないし、 少ないとこれまた運べる熱量が減ってしまう。 うまく作れば、気化熱を利用できるので、 熱いところから涼しいところへ 小量の媒体により熱が非常に効率的に移動できる経路が作れます。

冬山をやる人なら、ガスバーナの横にくっつける「ブースター」というのを知っていると思いますが、 アレもこのヒートパイプです。私のノーパソの冷却系にも、ファンと組み合わせて使われているようです。

以前使っていた製品にはそういう工夫はありませんでした。 匡体下面に空気穴があって、扇風機が回ってました。 フトンの上でパソコン使うと、それが塞がって熱ダレし、止まったりしました。 しかし、今の製品ではそういう心配はありません。 消費電力を減らすとともに、 冷却系にもこのような工夫が仕込んであるからです。 なかなか渋い工夫ですよね。これ。 いつごろからパソコンに使われるようになったのでしょうか?

チャリ年の瀬

年の瀬なので、今年はちゃんと自転車を整備することにした。

とりあえず手始めに、車輪のフレとりをした。 久々ということで、かなりフレていた。 石を踏んでパンクした前輪も、変形を直した。 おかげでまっすぐ快適に走れるようになった。

人間の嗅覚

犬の嗅覚は人間の100万倍とかなんとかいうような話をよく聞きますが、 まぁ何倍という具体的な数値は忘れましたが、 とにかく人間はアタマはいいけど感覚も運動神経もニブく、 体力もなく、 それに比べて野生の動物はマジすげぇぜ、 というのはありがちな図式です。イヌは野生の動物ではありませんが。

しかし、このほどそのような図式はちと単純すぎるのではないか? あんま人間サマをなめんなよ、 という研究結果が発表されたそうだ。

イヌが地面の臭いの跡をたどっていくのは、 映画やマンガでもおなじみですが、 ちょうどそれと同じ試験を人間様にやってもらったところ、 なんと、 イヌに劣らぬ結果が出たという。 しかも、練習すればどんどんうまくなったという。

しかも面白いのは、これがうまくこなせるためには、鼻の穴が両方通ってないと ダメなのだそうだ。

臭いが右から来てるのかそれとも左からか、 というのが片方だとわかんないんだろうな。

とり

畑の隣の民家の屋根のアンテナでモズが高鳴き

飛行場でチョウゲンボウ、ツグミ、ムクドリ、ハクセキレイ、 ジョウビタキなど。

野川の自然観察園で今年もジョウビタキの声がした。 あの縄張に去年居たメスが帰って来たのだろうか?

BBCの「the Life of Birds」全部見終った。 もの凄かった。 イギリスじゃあんなすげぇ番組やってんのか? どうなってるんだ。

といっても、日本の番組なんてもう何年も見てないから、 どうなってるのか全然判らないんだけど、 なんとなく非常にショボいという印象は、ある。 BBCの番組は取材もすごいが、それ以前に、 企画が非常によく練られているので面白いのだとおもう。 こういう特集番組だけでなく、 一般報道でもそれを感じる。

望遠鏡

kowa の新型地上望遠鏡 TSN884 を買った。今週末届く。

88mm 蛍石光学系で25万円である。アホか。 どこにそんなカネあるんだ。大丈夫か俺んち。

88mm という口径が決めてになったことは否めない。 88mm は戦車ファンには特別な数値だからな。ハチハチ。 でも 82mm のニコンの倍の値段だよ。 なんでそんな強気なんだ。

地上望遠鏡はコーワですよ。 プロミナーですよ。 昔からそう決まってるんです。 正直、選択の基準は単純です。 むかし、葛西臨海公園で見せてもらったフィールドスコープのうち、 コーワの一番デカいのが一番よく見えたのでね。 しょうもない豆鉄砲だったら、うちの双眼鏡の方がよく見える。 十分な違いがないと、導入する意味が無い。 しかし25万はねぇだろ。

これでうちも88mm砲装備ですよ。 どこに出しても恥ずかしくない、 現時点では世界最強のフィールドスコープですよ。

照明

居間の照明器具が のぐちいさむの丸チョウチンなのですが、 結婚したときに買ったので、 もう8年になります。 チョウチンだけに、 徐々に破けて、これがかなりせつない姿になってきました。 主に、妻の剛拳が炸裂してそうなりました。 私のパンチも若干含まれていますが。 やぶけているのが放置されているのは、 けんね風味がかもしだされます。よくない。

そして先日、ついに何かの拍子にカサがフレームから外れてボソっと 落下してしまったのです。

じつは、カサだけ買えるんですが、 うちは「持続可能な循環型家庭」を目指しているので、 というか直せば使えるものを捨てるのは私の美学に反するので、 先日、吉祥寺にでかけたときに、ユザワヤで修理材料を買って来ました。 美濃紙一枚400円。

カタクリ粉に水を混ぜて、電子レンジで加熱し、 糊ををこしらえます。テキトーな寸法に刻んだ美濃紙を、 糊にひたしてからペタペタくっつけていきます。 けっこう楽しいです。ツギハギが目立たないように、 エッヂは手でやぶいたほうが良いようです。

最後にドライヤの弱い風を当てて干すと、できあがり、 けっこう簡単に修理できました。 スイッチ切ってると、新品と変わりません。 つけると、ツギハギが透けて見えますが、 修理されているという事実は無秩序への抵抗の決意表明となるのです。


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