引っ越しました(2007/03/31)


2007/03/27

kodak ビルのハヤブサが、現地時間26日午後8時23分最初の卵を産みました。 むっふっふ。

おおむね二日ごとに産むようですが、 全部産み終るまでは、落ち着いて温めません。 合計で大抵3つ4つは産むわけですが、つまり全部産むまで一週間もかかるので、 そのまま温めてしまうと雛の歳が7日も違うことになるわけです。 最初の段階で7日も違えば育ちが違いすぎて、 悪気はないけどつい腹がへったときに兄弟喰っちゃった、 なんて事故になりかねないのを防いでいるわけです。

なんせ、必殺のナチュラルボーンキラーヅ。 弱っちいどんくさそうな奴をスルドく見分けて 遠慮無く食ってしまうという本能が骨の髄まで染み着いてますからね、彼等は。

ひっこし

引っ越しました

箱詰めを自分でやるプランを選んだので、 地道に箱を八百屋で貰ったりして 準備を進めて来たのだが、 八百屋で貰った分の箱を全部使っても全体の1/3くらいしか詰まらず、 足りない分は近所のホームセンターで仕入れた。

この、荷物を箱に詰めるという作業のうちなんといっても面倒なのは、 個別に包まねばならないものだ。 つまり脚付きのグラスやお気に入りのデミグラスなどである。 プチプチも全部無くなってしまい、取り置きのボロ布などで包む。 茶碗も一個ずつ形や大きさが違う上に、包むものも一枚ずつ形や大きさや厚みが 違うわけで、 この作業は正直、気がふれるかと思うくらい大変だった。

食器を全部梱包してしまうと食事を作れないので、 外食。 とりあえず東京暮らし最後の晩餐ということで、 蕎麦の「七彩」へ。ビールと胡麻豆腐、マスの木の芽味噌焼き、たけのこ炊き合わせ、イカ刺し、野菜の白あえ、 アナゴのてんぷら、蕎麦、桜プリンをいただく。

自分で引っ越しする場合は梱包が一日では終らないので、 実際の梱包作業は言うまでもないが、 大きなシステムのシャットダウンと同様に、 「どういう順番で何をおとせばいいか」というのを考えるだけでも けっこう大変だ。 たとえば、前述のとおり食器などの包装は大変なので、 前日には終らせておく必要があるが、 そうなるとこのように最終日の夕食は外食にせざるをえない。 パッキングが終ってから掃除する必要もあるので、 掃除用品は最後だ。 また、 荷物が出発するのは29日で搬入は30日なので、一日を過ごせる装備は別にして、 手荷物にする。 うっかり防塵マスクを先に梱包してしまい、 強烈無比な埃攻勢を受け、一ヵ月分くらいの鼻水を放出してしまい、 体力をかなり削られた。

その夜は関西在住の妹夫妻宅に泊めてもらい、 翌日の朝、引っ越し先に移動。 10時まえには荷物が来て、早速搬入開始。 10時半には父が助人に来てくれ、搬入しつつ荷物の整理。 昼過ぎには一旦職場に出向き、事務手続き。 引っ越し集中作業3日めにつき、かなりヘロヘロ。 思えば前日に鼻水を出しすぎたのも効いた。

大阪ガスの人が来てガス栓が開くのが夕方だったが、 そのまえにキャンプ用ガソリンバーナが出て来たので、 それでお茶を涌かす。

翌日の朝は、家の前の森で鳥がたくさん鳴いてすごかった。 今度の家は、3方向を雑木林に囲まれている。 そういう物件を探したのだ。

夕方には、この一帯はツグミのねぐらにもなる。

どんな田舎やねん、と思ったでしょ? 普通の集合住宅ですよ。 駅まで徒歩7分ですし。 駅は電車が一日3本とかいうオチもなし。

2007/04/01

昨夜は急な雷雨で、一瞬停電などもあってウケた。

朝は鳥の声が凄いので、せっかくだから妻も起こして一緒に観察した。 ヤマガラがたくさん居て、こずえで「つつぴー つつぴー」と鳴いている。 キジバト夫妻相互羽づくろいしていた。 キジとイカルの声がしたが、姿は見ていない。 ツグミ10羽に対してシロハラが一羽くらい混じっている。 まだ渡っていないジョウビタキをみかける。 それから、このあたりではよくモズをみかける。 猛禽はまだ見ていないが、この様子ではハイタカくらいは家の前の森に来そうなので、 今後は早朝、夕方に注意して観察していこう。

かなり荷物が片付いて普通に暮らせるようになったので、 午後は自転車で周辺を偵察した。

うちは玄米で米を買っているので、 白米を食べたければ、まず、精米所を探さねばならない。 まぁ、このへんは田舎なので、探せばすぐに見付かるだろうとは思っていたが、 案外簡単に見付かった。以前住んでいた小金井とあまり変わらない距離のところだ。 ただし、場所が坂の下なので、帰りが登りだが。

近所のスーパーでは当家御用達のスパゲティが399円でお話しにならないので、 そのあたりの入手先も確保する必要がある。 これは、精米所がある方向と逆方向、近年やたらな開発が進行して、 殺伐とした郊外風景が現出している地域に、 輸入食品安売りの大型店舗を発見して調達。 チーズも安かったので買ったが、しかしこれは控え目に言ってもイマイチで失敗だった。

田舎ライフの常として、一般人民はあらゆるクルマでの生活のようであった。


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