最近、 biff を使うのをやめた。
biff というのは、「メールが来ています」 とかいう着信お知らせプログラムのことである。 犬の名前が語源だそうだ。 これには諸説あるようだが、 郵便配達が来ると吠える犬を開発者が飼っていて、 郵便が来た事が判るというのが、 いかにもありそうな話。
郵便の良いところは、 見たり返事するタイミングをこっちが選べるところだ。 電話は違う。 ところが、その良さを着信告知はやや損なうように思う。
私が使っていたbiffプログラムは、着信告知動画を 自分で作成し、 それが作者のソース配布パッケージに収録されるなど、 それなりに愛着を持って使っていたものだが。
話はややずれるが、またこの告知動画が 若かりし頃(笑)に作成した3Dグリグリ〜の、 フリッカがチカチカ〜と共に「メールが来ました」というやつで、 何か来たら速攻取り込まないと頭が痛くなって来るようなシロモノなのである。 取り込んだら、食べ終った鰺のホネみたいなマンガに表示が替わるところは 洒落が効いてて(<自分で言うな)よいのですが。 とにかく、これの持っている「うわ。メール読まなきゃ」 と思わせる心理的圧力たるや、相当なものだ。 まぁ、それを意図して作製したのですが。
biff を作るというのはありがちなプログラミングの練習課題だが、 そういう風習もあまり良くないかもしれない、 などとも思った。
オランダ Noord Brabant の 元の母親が縄張争いで死に、 あとがまの雌が継母となって子育てしていた巣で、 先日、生き残っていた2羽が飛べるようになったそうだ。 素晴らしい。 とても良いニュースだ。Noord Brabant の巣箱のなかで、 もう飛べるようになった雛どうしが、 床にべったり寝そべって相互羽づくろいしているのが、 なんともほほえましい。
繁殖中にどちらかが縄張争いで居なくなるというのは、 わりとよくあるケースらしく、 他にカナダの web cam でも一件みかけた。
いや、そこがですね、 ちょっとマズイかもこれ、 と思ったんですよ。 繁殖個体に太陽電池で動く GPS か何かのタグつけてるんですよ。 それで、負けて巣から追い出された個体が、いまどこそこを放浪中、とか そんな記事が載ってるんです。 そのタグはハーネス、つまりザックの背負いヒモみたいなもんで 付いているらしいのです。
そんなもん背負ってるから縄張争いで負けたと私は思いましたが。
縄張争いは、いつも餌で食ってるような鳥が相手ではありません。 ハヤブサどうしの勝負です。 極限まで絞り込んだ体、流体力学的に完璧な形態、 究極の空中運動センスとテクニックを持った鳥 どうしの命をかけた真剣勝負で、 僅かもしれないけれど、片方には重りと空気抵抗がくっついてる。 どう思う？
まぁ、サイトにはもちろん、 「タグなんて全然大丈夫。余裕。」みたいな事が書いてありますけどね。 ムクドリやドバト捕るのとハヤブサどうしの縄張争いは、 ちょっと厳しさが違いすぎるんじゃないかな、と思った。
泉大津の雛は2羽とも無事に飛べるようになったそうだ。 これも良いニュースだ。 それから、今年のkodakの雛は4羽全部雌だそうだ。
ちょっと先週忙しかったら、なんか一瞬燃え尽きたらしく、 3日ほどつかいものにならなかった。
ハヤブサの撮影で現用システムをそれなりに使い込んでみた結果、 いろいろと問題点も出て来たが、なかでも最大は雲台と焦点合わせだ。
今の雲台では、光学系の重心が、回転軸からだいぶ上に離れてしまう。 仰角がつく場合に、 これで仰角方向のモメントがけっこう大きくなり、 固定してから手を放すと、 各部の剛性及び加工精度の関係上、少し上に動く。 眼視ならば問題にならないが、 1000mmの画角の中では到底無視できない量。
大砲ユーザの間では、ジンバル雲台というものがある。 要するに天文方面でいうところの経緯台である。 国内販売価格は、どれも100k円前後。 海外通販で500ドルとか。 究極的にはこれにとどめをさすのであろうが、 かなりかさばり、重い。 それに、天文者の常識として、 いくらよくできた製品だといっても、経緯台に10万円はありえない。
記事を見ると自作の漢も多い。 確かに、現場でもフィールドスコープの経緯台自作と改造は、よく見掛ける。
いま、なんとなく現用雲台で、 ロール方向のプレートを一番右に倒してみた。 つまり重心が下がるように。 たったこれだけで、ずいぶん使いやすくなった。
早速、月が綺麗だったのでやってみた。
ヒヨドリがポリポリ。自宅の窓から。
せっかくだから、重心その他をもう少し改善するようなプレートを作るかな。
レバーペーストに当たったらしく、昨日から下痢。 何を食っても下痢である。 ゲソーリ。 全然乗ってないのに体重も55kg台になっちゃった。
仕事も完全に暗礁に乗り上げ、かなりゲッソリ。あーあ。