温暖化で人類滅亡などとささやかれていますが、 そういえば、 人類滅亡で困るのは人類だけで、 他の大部分の生物たちにとっては、 それは疑いなく良いニュースなんだなぁ、と漠然と思った。
ただし、滅亡の際に他の生物を巻き込まない限りは。だが。
一週間くらいまえから、 Zwolle のエジプト雁が居た巣塔に、ハヤブサのつがいが居付いている。 この巣塔は、3月にエジプト雁が繁殖していたのだが、 もうとっくに巣だって今は空き家なのだ。 そこで、敷いてある砂利をほじくって、卵を産むへこみをこしらえたりしている。 繁殖するかな?
そういえば、雁鴨のなかまで高いところで営巣するのは、 他にもオシドリなんかが居るわけで、 彼等がどうやって雛と一緒に巣を出るかというとですね。 どうやると思いますか?
単にジャンプするんですよ。ははは。 もっとヒネリなさい。
小さくて軽く、重力に比べて空気抵抗が十分大きいうちに跳べ、 ということでしょうか。Zwolleの巣塔、web camでみたところは、 ものすごい高さみたいだが。 ロープ1ピッチ(50m)で届かなそうに見える。
ウグイスは熟練するにしたがって、さえずりの音節数(というのか?) が増えるように思う。 最初は、ほー、ほけ? くらいなんです。2月の下旬とか。 ま、小笠原では競争が無いせいか、 年中そんな感じで、一向に上達しないばかりか、 ダミ声の奴まで居ますが。 いま、うちの隣で鳴いてるのは、 ほーほけきょ、なんていうナマやさしいもんじゃない。 「ほー ほけぴちょくきょ!」てなもんである。 どうも、鳥の世界では複雑なさえずりがモテるらしく、 一年の間にも、どんどん難しい鳴きごえのほうに競争が進んでいくのだ。 何か似てるな、とおもったら どんどん激化するヘビメタのバカテク早弾きギター戦争にそっくりですな。
他の鳥の鳴き方を真似する鳥では、 なんといってもまずモズですが、 聞いた話では、オオルリも真似するらしい。 さえずりのレパートリーを、そうやって増やすのだそうだ。 そのうち、全ての鳥が同じ鳴き方になったりしてw
先日は、モズがツバメの鳴き真似をしていた。
ハヤブサの翼は先端が尖っていて、 比較的幅も狭く、 さまざまな猛禽のなかでもかなり高速よりの設定だ。 それだけに、この翼を使いこなすには卓越した技術が必要で、 初年度の若鳥にはちと荷が重い。
だから、初年度の若鳥の翼は、親に比べると先端が丸く、 幅も広い。 コントロール性に振った初心者向きの設定になっているのだ。 この羽は形状だけでなく色や模様も若干、親とは異なり、 巣立ってから約一年をかけて本物のハヤブサの羽に、ゆっくり生え変わる。 つまり、 あの翼を完璧に使いこなせぬ限りは、 ハヤブサの形をしてはいても、ハヤブサではないのだ。
しかし、あの爆発的加速は何なんすかね。 いくら相手がカラスだといっても、 上空に居る相手にあっという間に追い付き、 そのうえ攻撃するというのは普通じゃないよ。 肉食ってると馬力が違うのかねぇ。 中央アジアに「いくらカラスに餌をやってもハヤブサにはならない」 という諺があるそうだが、やっぱり素が違うのかね。
先日の富士山の下りで、 口が開いて石が入って来た靴の画像を掲載したのは、 こういう意図があったんですよ。
つまり顔に見えるんですね。漫画の。汚れが二つ付いてるのが目玉で、 石が前歯。
そんなもん、とっくに気づいとるわ!いちいちしょうもないオチを得意げに解説すんな! という方も居られるとは思いますが、ちと解りにくかったかな、と思ったもので、 御容赦。
今のうちの周囲は、こう、非常にアレな感じの新興住宅地でして、 両性類のクソをかきあつめたほどの文化もない地域なのです。 たまたま俺んちの前がでかい森で、いろんな動物が居るってだけでして。 そんなところ走るのは気分悪いんで、 通勤経路は最短ルートではなく、 新興住宅地を避けて田んぼと旧市街にとっています。
そんな殺伐地区の駅前にさきごろ大規模商業施設ができました。 今まで、店といったら駅前の食品中心のスーパーしか無かったわけですが、 これでデンキ屋さんができました。 これは少し便利になったと思います。 あと、モンベルも入居しています。 まぁ、こっちはモンベル屋なんで、 アイスピトンとかロープは売っておらず、 私の需要を肝心なところで満たすことは難しいとは思われますが。
