エゲレスの有名な特殊部隊のモットーです
選抜試験が強烈無比で、合確率は5%以下とのこと。 ウェールズの山岳地帯で連日行われる耐久行軍の仕上げのメニューは 食糧、水、銃に加えて25kgのオモシをしょって、 64kmを20時間以内に踏破するというもの。
荷物は全部で35kgくらいかな。 しかもナビゲーションしながら平均時速4km出せ、って事か。 こりゃ登り以外は駆け足じゃないと無理だな。 まぁ俺は無理だね。 つまり冬に3スラ登るような奴でも、 第21SASには入れないんですね。 さすが世界最強の連隊と言われるだけのことはあります。 でも、コースのプロファイルと、 トップはどんくらいでゴールするのか、ちょっと知りたい。
同じエリアで長距離クロスカントリーレースがあるらしい。 ハセツネみたいなやつ。 しかもそのレース、歴史と伝統があって、 何度かひどい荒天で開催されて事故があったりもしたとか。 しかしホント、毛唐は3日寝ないで歩くとか、 そういうのが好きだねぇ。
小鳥はもう、巣立ちの季節です。
うちの前の森では、いま、たくさんスズメの巣立ち雛をみかけます。 今日もぴぃぴぃ哀れっぽく鳴いて、親から青虫を貰っていました。
クチバシが黄色くて、翼や尾が短く、飛んだり枝に掴まったりが、下手なので判ります。
巣立ち雛というのは、 とりあえず巣から出てみたが、 飛ぶのもうまくできないし、 餌を探す事もできないし、 外敵から身を守る術も無い、 という状態で、 親に付いてそれら生活の基礎技術を修行している段階の 幼鳥の事です。
なんせどんくさいので、 ツミやハイタカの子育てを担う存在でもあります。餌として。うひー
オランダのある巣で、あった出来事。 雛が3羽生まれてから1週間ちょっとしたところで、 母親が侵入個体(メス)との縄張闘争で死亡した。
父親は雛を温めていては食事を取って来れないし、 かといって狩に出たら雛が冷えてしまう。 しかも取って来た餌を、その侵入個体に横取りされる、 という状況が10日ほど続いた。 このため、少し遅れて生まれた1羽は生後2週間で餓死。 このまま全滅かと思いきや、 残った2羽を父親だけで元気に育て上げているとのこと。
たしかに、ふわふわの真っ白い雛がボロボロに痩せ細って死んでいくのは、 なんともやるせなくせつない光景だが、 じつは、このハヤブサ一家が餌を取って来るたびに このような、いや、間違いなくもっと破滅的な結末に終る ハト、ツグミ、ムクドリの巣があるわけです。 一体、雛が独立するまでに、幾つの巣が破滅に逐いやられるのでしょうか? ものすごい不幸の上に成り立つ暮らしです。 裏をかえせば、これら猛禽類が生きていられるということは、 どれほどの底力を環境が持っていなければならないか、という事です。
持っている縄張にもよるだろうが、 それにしてもハヤブサは、かなり生活能力に余裕があるように思う。 母親が死んじゃったら育雛放棄して繁殖の仕切り直しになるのが、 普通の鳥ではないだろうか。 それが一羽が餓死したとはいえ、2羽は無事ですからね。
しかしメス同士が縄張争いで死ぬのも凄いですね。 ハヤブサの飛翔能力と闘争心からすれば、 他の種類の鳥はみんな所詮は餌で、全く問題にならないわけですが、 それではハヤブサどうしでぶつかったらどうなるのか? という疑問に対する一つの結果がこれです。
間違いなく、ハヤブサの天国は荒くれ天国ですね。 そこには無限に続く崖があり、 常に突風が吹き荒れていて、いつも快晴です。 入江毎に巣があり、時おり風に乗ってあの警戒声が聞こえて来ます。 鳩は捕り放題。 それに飽きたら隣の巣と縄張争いをする。 それで死んでも、翌日には甦って、急降下で鳩を蹴っ飛ばす。 きっとそんなところでしょう。 死んだ3羽めの雛も、その母も、今ごろはそんな荒くれ天国で、 楽しくやっている事でしょう。
今朝から前の森でセンダイムシクイの声が聞こえる。 ちよちよじー。
姿は見えない。さすがにこれだけ森が茂ってしまった今では、 ムシクイどころかヒヨドリの姿を探すのすら容易ではない。
通勤路の横の用水路でオオヨシキリの声。 げげげ ぎょぎょぎょ ぎょすぎょすぎょすぎょす
雷雨のなかを出勤。 それが、スポっとすき間にはまったのか、ほとんど降られなかった。 昨日と違って涼しい。
Xのスクリーンセーバにある "Penrose" は、 1970年代にロジャー ペンローズが作った、 非周期的タイル貼りである。 有限の多角形の組み合わせでユークリッド平面を くまなく覆いながら、同じパターンが2度出現しない、 そんなタイルの組み合わせが存在するか? という問題への答えとして、幾つか与えられた回答のうち、 もっとも少ない種類のタイルを使っており、 平面を自己相似的パターンで覆い、そのパタンのスケールは黄金比になっているという 非常にエレガントなもの。
なんと! 14世紀のイスラム建築の幾何学模様に、 それと同じものが見られるというはなし。 掲載誌 > ``Science'' vol.315 PP. 1106-1110
こりゃすげぇ!
このパターンを発明したのは誰なのか? それにしても、どうやって(作図手続き)作ったのか? そこにこめられた意味は? 謎は広がるばかりである。
そういえばこのニュースは先月、BBCの科学コーナーでも報道されていた。