バージニア ウルフの同名小説の映画化だそうだ。
ウルフ自体読んだ事がなかったわけですが 映画が非常に面白かったので、読んでみようと思った。 役者も良い感じだったが、音楽も良かった。
と、そのまえに一つ気になった事があって調べてみたら、 思ったとおりだった。つまりこの作品、スペイン語に誰が訳したと思いますか? そう、あのお方ですよ。
JLB です。
読む作家が増えるというのは本が増えるのに比べると 非常に稀な事です。 おそらく、新しいプログラミング言語をおぼえるよりも稀な出来事。 とはいえ、 JLB からウルフは、さほど系統が隔たっているというわけでも無い印象だが。 どんな感じだろうか。 lisp と scheme みたいな感じか? だとしたら、どっちが lisp でどっちが scheme なのか?
何言ってるんだ、おれは。
職場の同僚に借りて、暗記するまで見た。
今年開催された、ある山岳レースで滑落で一人亡くなったらしい。
今年は何年めで、いままでどれくらい事故があったのか知りませんが、 まぁ、そんなこともあるでしょう。
これを機会にというわけでもないのですが、 以前から気になっていた計算をちょっとやってみました。 聞いた話ではアルパインクライミングの20年生存率は半分ということです。 20年で半分になるような一シーズンあたりの生還率とはどれくらいでしょうか? 生還率をp、その初期値を1.0として、0.1%ステップで。
(while (> (expt p 20) 0.5) (setq p (- p 0.001))) p 0.965
一シーズンあたりの生存率は 0.965 なので、 つまり毎年の死亡率は3.5%です。なんとなく実感と合っている印象もある数値。 具体的な数値にしてみると、首筋に死神の気配を感じますね。 人生を充実させるための毒素としては、やや過剰やもしれぬ、と少し思った。 これが「見える化」というやつですか。
今年はその試合で、探検班の後輩、勝田くんが10時間切ったそうです。
日本の美術やものづくりは引き算で、 西洋は足し算なんだって。
削って作っていく。そして、削ったら戻らない。それが引き算式だそうだ。
私には、あまりピンとこない話で、 なぜなら私にとって引き算の人といえば、 まず最初に思い浮かぶのがミケランジェロだからだ。 西洋の視覚芸術史における最大最強の一人、 ミケランジェロの造形手法の核になるのは引き算だ。 彼は、石、すなわち削ったら二度と戻らぬ素材をもって作ったもの以外は、 彫刻とは認めなかった。 コネたりくっつけて作れるものは彫刻の名に値しないのである。 彼によれば、石には最初から彫刻が内蔵されていて、 彼はそれを発見するのである。
引き算式の人はプラトン主義者といえるかもしれない。 抽象的存在の実在性を自明なものとし、 理念は作るのではなく発見されるものなのだ。
でも、そもそも私は思うわけですよ。 足し算引き算という造形方針による分類自体、説得力に欠けるのではないか、とね。 足し算と引き算の両方が無いと群(←数学の)にならないように、 何を作るにも両方が必要でしょう。
エナガが物凄い数で近所の公園を席巻しています。
ウグイスがスーパーの横の植え込みで 「じゃっ。じゃっじゃっじゃっ」 と鳴いていました。 しばらく見ていると、一瞬、姿を見せて、 わしらと目が合った瞬間、「む。迂闊なり」って顔して、 また姿をくらましました。
ビンズイは初見かも。