とにかくですね、 どうしょうもないものを売っているどうしょうもない店ばっかり大量に入ってて、 非常に「終った」感が強い場所です。 半年くらいしたら、2割くらい空き家になって、 一年したら巨大なゴーストビルになっていそうです。 九龍城みたいになってたりして。 だったら、それはそれで萌えるけど。
映画館もあって、たまたま月始めの1日ということで1000円だっていうので、 つい「ハンニバル ライジング」を観てしまいました。
映画がスカだから上記の如き印象になったわけでもあるまいが、 もしくは、 スカな場所でやってたから映画がスカな印象というわけでもあるまいが、 映画のほうも、 この大規模商業施設に劣るとも優らないスカだった。 まことにガクシ。残念極まる。
高林さんの日記にあった、 Wikipediaの写真レンズの記事を見てて、 未知のテクノロジーを見掛けたのでメモとして記しておく。
回折レンズ というテクノロジーである。 こんなの初耳で、 びっくり仰天に驚いた。
このサイトに掲載する画像として、 最近はデジカメでとったものがたくさんでてくるわけですが、 元画像には撮影データが記載されているわけです。 これは撮った本人にはなかなか便利です。
ところで、それら画像をそのままの寸法で載せると、 アップロードにも時間がかかるし、 それは当然、ダウンロードにも時間がかかることになるので、 それは B A D です。 そこで、画像掲載時に、 バッチ式な画像処理ツールで寸法を一様に変更して掲載しています。 その過程で、撮影データなんかはとんじゃうんだろうな、 と漠然と思っていたのですが、 今見ると、そのまま残っていますね。 露出補正のかかり具合まで全部残ってるよ。 これはちょっと、そこまで公開しちゃうつもりは無いので、 具合悪いというか。
それに、このデータってどこにどう入ってるのか知らんが、 GIMPでいじくってもそのまま残ってるというのも、なんか変というか、 納得いかない感じ。
今見ると、libexif というので読み書きできるようですな。 お。ruby の割り付けもありますな。 でもrubyでの書き込みはできないみたいですね。 というか、こんなのいちいちtagを書き込まなくてもよくて、 全部消してしまえばよいわけで、 そんなの例のconvert で出来そうだけどな。 お。 あった。 オプション -strip です。 そのまんまですな。 今後、あらゆる画像掲載時は -strip することにしよう。 ついでに、今まで掲載した画像も全部まとめてexifデータを削除ゴー。
今のカメラは、露出をお任せにしておくと、 絞り値がとれない場合はNDフィルタ相当の処理がどこかで入るらしいのだが、 それがF=9まで絞らなくても、適当なところでかかっちゃうらしいのですよ。 もちろん、手動でそれを解除し、レンズ側のF値を人間が指定する事は (F=9までなら)できるのですが。
F=2に50%のNDと、2.8の素通しは、 入って来る光の量(?)は同じですが、 違う光学系です。 F=2.8 ではF=2.0に比べてレンズの端を使わないので、 そっち方面に由来する収差その他の性質が違って来るからです。 中途半端に手動で操作できるだけに、 なにか欺かれたようで納得いかない感じがするのは私だけでしょうか? コンパクトデジカメのくせに、 ウルセー事言うなよ、という事なのかも知れませんが。 これが、可視光の波長に比べて絞りの穴が小さくなりすぎて、 件の回折レンズができてしまい、具合が悪いというアレなのだろうか?
さて、物理やらなくなってもう20年、 数値演算やらなくなって15年くらい経つからな。 僕ちゃん、よく解らないや。 そういうよく解っていないデータを不特定多数の方々にわざわざ曝して 自ら墓穴を掘るのもいくらなんでもアレですから、 exif データは削除。
なんとなく奈良観光。 すぐ近所なんで、観光というより散歩ですが。
東大寺南大門。でかいです。むちゃくちゃにでかい。木造建築とは思えん。
境内でみかけたTOJのポスター。スケジュールやレース構成のメモがわりに 撮影したのだが、(オリジナルファイルではもちろんちゃんと読めるが)この解像度では全く文字が読めんな。
この鐘がまた、むちゃくちゃにでかいです。
二月堂からの眺め