夏休みが終るまえに自動車学校に行くと、 世界が広がって良いぞ、ということで妻が自動車学校に通っています。
今日は、学科の授業でセンセイが 「歩行者は、はっきり言ってジャマですが、それでもクルマは止まらねばなりません」 と教えてくれたそうです。 さすがです。かなり良い線いってますね。
ずいぶん昔の話だが、横断歩道を渡ってて、クラクションを鳴らした奴を 運転席からひきずりだしたのを思い出した。 クルマ乗ってる奴って、強気なのは乗ってる間だけだ。 ハコに入って窓から外を覗いてると、強くなった気がするのだろうか。 しかもそういう事情は乗っている自分が一番良く判っているのか、 ドアあけたら泣きそうな顔してた。 こうなると、なんかこっちが悪い事したみたいで、ちょっと後味悪いよ。 俺はいじめっ子か、ちゅうねん。
ばかの再生産施設ということで。
クラスやメソドの名前や中身を動的に生成するときに わりと rails でよく使われているコーディングの手口だが、 リフレクションっていうんだそうだ。 まえの会社に居た時、 仕事で rails 使ってて、 ちょっと事情があってコードを追いかけたときに憶えた手口なんだが、 これに名前が付いてると昨日知った。
なかなか味わい深いな、とは思いながら使っていたが、 今、検索すると、ほとんど暗黒面みたいな 扱いの記事を時折みかける。 その扱いは違うでしょう。
プログラミング言語に限らず、 形式的体系の設計上一般的に言えることだが、重要なポイントの一つは 「ぜんぶ」「自分」「無い」の三つをどうするか、というところだ。 この三つの場合には、 その体系の原始的な構成要素がどのように設計されているか、というところが 色濃く出てしまうもので、後づけの誤魔化しが効かないのである。 よくできたシステムというのはこれらの扱いが、 普通の場合の延長線上にあり、納得できる振るまいになっている。 ダメなシステムでは出入り禁止になっていたり、 不可解な挙動を示す。
前記の事情によりリフレクションには、 原始的な構成要素にアプローチする出入口の一つという側面があり、 後付けの便利な機能を失うのとひきかえに得られる自由がある。 これが評価を2分する理由だろう。 だが、それも先に言ったとおり、掟破りの裏技風に 他の諸々の構成要素から独断専行的にはみだしているわけではない。 間抜けはどうせ自分の足を撃つわけで、 それを理由に特段これを危険視するのはおかしいということだ。
放射能マークは何を描いたものなのだろうか? 長年、様々なメディアで、不吉な取り上げられ方をしてきたために、 このマークはおおむねドクロとかハーケンクロイツと同じヤバさ、 という認識が多くの人々の間で共有されているとは思うが、 それじゃ翻って一体これが何を描いているのか? というとこれがいまいち良く解らん。
そこで、探してみた。これがその由来を解説したという文書 である。 ヰキペディアの radiation warning symbol の項目で拾った。
これによると、a design which was supposed to represent activity radiating from an atom. となっており、すなわち、 原子が放射線を出す様子を表現した意匠である。
つまりまんなかのマルが原子で、そこからビビビ… (←ガミラスの場面で流れる変な効果音)と放射線が出ているのである。
学生時分のわしの所属ゼミがあった建物には、 理学部の多くのゼミが入居していた。 理学部というと、わしの居たような理論系の、せいぜい コンピュータをちょっといじるくらいで、あとは専ら紙と鉛筆、 というところばかりではなく、 物理学科、化学科、応用物理などいろんな物質を扱うところも多いわけです。 だから、廊下を歩いているとよく、 扉にこのマークが貼ってありました。
他には、「レーザー」とか「強磁界」とかがありました。 強磁界は、核磁気共鳴の装置とかが置いてある部屋です。
在学中に、その建物の一室が火事になったことがあって、 そのときは、 消防署の特殊部隊が完全装備でボンベまでしょってやってきました。 数学科の先生の部屋がボヤになって黄色い本(Springer と North Holland ですな)がちょっと燃えた だけだったのですが。
鎮火後、その部隊の指揮官みたいな人が新聞屋を相手に 記者会見みたいなのをやってて、 「ここは放射能とかがあるから、新たに編成されたばかりの特殊部隊を 投入した」と得意げに語っていたが、 それを聞いた新聞屋が「放射能」の一語でむちゃくちゃビビってしまい、 消防署のおじさんは 「燃えたのは本だけで放射能は漏れてません。大丈夫、大丈夫です。」と 躍起になっていた。
あんまり大きな声では言えませんが、研究室で被曝するのはよくある事でしてね。 休みまえに同位体を床にこぼして、休み中もそれに気づかずに実験してたら、 休みあけの健康診断で、研究室全員、すげぇ白血球の値を叩き出したりとか。 それに絡んで、その系のゼミの先生には娘しか産まれないとか、 よくわかんない学内伝説があって。 ははは。 最近はどうなんすかね。
オーストラリアで繁殖開始。 8/20すぎに産卵し、本格的な抱卵に入った。 来月20日すぎには生まれる。
falco peregrinus は南極を除く全ての大陸に生息している。
多くの猛禽類は、海上では上昇気流があまり期待できないので、 広い海の上を飛ばないようにしているが、 ハヤブサはあまり気にせず広い海に出て行くのだそうだ。 外洋を航行する船に疲れたハヤブサが降りてくるという話が時々ある。
先日らい、ウグイスにしては小さいし、尻尾も短いのが よくうちの森に来るので、何だろう と思っていたわけですが、 今日、わりかし気合いを入れてじっくり観察してみました。
88mmとかも引っ張り出して、ジックリ。
ムシクイの類を大型の望遠鏡で見るのはちょっと無理があるのですが、 頑張った甲斐がありました。 識別点は以下のとおり。
以上の特徴と、初夏によくうちの森で「ちよちよじー」を聞いたので、 センダイムシクイと結論。 ムシクイのたぐいを識別できたのは、俺としてはかなり素晴らしい。よく頑張った。