メジロが2羽、樹の中で羽づくろいしてたのだが、 そのうち、丸く膨らんで、くっついて寝てしまったのを 家から見ていた。
数分で目覚めた。
腹がふくれると寝るようだ。 とてもかわいい。
あいかわらず、ウスラスズメとか、 ウスラシジュウカラをよくみかける。 今年生まれた鳥たちだ。 ウスラシジュウカラは、腹の縦線が薄く、 途中で消えている。
昨日もヨタカがよく鳴いていた。 夜中に植え込みから奇声が聞こえるもんで、 最初は寝惚けたヒヨドリだと思った。
職場に行く途中で、アマサギを何羽かみかけた。
この時期、頭から首にかけて、オレンジ色になる、小型のサギ。
初めて見る。
けっこう近くに居るので、写真を撮ろうかな、と思ったら逃げた。
C言語の難しいところというのは、じつはC言語じゃないわけです。 C言語自体は非常に簡単で、憶えるのは楽勝です。 特に、最近の機能てんこもりの言語に比べるとシンプルで、 一通り憶えるのは3日もあれば十分でしょう。
憶えるのは簡単ですが、使うのは簡単ではありません。 これは別に珍しい事ではなく、たとえば、 ハンドルを右に切れば、右に曲がる。左に切れば左に曲がる。 ペダルを漕げば進み、ブレーキで止まる。 これを憶えるのは簡単ですが、 自転車競争で勝つのは非常に大変です。 つまり自転車は単純ですが、物事を複雑で困難なものにしているのは、 道路や他の選手など、 いわゆるひとつの「現実世界」ってやつのほうです。 C言語でも事情は同じです。
久々にじっくり工作してみた。
工作らしい工作といえば、今年のメジロ食堂 Ver. 2.0 以来だ。 あれはどちらかといえば quick hack だったが、 今回はどうかな。
作ったのは、自分の部屋の照明器具である。 設計をいろいろと考える。 正多面体でいくことにする。 材料は紙と竹ヒゴだ。 つまり、正多面体チョウチンである。
ところで、立体を柱で作る場合、 頂点における部材の接合には、 剛体接合と、ピン接合の2種類がある。 ピン接合は、接合部の角度が自由なもの。 剛体接合は、接合部に回転モメントがかかっても、 角度が変わらない、がっしりした枠である。
正六面体は、剛体接合でなくては作れない。 頂点で柱がボールジョイントみたいなもので繋がっていたら、 並行四辺形みたいにグニャっと潰れてしまう。 だが、正八面体や、四面体は、頂点がピン接合でも大丈夫だ。 一般に、面が全て三角形でできている立体は、 ピン接合でもちこたえる。 代表的なのが、トラス構造である。 モールトンの自転車や高圧線鉄塔などでおなじみだ。
正20面体は、面が全て三角形だから、ピン接でオッケーである。 では、12面体はどうだろうか?
じっくり考えてみると、12面体はピン接ではもたないことが判る。 頂点で、辺がピン接合されているとすると、 並行な面二つを掴んで、その面と垂直な方向に力を加えると、 鼓のような形に伸びたり縮んだりするからだ。
というわけで、ピン接ではもたない構造に挑戦してみることにする。 12面体でいこう。 12面体は、面が正五角形だから、五角形を作図する必要がある。
幾つか検索してみると、作図法は出て来るのだが、 どれも、ある円に内接する五角形を作図する段取りになっていて、 かならずしも、一辺の長さが与えられた場合の作図法としては自明ではない。 webmasters の irc チャネルで訊いたところ、 たけいさんから このへんの記事 が参考になるのではないかとヒントを貰う。
コンパスが無いので、ノギスで無理矢理作図し、 概ね必要な部材の量を計算する。 竹ヒゴで剛体接合を実現するための工法は、 もっとも悩んだところだが、 継ぎ手を使うことにした。 短い真鍮管を3本、適切な立体角ではんだづけしたものを、 頂点の数だけ、つまり20個製作し、これに竹ヒゴを挿して組み立てるのだ。
まず、段ボールでこういうものをこしらえる。 この溝に、
こんな風に真鍮管をセットしてはんだづけするわけだ。 真鍮管を60本切断し、3つづつはんだづけして20セットの継ぎ手を製作する。 これがけっこう大変で、2時間くらいかかかった。 こういうジグを用意しても、なかなか思うとおりの精度には仕上らないのだ。
さて、これができたら、竹ヒゴを20本切って、組み立てて行く。 今回の工作で一番面白いプロセスだ。
組み立てが終ったら、紙を張る。ぺたぺた。 もうこうなったら、あとは仕上げが残るのみ。
完成。中には最近流行りの、丸い形の蛍光灯を入れてみた。