雑貨というのはこれが実にくだらないのだが、 上記の如きものである。
ガラスの浮票で浮玉の上にはそれぞれ、きんぎょ、いるか、くじらが居る。 玉の下にオモリがあって、水に浮かべると正立する仕組みだ。 店に置いてあった3種類全部買って来た。
用途は不明だ。憶測だが、冷やした飲物などに浮かべるのであろうか? 検索してみたところ、通販で同様の製品があるのをみかけた。 どうやら特にこれといった用途は無いようだ。
ようやくバターを買った。 いつも買物をするスーパ-には、 「バターの風味」とか「半分バター」とか書いてある、代用バターばかりが これでもか、と並んでいる。 誠に非常にげんなりする眺めだ。 レジで俺の前のおばさんの買物篭に、某ソフトとか入ってるのをみると、 「お嬢様!俺の愛するこの店をどうする気だ!?」 と問い詰めたくなる。 戦時中でもあるまいし、 民草は何が悲しゅうて代用バターなどを食べるのであろうか。 余計なお世話か。
ところで、買ったそのバターだが450gで980円もした。 高ぇ。 でも、うちの近所でもようやくバターを買える店ができたのは評価に値する。 以前はそもそも売ってなかったわけで、 それじゃ高いも安いもありゃしまへん。 いま通販の値段と比べてみたら、100円くらいしかかわらないよ。 なんだ、べつに高くないや。
スパゲティも同じ店で売っていた。189円だった。 これも誠にありがたい。今までは、丘を一つ越えて、谷を渡り、 また坂を登ってようやく店にたどりついていたのでな。
関西版「日本の探鳥地」をみると、 春日山原始林というのが掲載されていて、 いうまでもなくこれはうちの近所なのだが、 その怪しい響きに幻惑されて二の足を踏み、今まで行ってなかった。 今日初めて行ってきた。
ここは凄いですね。素晴らしい。
森が深い。森は屋久島カオス系です。 しかも鳥がものすごく多いです。 こんなにたくさんの鳥が居る森は、初めてです。 いわゆる森林性の小型ツグミ類にくわえ、 この季節はカラ類の一家も多い。 カラ類の一家の雛はすぐ近くまで来る。 鳥以外にも、昆虫も非常に多い。 ツヤツヤのかっこいいフンコロガシをみかけたが、 迂闊にもカメラの電池が切れてうまく撮れなかった。
このエリアはサンコウチョウが多いのでも特に有名だそうだ。 確かによく鳴いているが、姿は残念ながら、はっきりとは見られなかった。 声が聞こえる方を凝視していたら、 30mくらい向こうを、長さ50cmくらいの棒が飛んでいたのが おそらくそれであろう。 双眼鏡を構える間もなく姿をくらました。
オオルリも多い。これは沢沿いに普通に見られる。
今回は88mm砲を装備しておらず、写真はナシ。 次回を待て、と言いたいところだが、 なんせ一眼レフじゃないので著しく速写性に欠け、 しかも森は暗くてシャッター速度が稼げないので、 普通にでかけて撮影して帰って来る、 というヌルい段取りでは、難しいかもしれません。
小型ツグミ類は、その声も姿も愛らしく美しいわけですが、 しかも、あんなに小柄なのに東南アジアと日本の間を渡るのです。
しかし、本当に凄いのは、 この原始林から徒歩30分くらいで奈良県庁という事実の方なのかもしれぬ。